生活の中で使われた明かりの変遷を紹介する企画展「すこし前のくらし~灯(とも)す~」が、岩沼市の市民図書館ふるさと展示室で開かれている。 市内の民家などに保管されていた照明道具約50点を展示。江戸から明治、昭和へと、明かりの種類が炎から電気へと移っていく時代の変化が見て取れる。 石にぶつけて火を起こす「火打ち金」、盆に軒先などにつるした「盆灯籠」、おけ形の容器にろうそくをともす携帯用ランプ「龕灯(がんどう)」など珍しい道具が並び、来場者は興味深げに見入っていた。 4月24日まで。開館は午前10時~午後5時(月曜休館)。入場無料。