イラク・モスルの旧市街の中を進むイラク軍対テロ部隊の隊員(2017年7月3日撮影)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE 【7月4日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の掃討作戦が大詰めを迎えているイラク第2の都市モスル(Mosul)では、ISの激しい抵抗や相次ぐ自爆攻撃により、政府軍が難しい戦いを強いられている。イラク軍対テロ部隊(CTS)の司令官らが3日、明らかにした。 CTSを指揮するアブドルガニ・アサディ(Abdulghani al-Assadi)陸軍中将は、旧市街は路地が狭く建物が密集していると説明し、「旧市街の構造のため、戦いは日々困難になっている」と述べている。 イラク軍はこの数か月間、モスル西部の旧市街を包囲してきたが、地理的な問題に加え、多数の市民が居住していることから、戦いは極めて難しいものになっている。 同じくCTSの司令官であるサミ・アリディ(