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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (626)

  • 本物のアホなのか安っぽいインチキ野郎なのか、判断に迷うケース - Apeman’s diary

    主要エントリリストを記した記事のコメント欄に興味深いコメントをカーツウェルさんから頂戴したのですが、議論には不向きな場所だったのでこちらに転載させていただいたうえでお答えしたいと思います。 従軍慰安婦の待遇のうち、外出の自由について、以下のように言われたんです。こちらで探しても外出の自由を制限するのは見つかるがそうでないのが見つからずです。 何か心当たりがあれば助力をお願いしたいのですが、対応は可能でしょうか。 先方は従軍慰安婦資料集成を根拠に しているそうです。 常州、マニラ、イロイロには外出を許可制とする規程があるがマステバ、遠山隊、中山隊、石兵団、スチュアード等過半数の部隊には外出を制限する規定はないので「慰安婦に外出の自由がない」は間違い、もしくは印象操作 元のツイートはこちらですね。 https://twitter.com/MituzoJ/status/1171989571661

    本物のアホなのか安っぽいインチキ野郎なのか、判断に迷うケース - Apeman’s diary
    D_Amon
    D_Amon 2019/09/14
  • ガメ自身が予め封じていた「寓話」説 - Apeman’s diary

    ガメの「ファランクス」の一部は「ゴボウ」デマを「あれは寓話だ」として擁護しようとしている。ガメ自身がさんざん「歴史記述」という土俵での自身の正当性を訴える(というか厚かましいことにマウンティングする)主張を繰り返していたことを考えるとこれほどアホらしい擁護論もないのだが、中でも決定的なのが次のようなガメの発言だ。 BC級戦犯で犯人の特定が難しかった、というのは、こういう話しをするときは言わない方がいいと思います。論点がうまくつかめない独学のひとだ、という印象を与えてしまうのね。 なぜかというと、それは「当たり前」のことで、そもそもBC級戦犯の問題は 「犯人を特定する気なんか初めからまったくなかった」ことにある。 これはガメが「ゴボウ」デマをバターン死の行進中の出来事として描いてしまったことと関係がある。実際に捕虜虐待で責任を問われたのは捕虜収容所の関係者が多い。被害者と加害者が長期にわたっ

    ガメ自身が予め封じていた「寓話」説 - Apeman’s diary
    D_Amon
    D_Amon 2019/06/06
  • 『主戦場』への遠吠えまとめ - Apeman’s diary

    先日ご紹介した山岡鉄秀に加えて、ケント・ギルバートが『正論』の6月号で負け惜しみを書いています。とるに足らない内容ですが、「性奴隷の定義がどんどん勝手に広げられていく」と「かつてのGHQの「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」のようで洗脳そのものです」というクレーム(いずれも96ページ)には笑いました。映画は「性奴隷」の定義について国際法を参照しつつ出崎監督の見解を示していくのですが、カリフォルニア州弁護士にとってこれは「勝手に」なのだそうです。後者については、右派論壇が盛んに言い立てる「WGIP」論の空虚さを示すものです。その他、現時点で気づいたものをメモ。 -テキサス親父日事務局 2019年4月16日 「フェイキュメンタリー・フィルム 切り取り・デマ・捏造のカタマリ」 -日会議 2019年4月19日「ドキュメンタリー映画「主戦場」について」 小林節なんかに取材したせいで

    『主戦場』への遠吠えまとめ - Apeman’s diary
    D_Amon
    D_Amon 2019/05/19
  • 山岡鉄秀のインチキ - Apeman’s diary

    主として『朝日新聞』の英語版記事にいちゃもんをつけるというかたちで歴史修正主義運動に関わっている山岡鉄秀が、『Hanada』の6月号で映画『主戦場』への泣き言を言っています。 この映画で紹介されるのはすでに既知の主張ばかりですから山岡の“自称反論”も耳タコなほど聞かされたものなのですが、非常につまらないインチキーそういうインチキをするのも彼らにとっては毎度のことですがーをしているのを発見したので記録しておくことにします。 問題になっているのは「慰安婦」の総数の推定です。映画中にも登場する「20万」という数字について、まずは吉見義明さんが日軍の兵員数を基準にした算出方法を説明します。約300万人の日兵に対し「百人に一人」という基準と1/2ないし全体という交代率をあてはめると「まぁ最低で五万くらいかなと」。映画ではここで語り手がユン・ミヒャンさんに交代し、兵隊二九人あたり「慰安婦」一人とい

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    D_Amon 2019/05/04
  • いまだ「百人斬り訴訟」の結果を否認し続ける yamamoto8hei - Apeman’s diary

    yamamoto8hei というツイッターIDを持つ、偽ユダヤ人ワナビーのことは当ブログの読者の方ならご存知かもしれません。かつて「一知半解」というハンドルで当ブログの「百人斬り」関連記事にコメントしていたこともありました。「て、ゆーか一知半解?」とか薄ら笑いが湧きますよね。実際には無知無解なやつですけど。 さてこいつは、右翼が画策した「百人斬り」訴訟が結果的に両少尉の戦争犯罪を裏付ける結果になったことを否認し続けてきたのですが、最近になって一層珍妙なリクツを振り回すようになったので、「歴史修正主義というのがいかにデタラメな主張か」を記録するため、とりあげてみたいと思います。 まずは昨日来の yamamoto8hei の駄ツイートをば引用します。 名誉毀損に「該当する/しないか」を争ったに過ぎない裁判で「捕虜据え物斬り競争をしたか/しなかったか」という"事実の有無"の判定はさ・れ・て・ま・

