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ブックマーク / www.47news.jp (379)

  • 修理費の過大請求、1万6千件 トヨタの系列販売店11社

    認証不正問題で揺れるトヨタ自動車の系列販売会社で、整備や修理費の過大請求が相次いでいる。ここ1年半ほどで11社が公表し、事案の合計は1万6千件に上る。交換していない部品を代金に計上したり、板金塗装で実際よりも高額の請求をしたりしていた。トヨタ体も問題を把握しており「不適切な対応を重く受け止めている」とした。 札幌トヨタ自動車(札幌市)は5月31日、リース会社から受け付けた過去10年(2014~23年)の整備作業で7578件、計約6900万円の過大請求が見つかったと明らかにした。 実際にはしていない作業の工賃や、交換していない部品の代金を店舗の評価を上げるために計上した。「売上目標必達」という強いプレッシャーなどが不正の背景にあったと説明した。 ネッツトヨタ千葉(千葉市)も修理していない部位の代金を保険会社に請求し、件数は1687件に上った。NTP名古屋トヨペット(名古屋市)は先進安全装置

    修理費の過大請求、1万6千件 トヨタの系列販売店11社
  • 写真家の吉田ルイ子さん死去 「ハーレムの熱い日々」

    著書「ハーレムの熱い日々」などで知られる写真家の吉田ルイ子(よしだ・るいこ、名類子=るいこ)さんが5月31日、胆管がんのため死去した。89歳。北海道出身。葬儀は友人らで行った。 朝日放送アナウンサーなどを経てフルブライト留学生として渡米し、フォトジャーナリズムを学んだ。ニューヨークの黒人が暮らす貧しい地区での交流を写真に収め、文章でつづった「ハーレムの熱い日々」を1972年に刊行し、注目された。 89年に日ジャーナリスト会議(JCJ)特別賞、2003年に東川賞特別作家賞を受賞。著書に「南ア・アパルトヘイト共和国」「わたしはネコロジスト」など。

    写真家の吉田ルイ子さん死去 「ハーレムの熱い日々」
  • 法隆寺に飛鳥時代の落書き 金堂火災後に発見、天井板に

    奈良県斑鳩町の世界遺産・法隆寺金堂(飛鳥時代)の建立時に天井板に描かれた男性の顔の落書きが1949年の火災で焼損した部材に残っており、その写真が昨年刊行された「法隆寺金堂古材調査報告書」で掲載されていることが25日分かった。文化審議会は5月にこの天井板を含む約3200点を貴重な部材として国宝に追加指定するように答申した。報告書を担当した奈良県文化財保存事務所の岩永雄一郎主査は「この落書きの写真公開は初めてではないか」としている。 金堂からは45年の解体修理の際に約20点の顔の他、漢字、馬など200点以上ともされる落書きが発見されたが、今回の天井板は取り外されず、落書きは見つかっていなかった。 東京国立博物館の清水健主任研究員(仏教美術史)は「飛鳥時代の世俗的な絵は希少だ」と評価。東京芸術大の有賀祥隆客員教授(東洋日美術史)は「金堂建立に関わった絵師仕事仲間を描いたのだろう」と話している

    法隆寺に飛鳥時代の落書き 金堂火災後に発見、天井板に
  • 解任のロシア軍司令官を逮捕 前線の窮状訴え、詐欺容疑

    ウクライナ侵攻に参加するロシア兵の窮状を軍上層部に訴えて昨年解任されたロシア南部軍管区第58軍の元司令官イワン・ポポフ少将が、詐欺容疑で逮捕された。タス通信などが治安当局者の話として21日伝えた。逮捕は17日付。容疑の詳細は不明。 ポポフ氏は昨年7月公開された音声メッセージで、前線で敵の攻撃に対策が取られず、情報収集も不十分で死傷者が多数出ていると主張。兵士が疲弊しているとして部隊交代を訴えた。ゲラシモフ参謀総長に直訴したが拒否され、プーチン大統領に直接報告する意思を示した後に解任されたという。部下の信頼は厚かったとされる。(共同)

