東京電力福島第1原発事故後に福島県が実施している県民健康調査で、甲状腺がんと診断された患者ら9家族でつくる「311甲状腺がん家族の会」は12日、患者に実施された手術の実態解明を求める要請書を、健康調査検討委員会の星北斗座長(同県医師会副会長)に提出したことを明らかにした。 健康調査では昨年末までに、事故当時18歳以下だった166人が甲状…
教科書執筆から思うこと 渡邊 隆弘 周知の方も多いと思うが,目録法の世界は「FRBR(書誌レコードの機能要件)」(1997)の概念モデルを基盤とした再構築がめざされ,新たな「国際目録原則」の発表(2009),「AACR2(英米目録規則第2版)」に替わる準国際的な目録規則「RDA(Resource Description and Access)」の刊行(2010)と北米等での本格適用(2013~)など,激変があった。『日本目録規則』(NCR)も,筆者も所属している日本図書館協会目録委員会と国立国会図書館収集書誌部との共同作業で,2017年度完成をめざして条文案の部分公開等を行っている最中である。 ここでいきなり私事にわたってしまうが,2015年の夏から冬にかけて,「目録法」「書誌コントロール」の2章を分担執筆している某社の「情報資源組織論」教科書の改訂作業に取り組んだ。執筆時期でいうと,最初
絶版、辞書も 奥州市水沢区佐倉河の水沢図書館(及川一康館長)に設置された「本のリユース(再利用)コーナー」が人気だ。個人が読まなくなった図書を持ち寄り、欲しい人が無料で持ち帰ることができる取り組み。登録や手続きの必要がなく、掘り出し物を求めて来館者が自由に利用している。 コーナーには、市民が不必要になった小説や漫画をはじめ、絶版になった書籍や辞書までもが並ぶ。同館の入り口そばに本棚を一つ設けたシンプルなスペースだが、改まった手続きなどが要らない分、「気軽に利用してもらえている」(同館)という。 市民から「要らない本を図書館で引き取ってくれないか」という問い合わせがあったことが背景にある。及川館長は「行き場をなくした本でも、中には必要だと感じる人もいる。この取り組みを通じ、図書の再利用につながれば」と話している。 コーナーを利用する際に提供、受け取りともに冊数の制限はない。ただ、青少
未来型図書館を備えたパブリックスペース「COMMON EBISU」が、2016年4月15日(金)恵比寿ガーデンプレイスにオープンする。 未来型図書館「感想文庫」とは、読み終わった本を寄贈することができるスペース。寄贈者は本に感想を書くことで、次の読者にそのメッセージがつながり‟本が人と人をつなぐ”役割を担っていく。 ここでは、誰もがゆっくり読書ができ、本を借りることができる。また本棚に設置されいるアナログレコードも自由に視聴することが可能。「タウンミーティング」の場やワークショップ・トークショーの場としても機能していく予定だ。 4月20日(水)には、コピーライターの阿部広太郎と恵比寿新聞編集長の高橋賢次をゲストに招き、キックオフイベントを開催。また、4月27日(水)には、ジャーナリストの堀潤と学ぶ月に一回のワークショップ「伝える人になろう講座」も行われる。 【詳細】 COMMON EBIS
英タイムズ紙の日曜版サンデー・タイムズのデータチームが、パナマの法律事務所モセック・フォンセカ社から流出したいわゆる「パナマ文書」中に登場する人名を検索できるサービスを公開しています。 同サービスではOpenCorporates APIを利用し、パナマ文書中に登場する37,000の人名について、検索し、関連する企業名やその企業との関わり方等を閲覧できるようにしています。 The Sunday Times Investigates PANAMA PAPERS http://features.thesundaytimes.co.uk/web/public/2016/04/10/index.html Searchable Database: 37,000 Names Linked to Mossack Fonseca Companies in Tax Haven Of Panama(LJ inf
東京大学の入学式が12日、東京都千代田区の日本武道館で行われ、新入生約3100人や保護者ら計8000人以上が出席した。 五神 ( ごのかみ ) 真学長は式辞で「うわべの知識をうのみにせず、情報の洪水にのみ込まれない『知のプロフェッショナル』になってほしい」と指摘。その上で、「皆さんは毎日、新聞を読みますか。新聞よりもインターネットやテレビでニュースに触れることが多いのではないでしょうか。ヘッドラインだけでなく、記事の本文もきちんと読む習慣を身につけるべきです」と述べた。 昨年、ノーベル物理学賞を受賞した東大宇宙線研究所の梶田隆章所長(57)も来賓として出席し、「学問や実社会の最先端に立つと、予期せぬことを問題としてとらえる力が必要になる。問題や課題を見つける意識を持ってほしい」と祝辞を述べた。
