文部科学省の大学設置・学校法人審議会は、来春新設の大学と大学院の認可について答申を出したそうだ(朝日新聞)。このうち、宗教法人「幸福の科学」関係の学校法人「幸福の科学学園」が申請した幸福の科学大(千葉県長生村)は、「科学的合理性を立証できていない「霊言(霊言集)」を教育の根底に据え、大学の目的を達成できるとは認められない」として「不可」と答申した。 この大学を巡っては、審議途中に「幸福の科学」創始者で学園創立者の大川隆法氏が著したとされる大学新設関連本が法人グループから審議会委員や文科省幹部に多数送られたため、「認可の強要を意図すると思われるような不適切な行為は極めて遺憾」と異例の報告も行われたという。