    いまだ「百人斬り訴訟」の結果を否認し続ける yamamoto8hei - Apeman’s diary
    D_Amon
    D_Amon 2019/03/19
    百人斬り起訴の件が特に著しいが、山本八平は何度も同じ嘘を繰り返す。反・反原発のときも願望と事実を区別しないというか、願望を事実として騙るのが歴史修正主義者の特徴の一つなんだな。
  • 「したとされる」はいつごろから? - Apes! Not Monkeys! はてな別館

    7月7日、9月18日がそうであったように12月13日もまた「現地で追悼式典」云々という報道に終始した日のマスメディア。『朝日新聞』なんかは14日朝刊にこんな記事を載せただけです。 さて、少なからぬ方が13日にSNSで批判的に指摘されていたのが、日メディアの「したとされる」という用語法です。例えば日経新聞は「1937年に旧日軍が多数の中国人を殺害したとされる」、フジテレビは「1937年に旧日軍が多くの市民を殺害したとされる」……といった具合です(なお歴史修正主義のトップランナーフジサンケイグループの一員たるフジテレビは、被害者があたかも民間人だけであったかのような工作も行ってますね。さすがです)。 言うまでもなく、「……とされる」というフレーズは事実認定の根拠を不特定の他者に委ねることを含意するもので、書き手が事実認定にコミットしないことを意味します。シベリア抑留についての『読売新聞

    「したとされる」はいつごろから? - Apes! Not Monkeys! はてな別館
    D_Amon
    D_Amon 2018/12/19
    歴史群像の学研なんかもぼかしたり、否定的論者を採用したりしていてなんだかなあと思う。そういう書きぶりになるのは否定論者のクレームがうるさいからという話も聞いたりするが、矜持をもって対応してほしいと思う
  • 2018-10-21 - Apes! Not Monkeys! はてな別館

    2014年8月以降、『読売新聞』が非常に浅ましい『朝日新聞』バッシングに加担してきたことはみなさんご承知のとおりです。その汚いやり口については、当ブログでもその一例を紹介しておきました。 さてその後、3つの右派グループが『朝日』を相手に起こした訴訟はすべて『朝日』の勝利で終わりました。とりわけ、日会議のメンバーも関わった訴訟(当事者は「朝日・グレンデール訴訟」と称しています)では、法律論で門前払いにするのではなく原告の主張に対する事実認定が行われ、「朝日の誤報のせいで!」という右派の主張が否定されています。 また、植村隆・元『朝日新聞』記者が櫻井よしこ、西岡力らを訴えた訴訟はまだ判決がでていませんが、その過程で櫻井・西岡両氏の主張にこそ大きな誤りがあったことが明らかになっています。 このように、司法の場で『朝日新聞』バッシング側の主張が次々覆されているわけですが、では『読売新聞』はこれら

    2018-10-21 - Apes! Not Monkeys! はてな別館
    D_Amon
    D_Amon 2018/10/31
    「『朝日』を訴えた右翼グループの論理によれば、『読売新聞』の読者は、櫻井よしこと西岡力が自らの誤りを認めたことを知る権利を侵害されているわけですね」metaタグで騒いでいた人々の反応を求む
  • 『読売新聞』の限界を露呈した「陰謀論」対談 - Apeman’s diary

    『読売新聞』の2018年8月20日朝刊に「「陰謀論』蔓延 ゆがむ歴史」と題した細谷雄一×呉座勇一のゆういち対談が掲載されていました。細谷氏が「どちらかといえば、保守の側にアカデミックなトレーニングを受けた歴史家が少ない。一方でそれを求める読者は多く、アマチュアの書物があふれているのが問題です」と指摘している点は、細谷氏の政治的な位置を考えればフェアな評価と言えるでしょう。しかし細谷氏が「特に気になります」としているのは近著『自主独立とは何か』(新潮選書)でもとりあげた「対米従属批判」系陰謀論とのことで、対談中で触れている具体例もその系統のものだけです。専門が国際政治学だから彼自身の問題意識としてその種の陰謀論に関心を持つこと自体はおかしくないのでしょうが、しかしいまの日の社会情勢として陰謀論の蔓延を危惧するのであれば、おそらく記者によってまとめられた「主な陰謀論・陰謀説」リストにもあがっ

    『読売新聞』の限界を露呈した「陰謀論」対談 - Apeman’s diary
    D_Amon
    D_Amon 2018/08/30
  • 「マルキの闇」 - Apeman’s diary

