【ワシントン=黒瀬悦成】米国防総省は3日、アフリカ東部ジブチで中国人民解放軍基地付近の上空を飛行していた米軍のC130輸送機に軍事用高出力レーザーが照射され、操縦士2人が軽傷を負ったとして、中国政府に外交ルートを通じて抗議したことを明らかにした。 ジブチでは、中国軍が昨年8月、初の本格的な外国基地を開設。中国軍基地の近くには、米軍がイエメンなど周辺地域での対テロ掃討作戦の重要拠点としているアフリカ大陸最大の基地「キャンプ・レモニア」が存在し、米軍は中国軍の動向に警戒を強めていた。 国防総省のホワイト報道官は3日の記者会見で「レーザーを照射したのは中国だと確信している。深刻な事態だ」と強調。この数週間で複数回のレーザー照射が確認されたことも明らかにした。 米軍機への妨害行為の理由について、ホワイト氏は「分からない」と述べるにとどめたが、航空機へのレーザー照射は通常、操縦士らの顔面を狙って行わ
米空軍の無人機「プレデター」(2013年5月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/US AIR FORCE/432nd Wing/432nd Air Expeditionary Wing 【11月22日 AFP】米軍は21日、ソマリアで、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のイスラム過激派組織アルシャバーブ(Al Shabaab)に対する空爆を実施し、戦闘員100人余りを殺害した。米アフリカ軍(AFRICOM)が発表した。 同軍の声明によれば、空爆は21日午前10時半(日本時間午後4時半)ごろ、ソマリア政府との協力の下で行われた。対象となったのは、ソマリアの首都モガディシオ(Mogadishu)の北西約200キロにある拠点。 米軍はこの数か月、ソマリアでの行動を活発化させ、イスラム過激派に対する無人機での空爆を増やしている。 米国防総省は13日、米軍はソマリアでの数日間にわたる空爆
アフガニスタンのバグラム空軍基地で撮影された米軍の無人機「プレデター」(2009年11月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/BONNY SCHOONAKKER 【11月4日 AFP】米軍は3日、ソマリアで活動するイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の戦闘員に対する無人機攻撃を2度実施した。米軍がソマリアでIS空爆を行うのは初めて。米軍当局が発表した。 米アフリカ軍(AFRICOM)は声明で、空爆が行われたのはソマリア北東部で、「数人のテロリスト」が死亡したと明らかにした。 同軍報道官は、現場周辺に民間人はおらず、空爆は「意図した標的に命中した」と説明。今回の攻撃は、ソマリアのISに対する初の空爆となったと付け加えた。 米国はここ数か月にわたり国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のイスラム過激派組織アルシャバーブ(Al Shabaab)に対する空爆を行ってきたが、3日に実施され
(CNN) 米国防総省の報道官は3日、米軍がソマリア南部バナディールで国際テロ組織アルカイダ系のイスラム過激派「シャバブ」に対する空爆を実施したことを確認した。 米軍は2日に行った空爆について成果を検証中としているが、シャバブの地域司令官が死亡した可能性があるという。この人物は、ソマリアの米軍部隊に関する情報収集を担当していたとの情報もある。 トランプ米大統領は今年3月、米アフリカ軍司令部に対し、アフリカ連合(AU)軍とソマリア軍によるシャバブ掃討作戦を支援するために空爆を実施する権限を与えていた。当局者らによると、空爆はそれ以降で2回目だという。 シャバブはアルカイダ系組織の3番手とされ、ソマリアや周辺国でテロを繰り返してきた。 ソマリアのアブドラヒ大統領は今年2月の就任以降、大胆な軍事改革を断行。米軍からは、2013年以来シャバブ掃討部隊に助言している特殊部隊の対テロ顧問50人に加え、
米軍のブラックホーク・ヘリコプター。ソマリアの首都モガディシオで(1993年9月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALEXANDER JOE 【5月6日 AFP】ソマリアで4日に行われた夜襲作戦で米兵1人が戦死した。同国で米軍に戦死者が出たのは映画『ブラックホーク・ダウン(Black Hawk Down)』の題材となった1993年の「モガディシオの戦闘(Battle of Mogadishu)」以来とみられる。 米アフリカ軍(AFRICOM)は声明で、「(ソマリアの首都)モガディシオ(Mogadishu)から西に約65キロに位置するバリイ(Barii)付近で国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のイスラム過激派組織アルシャバーブ(Al Shabaab)掃討作戦を行っていた際に米兵1人が死亡した」と発表した。AFRICOMのロビン・マック(Robyn Mack)報道官はAFPに対し、
米中西部ミズーリ州のホワイトマン空軍基地からシリア空爆のため出撃するステルス戦略爆撃機B2。米国防総省提供(2017年1月18日撮影、同19日提供)。(c)AFP/US AIR FORCE/SENIOR AIRMAN JOVAN BANKS 【1月20日 AFP】アシュトン・カーター(Ashton Carter)米国防長官は19日、リビアにあるイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の複数の訓練キャンプを米軍が空爆し、IS戦闘員80人以上を殺害したと発表した。死者の中には、欧州での攻撃を企図していた者らも含まれていたという。 国防総省は、2機のステルス戦略爆撃機B2を米中西部ミズーリ(Missouri)州の基地から出動させ、34時間かけて北アフリカ入りさせるという、極めて異例の作戦に踏み切った。 コウモリのような形状が特徴的な同機が前回リビアに派遣されたのは2011年。この作戦は、同国で長
