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ブックマーク / hokusyu.hatenablog.com (93)

  • 人生いろいろ、BIもいろいろ - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/repon/20080507 http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20080507/p1 月額20万のBIですか、大賛成。やりましょう。しかし病気になったり大学に行こうとしたりするとやはりきついので、ついでにぼくがあげた社会保障の充実もやりましょう。所得税60%ですか、素晴らしい。やりましょう。で、それをダンコーガイと議論するんでしたっけ。ダンコーガイが所得税60%に賛成するんですか。 ・・・笑わないね。 このことに関しては珍しくid:inumashさんが正しいことを言っていて、すなわち # 2008年05月07日 inumash inumash 社会 「再分配」を文字通り「金」で行うよりその分を「社会福祉制度の充実」に傾けたほうが費用対効果が良いよ、という話をしないと弾さんとかとは噛み合わなそうな印象。 なのです。しか

    人生いろいろ、BIもいろいろ - 過ぎ去ろうとしない過去
    toled
    toled 2008/05/07
    共産主義の話をしないかぎり、たとえ社会福祉の充実が前提になろうともそれは前進とは認めません。
  • ベーシック・インカムという脅迫 - 過ぎ去ろうとしない過去

    「魚を取ってやるのではなく魚の取り方を教えるのだ」は最近みんなが大好きなたとえですが、実際に先進国が途上国に対してしたことは異なっていて、つまり「魚を直接取るよりも釣りざおをつくって魚と交換してもらえばよいじゃない」と吹き込んだのです。かくして魚が取れなくなって釣り人が魚を売らなくなったとき、可哀想な釣りざお職人は飢え死にしたのでした。 さて、問題はベーシック・インカムです。 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50907051.html ぼくはこんな醜悪な記事を書く人に尻尾を振る人々が全く理解できないのですが、ともあれこれはある種の主張ではあるし、ベーシック・インカムという言葉に踊らされてうっかり賛同したくなる気持ちもわからないではありません。 ポイントは、またしても「選択の自由」です。 ベーシック・インカムが始まれば、当然それで飲んで打っ

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    toled 2008/05/06
  • 「殺すな!」と「殺せ!」 - 過ぎ去ろうとしない過去

    光市母子殺害事件とチベット問題に関するはてな村*1の反応は、サヨク批判はまあ一緒だが、他に関しては一見異なるように見える。だが、実はコインの裏表の関係にすぎないと思う。 ネットを巡回したところ、チベット問題に対して共通して掲げるべき唯一のスローガンは「殺すな!」であるらしい。確かに、複雑な歴史政治の問題が絡み合ったチベット暴動に対して、「殺すな!」だけがあらゆる正義を体現しているかに見えた。それ以上は「蛇足」として扱われた。「殺すな!」に同意してさえ、それ以上の問題について深く言及することは非難の対象になる。自明の正義たる「殺すな!」の貫徹が、最優先事項であったのだ。 しかし、果たして「殺すな!」は自明では無かった。いまやはてな村では「殺せ!」のスローガンで溢れ返っている。ここにおいても持ち出されているのは「社会正義」つまり「正義」の概念であった。「社会正義」のためには、人間を二人も殺し

    「殺すな!」と「殺せ!」 - 過ぎ去ろうとしない過去
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    toled 2008/04/24
    "つまり、「戦略」を批判しているのではなく、要は「味方」になれと言っているにすぎない"
  • ナショナリズムとアウシュビッツ、あるいは国民統合の歴史 - 過ぎ去ろうとしない過去

    *方針:周辺の議論から入るけれども、できれば筋の話もしたいな。 http://www.hirokiazuma.com/archives/000394.html http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20080421/1208736765 http://www.hirokiazuma.com/archives/000395.html http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20080421/1208747769 http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20080421/1208763412 アウシュビッツがナショナリズムと関係あるかどうかは、単純に歴史的事実だけ追っていくと直接の関係は無いように見える。ただし、勿論ナチスがユダヤ人虐殺に至った思想的背景においては、ナショナリズムが関係無いわけがないのであって、というご