広島城(広島市中区)の見学に繁華街での夕食――。 厳戒な警備が求められる米国のケリー国務長官一行の11日の会合終了後の「予定外の行動」に、広島県警は迅速な対応を迫られた。 午後6時10分頃、 割烹 ( かっぽう ) ・安芸茶寮(中区)にケリー氏一行が到着、報道陣に手を振りながら店に入った。店によると1時間半かけて、ケネディ駐日米大使らと共に、すしやよもぎ豆腐などを食べたという。10日、関係者から来店の打診があり、同店では「いきなりだったので驚いた」。 午後3時40分頃にも一行は広島城を訪問、天守閣から原爆ドームなどを眺めた。案内役を務めた中木啓・同城館長によると、来訪は県警などから直前に伝えられたという。「突然の訪問で驚いたが、熱心に見ていただけた。天守閣は原爆で倒壊し、復元されたことなどを説明したが、(ケリー長官は)うなずいているようだった」。
1年半前、「消費増税先送り」を掲げて衆院解散を表明した安倍首相。この時、国民に2017年4月の増税は「確実に実施する」と約束していたが……=神戸市中央区で、宮嶋梓帆撮影 来年4月の消費税10%への引き上げ先送り論が活発化してきた。相変わらず懐の寒い庶民には、増税延期は朗報に聞こえる。しかし、待てよ。安倍晋三首相応援団が合唱する「今増税したらアベノミクスは挫折するから延期しろ」って? そもそも恩恵を実感していないのに。本当に喜んでいいのだろうか。【吉井理記】 ♪手間は下がるし物価は上がる ノーヤ/それで文句も ナンギナモンダネ/トツアッセー/言わせない マシタカ ゼーゼー 日露戦争後の1907年、増税にあえぐ庶民の気持ちを歌った、その名も「増税節」。「ゼーゼー節」とも呼ばれる。賃金下がって物価は上がる。難儀な世の中、圧政で文句も言えず「増したか税税」−−。明治・大正期の世相を風刺した演歌師、
富山県南砺市内の国道156号で2014年6月、スポーツカー「トヨタ2000GT」が倒木の直撃を受けて大破し、けがをしたのは県が管理を怠ったためとして、所有者の男性と運転していた男性(いずれも奈良県在住)が県を相手取り、車代や治療費など総額約3900万円の損害賠償を求める訴えを奈良地裁に起こした。同車は全国に約100台しかない…
バドミントン男子シングルス世界ランク2位の桃田賢斗(21=NTT東日本)らが過去に違法賭博を行っていた件で、日本バドミントン協会は10日、都内で臨時理事会を行い、処分を決定した。桃田は日本代表の指定解除、無期限の競技会出場停止で、リオデジャネイロ五輪出場は消滅した。日本協会は更生プログラムを課すことを検討。今後の言動次第で大会出場資格が復活し、20年の東京五輪出場の可能性があることも示唆した。12年ロンドン五輪代表の田児賢一(26=NTT東日本)は無期限の登録抹消となった。 14年10月から3カ月間、計6回程度の賭博行為を行った桃田に「無期限競技会出場停止」という重い処分が下された。田児の「無期限の会員登録抹消」とあわせ、日本バドミントン協会の歴史で前例のない厳しい決定だった。 20人による臨時理事会後に会見した銭谷欽治専務理事(63)は「一般の方からいただいた永久追放とか、寛大な処分を、
バドミントン男子シングルス世界ランク2位の桃田賢斗(21=NTT東日本)らが過去に違法賭博を行っていた件で、日本バドミントン協会は10日、都内で臨時理事会を行い、処分を決定した。12年ロンドン五輪代表の田児賢一(26=NTT東日本)は無期限の登録抹消となった。 田児が愛してやまなかったバドミントン人生は、ほぼ終わった。最も重い永久追放に当たる除名こそ逃れたが、競技に関わるいっさいの活動を禁止された。「過去に代表合宿や会見など、自分の都合で参加しないことも多かった」(日本バドミントン協会銭谷専務理事)。その奔放さが魅力だったが、法という一線を踏み越しては言い訳ができない。日本協会や世界連盟が関知しない海外リーグでプレーすることは可能だが、周囲がそれを許さないだろう。
バドミントン男子シングルス世界ランク2位の桃田賢斗(21)、ロンドン五輪代表の田児賢一(26)らがカジノ賭博を行っていた問題で、所属先のNTT東日本は12日、2人を含む同社の7人が加えて、闇スロットも行っていたことを明らかにした。11日に処分を発表した際には、調査で分かった新たな事実は公表していなかった。 同社広報部によれば、違法スロット店に出入りしていたのは違法カジノ店に訪れたのと同時期で、田児は20回程度訪れ約50万、桃田は5回程度で数十万負けたという。 また、8日の会見では、桃田は違法カジノ店へはすべて田児とともに訪れたとしていたが、新たな調査でそのうちの1度、一般女性と2人で訪れていたことが分かった。