    解任のロシア軍司令官を逮捕 前線の窮状訴え、詐欺容疑
  • 中国大使の「火の中」発言に抗議 日本政府「極めて不適切」

    中国の呉江浩駐日大使が日台湾の関係を巡り、中国の分裂に加担すれば「日の民衆が火の中に引きずり込まれる」とした発言に対し、日政府が外交ルートを通じて「極めて不適切だ」と厳重に抗議したことが分かった。政府筋が21日、明らかにした。 呉氏は20日、日の超党派議員団による台湾総統就任式への出席を「台湾独立勢力を公然と後押しした。断固反対する」と非難した上で「火の中に」と強くけん制。昨年4月にも記者会見で同様の発言をし、日政府が抗議した経緯がある。

    中国大使の「火の中」発言に抗議 日本政府「極めて不適切」
  • 国連車両に攻撃、職員1人死亡 地上作戦のガザ南部ラファ

    【エルサレム、ニューヨーク共同】パレスチナ自治区ガザで続くイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘で、国連は13日、ガザ最南部ラファで職員が車で移動中に攻撃を受けて1人が死亡、1人が負傷したと発表した。死者の国籍など身元の詳細は明らかにしていないが、パレスチナ人の現地職員ではないという。現地スタッフ以外の国連職員の死亡は昨年10月の戦闘開始後初めて。誰が攻撃したかは明らかになっていない。 グテレス事務総長は調査を要求、戦闘休止と人質解放を改めて求めた。ラファではイスラエル軍が限定的地上作戦を展開中で、民間人被害の拡大に懸念が強まっている。 国連によると、死傷した2人は現地で活動する国連職員の安全確保を担当する安全保安局に所属。「UN」と書かれた車両で、病院の状況確認のため移動中だった。ヨルダン外務省は負傷したのは自国民とし、イスラエルを非難した。 イスラエルのネタニヤフ首相は13日の式典で戦

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  • 【速報】「制限時間過ぎたので音量ゼロに」と環境省

    水俣病の被害者側と伊藤信太郎環境相の懇談の場で被害者側の発言が制止された問題で、環境省の担当者は7日、「制限時間を過ぎたので職員がマイクの音量をゼロにした」と説明した。

    【速報】「制限時間過ぎたので音量ゼロに」と環境省
  • 発言制止、環境相の謝罪要求へ 水俣病団体「暴挙」と抗議

    水俣病被害者・支援者連絡会(熊県水俣市)は7日、伊藤信太郎環境相との1日の懇談で被害者側の発言中にマイクの音量を下げられるなどして途中で制止された問題について「被害者たちの言論を封殺する許されざる暴挙」だと抗議した上で、環境相に謝罪を要求する方針を明らかにした。十分に時間を取った意見交換の場を改めて設けることも求めた。8日にも要望書を送付する。 環境省の担当者は7日、取材に対し被害者側が発言した際のマイクの運用について「制限時間を過ぎたので職員が音量をゼロにした。以前からこうした運用をしていた」と説明した。 懇談は水俣病患者らでつくる8団体と伊藤氏が出席し、水俣市で開かれた。団体側の代表者らの発言中、設定された3分の持ち時間が過ぎた際、進行役の環境省職員によってマイクの音量が下げられるなどしたケースが相次いだ。 要望書は「環境省が行うべきは、被害者たちに真摯に向き合い、施策を具体化するこ

    発言制止、環境相の謝罪要求へ 水俣病団体「暴挙」と抗議
  • 川島芳子断髪前の写真発見 10代の姿、長野で撮影か

    旧日軍のスパイとして活動したとされる清朝の王女川島芳子が、10代を過ごした長野県松市などで撮られたとみられる写真が2枚、見つかった。「男装の麗人」とも呼ばれた川島の断髪前の姿に、所有者は「激動の人生が始まる前の表情をとらえた貴重な写真だ」と話す。 川島は1907年に清朝粛親王の王女として生まれ、日人、川島浪速の養女となった後、松市の旧制松高等女学校に一時通った。2枚はいずれも、松市文書館の木曽寿紀専門員(31)がインターネットオークションで入手したもので、退学して養父の秘書になった頃のものとみられる。 このうち、傘を差して別の女性と写ったものは、当時の新聞記者が所有していたアルバムにあり、台紙には24年に松市の山荘で撮影したと記されている。

