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ブックマーク / thinkit.co.jp (11)

  • [ThinkIT] 第1回:NASAにも導入されたAlfrescoとは? (1/3)

    皆さんはECMという言葉をご存じでしょうか。ECMとは「Enterprise Content Management(企業向けコンテンツ管理システム)」の略で、そのまま解釈すれば「企業内のコンテンツの管理精度を向上させる仕組み」ということになります。 ではここでいう「コンテンツ」とは何でしょうか。ECMの世界でコンテンツというと「非定型のデータのすべて」という定義が一般的です。基幹システムのデータベースに格納されているような定型的なデータではなく、WordやExcelなどのフォーマットで企業内に蓄積されている情報のすべてがECMの対象となり得ます。 ECMはもともとPCで作成されるデータ・文書の管理精度を向上させるためのシステムという位置づけにあり、以前は「文書管理システム」や「電子的文書管理システム(Electric Document Management System)」と呼ばれていまし

  • [ThinkIT] 第5回:企業ネットワークにおけるIT資産管理 (1/3)

    連載ではLAN検疫やVPN検疫について、その方式や日版SOX法との関連を中心に説明してきた。さらに実際に導入するにあたってのポイントや事例なども説明しているので興味のある方はバックナンバーを参考にしてほしい。 今回は、LAN検疫やVPN検疫を考える場合の基礎となる「IT資産管理」に注目し、日版SOX法(IT全般統制および内部統制)を考えた場合、重要となる次の観点について説明する。

  • [ThinkIT] 第5回:JFreeChartでグラフ作成(前編) (1/4)

    こんにちは。ビーブレイクシステムズの横井です。今回から2回に渡ってJFreeChartというJavaからグラフを生成するためのライブラリについて説明します。 JFreeChartは歴史も長く、iReportなどのOSSや商用製品で数多く使用されているので、触ったことのある方もいるかと思います。JFreeChartを使用して分析系の帳票にグラフを組み込んだり、ユーザインターフェイスに組み込んで、アプリケーションの訴求力を高めたりすることが出来ます。ライセンスはLGPL(GNU Lesser General Public License)となっているため商用製品にも利用可能です。

  • [ThinkIT] 第2回:手軽なWeb管理ツールと強力な専用ツール (1/3)

    System Management Homepage(SMH)は監視対象のサーバ上で動作するエージェントで、ハードウェア情報を収集し、管理者にわかりやすい形式でWebブラウザに表示します。監視対象サーバのハードウェア情報をWebブラウザだけで取得可能なため、CUIに不慣れである管理者にとっては特にユーザフレンドリーな監視情報提供ツールとなります。なおSMHとSIMはHPのサーバでのみ利用可能です。 SMHでは監視対象サーバから主に以下のような情報を取得できます。 CPUの種類、利用率 メモリ容量 ディスク使用量 各種ファームウェアのバージョン 温度、電源、ファン情報 ブレードラック及びエンクロージャの情報 ブレードエンクロージャに搭載されたネットワークスイッチ

  • [ThinkIT] 第1回:HAクラスタの基本とLifeKeeper (1/3)

    ここ数年、サーバシステムの低コスト化が顕著になってきており、IAサーバにいたっては手軽に導入できる数万円のものから、ストレージを含めて数千万円にもなる堅牢なものまで多種多様に存在するようになった。また64bitやデュアルコアなど、CPUの急速な進化もあり、それほどコストを掛けずに、ひと昔前では考えられなかったパフォーマンスを発揮するようになっている。 アプリケーションについても、エンタープライズ用途に十分に使える商用ソフトも多くなり、またオープンソースソフトウェア(OSS)はIAサーバでの利用がかなり進んできており、イニシャルコストの削減に寄与しているのはご存知の通りである。 そのためIAサーバは、部門サーバやフロントエンドサーバから基幹システムに至るまであらゆる用途で利用されてきている。またIAサーバに限らず、システムに重要な業務をさせるためには、導入する際に如何にシステムの持続性を確保

  • [ThinkIT] 第1回:Hinemosができること (1/3)

    Hinemosとは筆者らNTTデータが開発を進める統合運用管理ツールです。現在はOSSとしてSourceForgeに公開されています。ライセンスはGPL(General Public License)となっており、Webサイトよりダウンロードして利用することができます。 Hinemosの構想が生まれたのは2004年でした。その頃、大規模システムにおいても多数のIA(Intel Architecture)サーバを使った3層システムが一般的になり、そのOSにLinuxが採用されるなどと、OSSが活用される機会が増えていました。 多数のIAサーバとLinuxを組み合わせたシステム構築では、ハードウェア、ソフトウェア共に構築時の初期コストの低減というメリットがありましたが、一方でサーバ台数の増加による運用管理のコスト増は避けられません。 そこで様々な運用管理ツールが利用されました。しかしシステム運