戦国武将の荒木村重が一時居城とした有岡城と、江戸時代に酒造業で栄えた伊丹郷町の跡地の「有岡城跡・伊丹郷町遺跡」(伊丹市)について、伊丹市教育委員会は16日、発掘調査の進捗(しんちょく)状況を担当者が解説する現地説明会を開催する。 同遺跡は市中心部にあり、東西800メートル、南北1・7キロに広がる。 JR伊丹駅前再開発に伴い、市教委が昭和50年から発掘。これまで、戦国時代の有岡城の堀跡や江戸時代の酒蔵跡などが出土した。 今回は、マンション建設に伴い、2月中旬から遺跡の一角約400平方メートルの調査を実施。戦国時代の城下町で、侍が住居を構えた「侍町」として栄えたとされる地域で、担当者は「屋敷跡など重要なものが出てくる可能性が高いので、ぜひ足を運んでほしい」と話している。 説明会は午後2時から。参加無料。見学は4時まで(入場は3時半まで)。問い合わせは市教委社会教育課(072・784・8090)
大型のシステム障害の詳細が見えてきた。全日本空輸(ANA)が2016年3月22日に起こした国内線旅客システム「able-D(エーブルディ、以下では便宜上開発コード名のANACore:アナコアと称す)」のシステム障害では全国49の空港で搭乗手続きができなくなり、ANAと提携航空会社5社の合計で719便、7万2100人以上に影響を及ぼした。インターネットや予約センターでの予約などもできなかった。 ANAは障害発生から8日後の3月30日に経緯や原因を公表、さらに4月11日に弊誌のメール取材に応じ、一段詳しい真相が判明した。 4台のSuperdomeをRACでクラスタリング 今回のシステム障害の中身は3月20日のニュースで報じた通り、4台のデータベース(DB)サーバーが停止したというもの(関連記事:ANAシステム障害の原因判明、シスコ製スイッチの「世界初のバグ」でDBサーバーがダウン)。今回、弊誌
「このライブに行かなければむこう10年は後悔するな」と思ったのである。 BABYMETAL、イギリスのウェンブリー・アリーナでワンマンライブ。収容人数は一万人を超える。 推しを見るとかレスをもらうとかもはやそういうレベルではない。 日本の音楽史上、歴史に残るおもしろいことがそこで起きようとしている。 この目で見届けなければ!!という謎の使命感とワクワクに煽られて、英語サイトで四苦八苦してチケットをとった。 推しの推しグッズを日本から届ける 一緒に行くドルヲタ仲間はイギリスに発つ前日に別のライブを控えていた。 3/31の東京ドーム。そう、アニメ「ラブライブ!」で人気を誇るμ'sのFinalライブである。 5時間立ちっぱなしのライブを終え、準備をして早朝の羽田空港で会ったその人は 「最愛ちゃんのためにのんたんグッズをゲットしてきたから……!」 と寝不足の顔で誇らしげに笑った。 注:BABYME
以下の沖縄タイムスの記事を読んだ。 http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=163217 なんで沖縄タイムス?と思ったが、それはともかくとして(配信元は共同通信であるし)、注目すべき点は以下の部分である。 大学進学率が頭打ちの中、今後18歳人口の急速な減少が見込まれ、主に地方で定員割れが続く私立大の経営は一層厳しくなる見通し。一方で地方創生を担う人材育成も求められており、文科省は、私立だけでなく国公立も巻き込んだ再編で、地方大学の教育力や財務基盤を強化したい考えだ。 主に教員養成系の国立大と地方の私立大の扱いが焦点になるとみられる。(共同通信) ここだけを見れば、経営が厳しい私立大学を救済するために国公立大学との再編を行うことを視野に入れる、という風に見える。 しかしながら、実態は逆ではないか。 すなわち、運営が苦しくなってきた地方の国立大
社会での女性の活躍を促進するため、企業が支給する「配偶者手当」のあり方を議論してきた厚生労働省の検討会(座長・阿部正浩中央大教授)は11日、配偶者の就業調整につながる手当は、見直しが望ましいとする報告書をまとめた。 報告書は、現行制度の影響で家庭を持つ女性が就労時間を制限する「103万円、130万円の壁」が生じているとして、配偶者の働き方に配慮した制度への見直しを提案。労使の合意を前提に、配偶者手当を廃止して基本給に組み入れたり、配偶者への支給を減額し、子ども手当を増額したりする事例を紹介した。
カフェや個人宅にメッセージを添えたお気に入りの本を持ち寄る本棚のような私設図書館「まちライブラリー」が注目されている。読んだ人はカードに感想を書き込み、見知らぬ人同士が交流できるのが魅力だ。自分の興味とは異なる本を知るきっかけにもなり、平成23年に大阪で始まった取り組みは全国約300カ所に拡大。16日から大阪で大規模な交流イベントも開かれる。 まちライブラリーは、カフェやオフィス、個人宅、寺、病院など、街の一角に設置された私設図書館。市民が寄贈した本の貸借を通して人と人の出会いを促すのが目的だ。本には寄贈者のメッセージがつけられており、読んだ人が感想を書き込む欄もある。 森記念財団(東京)でまちづくりや教育事業に携わる礒井(いそい)純充(よしみつ)・大阪府立大客員研究員(58)が提唱。平成23年に大阪市中央区のビルの一室で始まった。礒井さんが代表理事を務める一般社団法人「まちライブラリー」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く