リベリア・モンロビアで開催された撤退式(2015年2月26日撮影)。(c)AFP/ZOOM DOSSO 【2月27日 AFP】米国は26日、エボラウイルスの史上最悪規模の流行に見舞われた西アフリカ・リベリアで、対策任務に当たっていた米軍の撤退式典を開催した。約5か月に及んだ任務は、同国での事態回復の兆しが見えるなか、ひとまず終えることとなった。 一時は2800人に達した米軍要員は、流行の沈静化が始まって以降は徐々に規模が縮小されていた。米国防総省は、4月末までに「ほぼすべての」部隊を帰還させる予定と発表している。 今回の任務を指揮したゲイリー・ボレスキー(Gary Volesky)少将は「今日みられる事態進展の重要性は、単なるエボラ出血熱の疑いを含めた新患者数の減少以上の意味を持つ」と語り、「この進展は、リベリア国民が正常な暮らしに戻ることができるということでもある」と述べた。 今後につい
(CNN) 米軍は1日、ソマリアでイスラム過激派組織「シャバブ」に対する軍事作戦を実施した。国防総省のカービー報道官が発表した。 同報道官は「作戦の成果を調べている。しかるべき時期に詳細を発表する」と述べた。 シャバブはイスラム原理主義国家の樹立を主張し、ソマリア国内や隣国ケニアなどでテロ攻撃を繰り返している。 米政府は2008年3月にシャバブをテロ組織に指定。過去1年間に少なくとも2回、ソマリアでシャバブ指導者を狙った作戦を実施している。 また、アフリカ連合ソマリア・ミッション(AMISOM)が同日発表したところによると、ソマリア軍はAMSOMの援護を受けて、シャバブ支配下の複数の主要な町を奪還した。声明によると、シャバブはほとんど抵抗せずに逃走したという。 首都モガディシオでは先月31日、国家情報治安機関(NISA)の刑務所がシャバブの集団に襲われ、警備員3人と一般市民2人が死亡、15
週刊??軍事ニュースです! 今回は平成26(2014)年6月17日から6月19日です。 中国の人民解放軍が人手確保のために入隊基準を緩和するそうです。世界各国の軍では人手不足が常態化している(やはりキツイことはしたくありませんので)ので、入隊基準を緩和する方向にはなってきています。他には兵役期間の短縮(徴兵制の国に多い)があります。 人はいても有用な人材が不足しているというのはどこでも同じようです。 他にはイラク情勢、防衛装備庁が設置される予定であること、防衛省が装備品の開発・調達に関する基本方針を作ったことなどが報じられています。 ---------------------------------------------------------------------- ※記載された日付は報道された日付です。 ※情報元はリンク先です。各社の保存期限によりリンク切れの場合があります。 ※記
週刊??軍事ニュースです、今回は平成26(2014)年6月3日から6月5日です。 自衛隊の活動に関する新しい基準が政府から示されています。いままでの基準は「軍部の暴走」など軍隊への不信から作られたものですが、かえって「政府の暴走」で軍部以上に軍事に対して無責任な仕組みを作っています。 他には、米国が東欧諸国への支援強化を表明したこと、米国で最近帰還した軍曹への疑惑浮上などが報じられています。 ---------------------------------------------------------------------- ※記載された日付は報道された日付です。 ※情報元はリンク先です。各社の保存期限によりリンク切れの場合があります。 ※記事内に動画がある場合、動画再生の際には音量にご注意ください。 -----------------------------------------
オバマ米大統領は5日、ホワイトハウスでアフリカ東部ジブチのゲレ大統領と会談した。オバマ氏は会談冒頭、在ジブチ米軍基地の使用期間の長期延長で両国が合意したことを記者団に明らかにした。AP通信によると期間は10年間で、使用料は毎年6300万ドル(約64億円)。 ジブチの米軍キャンプ・レモニエには、ソマリア沖アデン湾の海賊対策などを目的に米兵ら約4千人が駐留。使用期間は新たな交渉なしで、さらに10年間更新することも可能という。ジブチには海賊対策に当たる日本の海上自衛隊の拠点もある。 オバマ氏は会談冒頭に、ソマリアのイスラム過激派アルシャバーブは「東アフリカ全体で活動している」として地域の脅威だと指摘。アフリカ東部の米軍拠点としてキャンプ・レモニエの「特別な重要性」に言及した。(共同)
南スーダンでアメリカ人の救出作戦を行っていたアメリカ空軍のCV-22オスプレイ3機が被弾し、ウガンダのエンテベに緊急着陸したとアメリカ軍アフリカ軍団(United States Africa Command:AFRICOM)が発表しました。 CV-22は南スーダンのボル(Bor)でアメリカ人の救出作戦を展開。町に近づいたところ、被弾したもので、砲撃した勢力は現地点では不明としています。搭乗していた4名が負傷したものの状態は安定しており、いずれも病院で手当を受けているとしています。なお、被弾により、救出作戦は中止されました。 南スーダンではクーデター未遂による戦闘が発生、このため民間航空機の運航にも支障がでており、アメリカ、イギリスなど救出活動を展開しています。
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