  • [ThinkIT] 第6回:「PostgresForest」を使ったデータベースのクラスタリング (1/3)

    前回はHinemosの可用性向上ということで、データベース以外のクラスタリングについて説明してきましたが、最終回となる今回はHinemos内部で利用しているデータベースのクラスタリングについて解説します。 Hinemosの内部で利用しているデータベース(PostgreSQL)は、そのままだとシングル構成でしか利用できません。そこでHinemosでは、データベースのクラスタ化のために、NTTデータが開発したOSSのPostgresForestというPostgreSQLのクラスタリングソフトを利用して、クラスタリングを構成しています(図1)。

  • O/Rマッピングとは?

    皆さん、はじめまして。連載を担当するビーブレイクシステムズの山之内と申します。連載ではO/Rマッピングについて検討していきます。 O/Rマッピング機能を提供してくれるフレームワーク(O/Rマッピングツール)はデータベースと連携するJavaアプリケーション開発において、既に必須となりつつありますが、O/Rマッピングツールはたくさん存在します。 しかし、各O/Rマッピングツールには特徴やクセがあり、実際の開発現場においてどのO/Rマッピングツールを導入すべきか迷っている人も多くいることでしょう。目的にあわせて適切なツールを選択しないと、思ったような効果が得られなかったり、かえって工数が増えたりする状況にもなりかねません。 そこで連載では、代表的な3つのO/Rマッピングツール(iBATIS、Torque、Hibernate)を取り上げて、実際に各O/Rマッピングツールを利用したサンプルを作

  • [ThinkIT] 第3回:Subversionによるバージョン管理(後編) (1/3)

    ウノウでは表1の通り、サービスに使われているプログラムはもちろん、その他の必要なプロジェクトファイルなども例外なく、すべてSubversionでバージョン管理しています。 Subversionでは、テキスト形式のファイルだけではなく、その他のバイナリ形式のファイルもまとめて管理することが可能です。ただしバイナリ形式のファイルの場合は、変更内容(差分)を参照することはできません。またワード(拡張子がdoc)やエクセル(拡張子がxls)のファイルは、バイナリ形式のファイルとなります。 筆者の会社では、エンジニアが開発サーバにログインしてサービスの開発を行っています。開発サーバには、SubversionとWebサーバがインストールされており、「共通の開発環境」と「個人の開発環境」の2つがまったく別の環境になるように構築しています。 両方の環境とも、Subversionのリポジトリからチェックアウ

  • Serviceguard for Linuxでクラスタ環境の管理

    Serviceguard for Linuxにおける仮想IPアドレス 前回はRed Hat Eterprise Linux 4におけるクラスタリングについて説明するとともに、HAクラスタリングを実現するServiceguard for Linux(以下、SGLX)の解説をしました。続く今回は、SGLXを使ったクラスタがどのようになっているかを説明していきます。 SGLXで構成されたHAクラスタシステムは、複数のクラスタノードから構成されているため、ノードごとにそれぞれが固有のIPアドレスを持っています。これをステーショナリIPアドレスと呼びます。 なお、クラスタサービスが起動しているいないにかかわらず、メンテナンスなどの理由により、クラスタノードに直接ログインしなければならない場合は、ステーショナリIPアドレスを使ってアクセスします。 SGLXには仮想IPアドレスと呼ばれる機能があります。

  • [ThinkIT] 第3回:データレプリケーションとWebサーバの構築の基本 (1/4)

    今回はRHEL4でrsyncコマンドを使ったデータレプリケーションによるバックアップ環境の構築方法について解説します。 rsyncコマンドを使ったデータレプリケーションは、LAN経由によるDisk To Diskバックアップとも呼ばれています。これはバックアップ対象のサーバとバックアップサーバがLANで接続されており、バックアップサーバ側はテープ装置ではなくハードディスクにバックアップデータを保管するからです。 この接続しているLANは、通常だと業務用のLANとは別にバックアップ専用のLANを敷設し、その専用のLAN経由でrsyncコマンドを実行します。 rsyncコマンドの利点は、なんといっても差分バックアップが可能という点です。 はじめにフルバックアップを取っておけば、次回以降では差分バックアップを行うためバックアップ時間は初回時に比べて非常に短くなります。そのためデータ容量が大きくて

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