◇府100億円、箕面市160億円負担 府北部を走る北大阪急行(北急)を千里中央駅(豊中市)から北へ2・5キロ延伸し、箕面市内に2駅を新設する計画について、府と箕面市、運行会社の北急と親会社の阪急電鉄は31日、総事業費約650億円の負担割合などを盛り込んだ基本合意書を結んだ。今後、府議会の議決などを経て2015年度末までに基本協定を結び、20年度の開業を目指す。 基本合意した建設費の内訳は▽国約260億円▽箕面市約160億円▽府約100億円▽北急約80億円――で、車両製造費約50億円を国と箕面市が折半する。 新駅は、同市船場東3付近に「箕面船場」(仮称)、同市西宿1付近に「新箕面」(同)が設置される。