    ナショナリズムとアウシュビッツ、あるいは国民統合の歴史 - 過ぎ去ろうとしない過去
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    toled 2008/04/23
    いつか「水伝」批判の批判を書くときに参考にさせてもらいます。
  • どうして逃げないの? - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20080228/1204229625 第二次世界大戦中、ホロコーストによって虐殺されたドイツ国内や周辺地域のユダヤ人たちは、何故さっさとアメリカなりへ亡命しなかったのだろうか? いずれはああいう目に遭うことがわかっていたはずだ。それなのに逃げようとせずに収容所へ送られ、殺されたのなら、それは彼らの選択の結果、自己責任ではないのか? 18世紀末、植民地主義の勃興期において、ドイツの思想家ヘルダーの文化相対主義は、それに対する痛烈なカウンターになっていた。西欧「文明」は非西欧「野蛮」に優越するという啓蒙主義的なヨーロッパ中心主義に対して、ヘルダーは各地方固有の神話・伝承を再評価し、それぞれの地方に根付いた文化・伝統はヨーロッパのそれに劣るものではないと述べ、現地文化・伝統の破壊や西欧文明の押し付けを批判した。『人類歴史哲学考』において

    どうして逃げないの? - 過ぎ去ろうとしない過去
    toled
    toled 2008/04/08
    "「逃げ場」を用意するということは、追い詰められた人だけだなく、追い詰めている人にとっても免罪符となる"
  • 決断主義とチベット - 過ぎ去ろうとしない過去

    中国政府は逮捕した市民や僧侶を即刻解放するべきだし、チベットに対する政治文化・宗教的弾圧は行われてはいけない。もちろんぼくも同意見だし、その素朴な感情において主張を行い、デモに参加し、署名を書き、あるいは他の支援活動に参加することは、正当なばかりでなく事態を少しでも良い方向に近づけていくうえで、必要なことであると信ずる。弾圧にノーを突きつけることに対案は必要ないし、ある問題に声をあげていなかったからといって、別の問題に声をあげる正当性が失われるわけではない*1。 だがしかし、である。自分もチベット問題について何かを言わんと思考してみると、それは多大な困難を伴うものになってしまう。 つまり、われわれが、少なくとも、多少なりとも民族問題とチベットの歴史に関する知識がある者が、チベットの弾圧をやめよというとき、それは単に人身に対しての直接的な弾圧のみならず、数々の法や政策に基づく、政治文化

    決断主義とチベット - 過ぎ去ろうとしない過去
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    toled 2008/03/27
  • アレゴリー化する悲惨体験 - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/sync_sync/20080226 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51009734.html sync_sync氏は、自己責任を痛感すべきだ。もちろん、小飼弾なんかに教えてコールしたことをだが。 ぼくが診断するに、この人は末期の自己責任病患者である。 まずは、「責任」という言葉を一端忘れて、「権利」を行使しているのだと考えてみてはどうか。「私はこの会社で働く責任がある」のではなく、「私はこの会社で働く権利を行使している」のだと。それだけで、世の中の見え方がだいぶ変わってくるはず。自己責任ではなく自己権利。「やむなく」でなく「あえて」、「余儀なくされる」のではなくて「踏み切る」。 いやまさにそれこそ、(人質事件以降)一般的に理解されている意味での自己責任ですから!この考え方が身体に染み付いてし

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    toled 2008/02/28
  • 「米兵が悪いのは当然として」って本当? - 過ぎ去ろうとしない過去

    小田実だったと思うが、次のような主旨のことを言っていた。 市民がカリー中尉*1のような人物を非難しようとするとき、国家は裁判なりをして彼を切り捨てることで難を逃れようとする。もちろんカリー中尉の側にも言い分はあって、俺たちは国家のためにやったのだと主張するかもしれないが、その場合国家は、なるほどあなたたちにそうさせたのは国家かもしれないけれど、ではその国家(政府)を選んだのは誰ですかという話になって、結局市民の側に責任を押し付けられてしまう。そうではなくて、カリー中尉と市民の両方の側から国家を追い詰めていくことは出来ないだろうか。 沖縄の事件ももしかすると同じような話なのかもしれない。「米兵が悪いのは当然として」「少女にも責任が」の論法に何よりもまず違和感があるのは、みんなあまり指摘していないが、沖縄の事件で基地や安保に目を向けている人たちはそもそも「米兵が悪いのは当然として」っていうのに

