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学術に関するAriyosiのブックマーク (2)

  • 歴史は何の役にたつのだろう

    「パパ、歴史は何の役にたつの、さあ、僕に説明してちょうだい」 これは、フランスの歴史家マルク・ブロックが書いた『歴史のための弁明』というの冒頭に出てくる、少年の問いです。 歴史を学んで、いったい何の役に立つのか? 個人的には、あまり好きな質問ではありません。 ひとつひとつのことについて、「何の役にたつの?(役に立たないんだったら、意味ないじゃん)」という質問(というか詰問ですね)をつきつける社会というのは、余裕を失った息苦しい社会だと思うからです。 マルク・ブロックがこのを執筆していたのは、1941年5月。 フランスがナチス・ドイツによって占領されていた時期です。 ユダヤ系であったブロックはフランスからの脱出を試みましたが、失敗。 結局ブロックは、ドイツ軍占領下で抵抗運動に参加し、最終的には逮捕され銃殺されてしまいます。 ブロックがこの問いと向き合っていたのは、そんな切実な状況のもとで

    歴史は何の役にたつのだろう
  • あまりにも異常な日本の論文数のカーブ - ある医療系大学長のつぼやき

    鈴鹿医療科学大学学長、元国立大学財務・経営センター理事長、元三重大学学長の「つぶやき」と「ぼやき」のblog 今年度から、私は内閣府総合科学技術会議の「基礎研究および人育成部会」という会議の委員として出席をしているのですが、その会議で配られた資料には、日の学術論文数が減少していること、そして、若手教員(研究者)の比率が減っていることを含め、たくさんの日の研究機能についての分析データが示されていました。 日の若手研究者の減少については、以前のブログでもご紹介したように、最も有名な科学誌の一つであるNature誌の3月20日号にも記事が掲載されていましたね。http://www.nature.com/news/numbers-of-young-scientists-declining-in-japan-1.10254 そして、資料の中で私が目を留めたのは、エルゼビア(Elsevier)社

    あまりにも異常な日本の論文数のカーブ - ある医療系大学長のつぼやき
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