日本語の「伝える」「伝達する」に対応する英語は複数あります。どれも基本的には「情報を言葉で相手に伝える」という意味ですが、それぞれが持つ語のニュアンスは違います。文脈や場合に応じて適切な表現を使い分けられるようになりましょう。 最も基礎的・一般的・汎用的な表現は「tell」 tell は「相手に言葉で内容を伝達する」という意味で、誰かに何かを伝える場面なら状況によらず幅広く使える表現です。日常の場面で何事かを伝える・伝達するような場面は、ほぼ tell で表現してしまえる、と言っても過言でないでしょう。 tell は、伝える内容や伝え方(伝える際に用いた言葉)よりも、むしろ「伝達するという動作」に焦点を当てた語です。tell を含む文章を日本語に訳する場合は、文脈に応じて「言う」「語る」「教える」「注意する」「告白する」などのような訳語が考えられます。もちろん、多くの場合は「伝える」と訳す