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    toled
    toled 2008/02/19
    "「米兵が悪いのは当然として」「少女にも責任が」は、間にある社会の問題をスルーすることで成り立っている"
  • 「米兵が悪いのは当然として」「少女にも責任が」 - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://www.asahi.com/national/update/0212/SEB200802120008.html http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080212/plc0802122007008-n1.htm http://koerarenaikabe.livedoor.biz/archives/51126750.html このような事件で「被害者少女にも責任が」などと言ってしまうのはセカンドレイプも甚だしく鬼畜のなせる業である、ということは自明なので論証は不要と思っていたのですが、そのような前提は案外共有されていなかったようでびっくりです。 というか「米兵が悪いのは当然として」と留保しておけば少女をディスってもいいのだと考えている自称中立厨があまりにも多いので、なんとか分りやすくそのような議論には問題があると伝えられないかを頑張

    「米兵が悪いのは当然として」「少女にも責任が」 - 過ぎ去ろうとしない過去
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    toled 2008/02/14
    "…って書くと、本当にたたきかねない人たちだから頭が痛くなるわけですが"
  • 「民民関係」と排除の論理 - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080131-OYT1T00411.htm http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20080203/1202024491 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20080203/1202024491 この話がややこしくなっているのは、ホテル側が日教組と一回契約をしてしまったことにある。 「相手に落ち度が無いのに契約を破棄しちゃいけないだろ常考」という考えにおいて出された高裁判断であるし、日教組を叩きたくてたまらない人たちが「自称中立」を決め込まなければならなくなっているのも、契約破棄はさすがにまずいという良心である。 ただ、もしこの事例が、ホテル側が、明らかに日教組の思想を理由としているのだけど何か別の理由をこさえあげ

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    toled 2008/02/06
    "「やり方がまずかった」ことを問題にすることは、逆に言えば「やり方」が良ければどんな価値だろうが良いということになってしまう"
  • 非難されると気分が悪くなるのでやめてください - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://b.hatena.ne.jp/entry/http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid433.html うーん……。 政策についてまがりなりにも何事かを語ろうとしていたのは、少なくとも橋下よりは熊谷であったと思うけど、まあそれはいい。 いくら政策で勝負したとしても、人権擁護条例をつくると大阪は外国人に占領されてしまうとか、とりあえず公務員叩いて不採算部門を切るのが最もゲンジツテキであり、また自分達の溜飲も下がるので良しと考える人々には結局嫌われるだろうし。 ネガティブキャンペーン自体には効果はあるのだろうし、知名度で勝負している候補者と戦うときの一つの戦略ではあると思うけど、まあそれもいい。 伝えられた事実が真か偽かと人を貶めているかどうかの間には直接的な関係は無いわけで、とにかくどのような事実であろうと、あたかも人を貶める目的で

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    toled 2008/01/30
    "「バカをバカにするとバカはより閉じこもるのでバカをバカにしてはいけない」と言ったりする。あなたそれ完全にバカをバカにした言い方ですよね!?"
  • 「野蛮な」文化について - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20080110/1199954666 http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20080111/1200043013 http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20080115/1200386784 http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20080117/1200559138 http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20080118/1200645505 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080120/p1 文化という面から商業捕鯨を再開するべきだとする人に、「ある文化をよそから批判し、禁止することは是か非か」と問うたならば、そのほとんどが「否」と答えるでしょう。それは、「捕鯨は文化なのであって、よそからどうこう

    「野蛮な」文化について - 過ぎ去ろうとしない過去
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    toled 2008/01/21
  • 徴兵制に反対する作法 - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://www.asahi.com/politics/update/1128/SEB200711280014.html http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.asahi.com/politics/update/1128/SEB200711280014.html 批判するのは良いのだが、どうしてみんな「軍隊は教育機関では無い/徴兵制はコストがかかる」という軍オタみたいなロジック使うかなあ。 「軍事的活動が軍隊において質的な任務であり、徴兵を行うことはその質的な任務に支障をきたすから、徴兵は行われるべきではなく、まして青少年の教育という軍事的活動に関係がない目的でもって徴兵を主張することは、軍隊の来任務を理解しておらず、お花畑である」という論理展開は、軍事ターム以外の文脈で軍事を語るべきでは無いといういかにも軍オタ的な信仰に基づくものであって

    徴兵制に反対する作法 - 過ぎ去ろうとしない過去
    toled
    toled 2007/12/01