    川島芳子断髪前の写真発見 10代の姿、長野で撮影か
  • 東大寺東塔は高さ68メートル 奈良時代創建、1世紀の論争決着

    奈良時代の764年ごろに完成し、平安末期に焼失した東大寺(奈良市)の創建時の東塔について、奈良文化財研究所は25日、高さ約68メートルの七重塔だったとする復元案を作成、発表した。明治時代から続いた高さ約23丈(約68メートル)説と約33丈(約97メートル)説の約1世紀を超える論争に奈文研は「決着を見た」とした。68メートルでも奈良時代の木造塔としては、現存する奈良市の薬師寺東塔(約34メートル)を大きく上回り、「創建当時は国内で一番高かっただろう」としている。 創建時の東大寺には大仏殿の南に東塔、西塔があった。東塔は鎌倉時代に再建されたが、室町時代に落雷で再び焼け落ちた。鎌倉時代の塔は記録では高さ32丈(約96メートル)だったという。 創建時の東塔の高さは、写によって「23丈」や「33丈」とする史料があり、見解が分かれていた。奈文研は33丈説の根拠とされた文献「朝野群載」の写を調べ、江

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  • 旧ジャニ、英BBCに抗議 性加害問題の番組で

    SMILE―UP.(スマイルアップ、旧ジャニーズ事務所)は25日、性加害問題を取り上げた番組で、東山紀之社長の発言を意図的にゆがめて放送したとして英BBC放送に厳重に抗議し、訂正と謝罪を求める文書を送ったと発表した。 スマイル社は、3月放送の「捕者の影 ジャニーズ解体のその後」で、インタビューを受けた東山社長の発言が来の趣旨と異なって放送されたなどと主張した。 番組では、中傷する人たちに言うことはないか、と問われた東山社長が「言論の自由もあると思う。僕は別に誹謗中傷を推奨しているわけでもなく、多分その人にとってはそれが正義の意見なんだと思うときもあります」と語ったと放送。スマイル社は「なるべくなら誹謗中傷はなくしていきたいと僕自身も思っています」との発言が省略されたと訴えている。 BBCは「現在、抗議文書の内容を精査しており、コメントは差し控える」としている。

    旧ジャニ、英BBCに抗議 性加害問題の番組で
  • 新生Vポイント多難な船出 開始初日からトラブル

    三井住友フィナンシャルグループの「Vポイント」とカルチュア・コンビニエンス・クラブの「Tポイント」が統合した新生「Vポイント」は、開始初日の22日からトラブルが発生し、23日も影響が続いた。統合で存在感を高めてポイント経済圏で先行する携帯各社に対抗する狙いだったが、多難な船出になった。 Tポイントは、アプリでVポイントと連携させることで新Vポイントとして合算できる仕組みをつくった。今回このプログラムに不具合が起き、三井住友カードの「Vpass」アプリなどで22日からポイント残高が表示されなかったり、利用できなかったりした。

    新生Vポイント多難な船出 開始初日からトラブル
  • Colabo弁護団「悪質な誹謗中傷ビジネスだ」 「暇空茜」名誉毀損訴訟が結審 7月18日判決

    インターネットでの深刻なデマ拡散や誹謗(ひぼう)中傷で名誉を傷つけられたとして、虐待や性搾取の被害少女らを支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」と代表の仁藤夢乃さんが、交流サイト(SNS)で ... 記事全文を読む

    Colabo弁護団「悪質な誹謗中傷ビジネスだ」 「暇空茜」名誉毀損訴訟が結審 7月18日判決
  • 利用率に関係なく健康保険証廃止 マイナカード一本化で厚労相

    武見敬三厚生労働相は18日の参院厚労委員会で、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」の利用率に関係なく、12月に現行の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に一化すると述べた。政府は12月2日から健康保険証の新規発行を停止し、廃止すると既に決定している一方、3月のマイナ保険証利用率は5.47%と低迷している。 武見氏は、廃止後も最長1年間は現行の健康保険証を使える猶予期間があり、マイナ保険証を所有していない人には「資格確認書」が発行されると説明。「利用率にかかわらず、12月以降の医療機関受診に支障が生じるとは考えていない」と強調した。共産党の倉林明子氏への答弁。

    利用率に関係なく健康保険証廃止 マイナカード一本化で厚労相
  • 【速報】志賀原発1号機で原子炉下部の部品脱落

    北陸電力志賀原発1号機(石川県)で、原子炉下部にある制御棒関連の部品が脱落していたことが17日の原子力規制委員会の会合で報告された。北陸電によると、能登半島地震の影響とみられ、安全上の問題はないとしている。

    【速報】志賀原発1号機で原子炉下部の部品脱落
  • 丸川元五輪相の告発状を再送 裏金巡り弁護士ら

    自民党安倍派の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、政治資金規正法違反の疑いで丸川珠代元五輪相に対する告発状を東京地検に送付していた郷原信郎弁護士らが12日、東京都内で記者会見し、告発状を改めて送ったと明らかにした。地検は3月に出した告発状について「具体的な根拠が証拠に基づいて記載されていない」として今月3日に返送していた。 郷原氏は「刑事訴訟法上、(告発する側が)証拠を収集できなければ告発できないという定めはない。捜査機関が収集すべきだ」と批判した。 告発状では、丸川氏が受領した派閥からの還流金は、政治資金規正法で禁じられた政治家個人への寄付に当たると指摘している。

    丸川元五輪相の告発状を再送 裏金巡り弁護士ら
  • 自民・長谷川岳議員、言動を陳謝 辞職は否定「表現方法を変える」

    自治体職員らへの威圧的な言動が問題視されている自民党の長谷川岳参院議員(北海道選挙区)は12日、今後自身の言動を改めると誓い、陳謝した。国会内で記者団に「不快に感じた方が多く申し訳ない。この汚点を教訓に表現方法を変える。(一部報道があった)3月24日から努めている」と述べた。議員辞職は否定した。 長谷川氏と面会する目的での北海道職員の東京出張が、2023年度に60回以上あったとの指摘には、そのうち自身との単独面会は16回だったと説明。東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に伴う相談窓口の設置協議など緊急対応が含まれており、妥当だったとして理解を求めた。

    自民・長谷川岳議員、言動を陳謝 辞職は否定「表現方法を変える」
  • 財政審提言「気分悪い」 被災地復興で石川知事

    石川県の馳浩知事は11日の記者会見で、財務相の諮問機関である財政制度等審議会分科会の能登半島地震からの復旧・復興に関する提言に不快感を示した。無駄な財政支出は避けたいとの立場を示した内容に「復興計画を検討している時に冷や水をかけられたような気持ちだ。気分が悪い」と述べた。 財政審分科会は9日の提言で、被災地の多くが人口減少局面にあることを踏まえ「住民の意向を踏まえつつ、集約的なまちづくりやインフラ整備の在り方も含めて、十分な検討が必要だ」としていた。 石川県は、被災地の現状復旧にとどまらない「創造的復興」に向けた計画を5月中に取りまとめるとしている。

    財政審提言「気分悪い」 被災地復興で石川知事
  • 岩手で国内最古の植物化石発見 古生代、前期デボン紀に草原か

    地質時代で古生代の前期デボン紀に当たる約4億1千万~3億9千万年前の岩手県大船渡市の海で堆積した地層から、国内最古の植物胞子の化石を見つけたと、静岡大や北海道大、熊大のチームが発表した。これまでの最古の化石より1千万年以上古い。樹木まで育つ植物はなく、チームは「当時の海岸付近には、原始的な植物の草原が広がっていた」とみている。 チームによると、前期デボン紀は植物が多様化し、動物の歴史では生き物が爆発的に多様化したカンブリア紀(カンブリア大爆発)に相当する重要な時期。ただアジアの植生を示すデータは少なく、国内では岩手、福島、岐阜、熊などで報告された後期デボン紀(約3億8千万~3億6千万年前)の木生のヒカゲノカズラ類が最古だった。 チームは古生代に海底だった地層から岩石を採取し、すりつぶして電子顕微鏡で観察。胞子の化石にゼニゴケの仲間や、茎のみの原始的な維管束植物「リニア類」、現在のシダ類

    岩手で国内最古の植物化石発見 古生代、前期デボン紀に草原か
  • 能登の復旧・復興「コスト念頭」 財務省、被災地は人口減

    財務省は9日、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会を開き、能登半島地震の被災地の復旧・復興は「将来の需要減少や維持管理コストも念頭に置き、住民の意向を踏まえ、十分な検討が必要だ」と訴えた。「被災地の多くが人口減少局面にある」ことを理由に挙げ「過去の災害の事例も教訓に集約的なまちづくり」を提言した。 復興が格化する中、無駄な財政支出は避けたいとの立場を明確にした。分科会終了後に増田寛也会長代理(日郵政社長)が記者会見し「家の片付けが進んでない地域に、将来の議論をしようと言っても難しい」と指摘。被災状況の地域差や住民の考えを理解した上での復興が重要だとした。

    能登の復旧・復興「コスト念頭」 財務省、被災地は人口減