    ふつうなら警察に関する話題はもう一つの「館」の方で扱うのですが、これはこちらで書いておくことにします(その理由は、お読みいただければおわかりいただけることと思います)。 NNNドキュメント'18 2018年7月1日(日) 「マルキの闇 兵庫県警連続自殺の真相は・・・」 2015年秋、兵庫県警機動隊の若き警察官2人が相次いで自殺した。幼い頃からの夢を叶え、警察官の仕事に誇りを抱いていた2人。木戸大地巡査は、遺書に先輩隊員からのパワハラを示唆する内容を綴っていた。なぜ自ら死を選んだのか―警察組織を相手に立ち上がった木戸巡査の父親。しかし、警察が開示したのは、真っ黒に塗りつぶされた調査報告書だった。黒塗りの奥には何が隠されているのか。父の執念の闘いを通して真相に迫る。 (http://www.ntv.co.jp/document/backnumber/archive/post-97.html

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    D_Amon
    D_Amon 2018/07/31
  • 私人の犯罪に憤激する前に己の歴史修正主義を恥じたらどうだ? - Apeman’s diary

    酷い、酷すぎる!人として許せない。怖かっただろうに。痛かっただろうに。幼児は親無しには生きられない。一番頼りになる存在の親に殺されるなんて。小さい子供が犠牲になる事件のニュースは当に辛くて耐えられない。 (https://twitter.com/miosugita/status/1004298683721142272) クズ親!ほんと許せない!! 事与えず放置、容疑で父母を逮捕 東京・目黒の女児虐待死 - 産経ニュース (https://twitter.com/MR_DIECOCK/status/1004295505571078144) いずれも引用にあたってニュースへのリンク部分を省略していますが、お察しの通り目黒区で起きた幼児虐待致死事件に対する反応です。 私がネットの歴史修正主義に注目するようになった理由の一つは、旧日軍の戦争犯罪を否認するネット右翼の大半が、私人の刑事犯罪につ

    私人の犯罪に憤激する前に己の歴史修正主義を恥じたらどうだ? - Apeman’s diary
    D_Amon
    D_Amon 2018/06/08
    「旧日本軍の戦争犯罪を否認するネット右翼の大半が、私人の刑事犯罪については厳罰主義的である」理想はタリバンなのだろうなあと思う。信仰と貧困ゆえに厳罰主義なのではなく、厳罰主義で収監コスト削減だろうけど
  • 麻生財務大臣の発言から考える「「慰安婦」問題=朝日の捏造」説(データを追記) - Apeman’s diary

    麻生太郎副総理・財務大臣がTPP11の署名について「日の新聞には1行も載っていなかった」などと発言、謝罪のような謝罪でないようなシロモノをムニャムニャ口にしていることは、皆様すでにご承知のことと思います。 さらに、記者会見で「新聞は努めて読まないようにしているから詳しくないが、TPP11の扱いは小さかった」と発言(時事など各社報道)が火に油を注いでいるようです。 もちろん、TPP11と比較された森友学園問題の責任者の一人である財務大臣が、マスコミ報道に関する真っ赤なウソをついて森友問題報道を誹謗したわけですから、その責任は財務大臣が燃え尽きるまで追及されてもしかるべきでしょう。でも、これが財務大臣の発言だということをいったん脇に措くなら、マスメディア報道の受容者の態度として、人間麻生太郎のそれは決して特異なものではないと思うのです。 例えばかくいう私も、TPP11が署名されたとか、そのた

    麻生財務大臣の発言から考える「「慰安婦」問題=朝日の捏造」説(データを追記) - Apeman’s diary
    D_Amon
    D_Amon 2018/03/31
    「朝日新聞が「慰安婦」問題を捏造したのではなく、産経新聞その他が「慰安婦問題は朝日の捏造」という問題を捏造した」
  • 安倍政権は朝日新聞の三連勝についてコメントすべき立場 - Apeman’s diary

    ご承知の通り、外務審議官時代に国連女子差別撤廃委員会で「朝日の捏造」説をぶち上げた杉山晋輔が駐米大使になっています。赴任に先立ち『産経新聞』のインタビューを受けた杉山新大使は次のように発言しています。 米国でもいろいろなところに慰安婦像が建ち、関係する決議が議会で通っている。大変遺憾なことです。日を代表する立場の者として、できるだけいろんな地方に足を延ばし、総領事とともに肩を並べてこれまで以上に努力し、誤解を解いていきたい。 私自身、2016年の国連女子差別撤廃委員会で、慰安婦に関する日の考え方を説明しました。 《杉山氏は外務審議官だった平成28年2月、国連女子差別撤廃委で、軍による慰安婦強制連行を報じた朝日新聞の誤りを指摘し、「性奴隷」との表現にも「事実に反する」と主張した》 あのときに言った内容は鮮明に頭に入っています。日政府の立場は、あれに尽きています。ああいう日の非常に明確

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    D_Amon 2018/03/17
  • まだガメの邪悪さがわかってない信者たちへの挑戦状 - Apeman’s diary

    「ごぼうを捕虜にべさせて戦犯になった日兵」という“都市伝説”はネットでもあちこちに散らばっているので、うっかりそれを鵜呑みにしてしまった結果自分でも拡散してしまった……というだけなら、「うっかりしてました」と頭を下げればすむ話である。しかしガメはありもしない「裁判記録」を読んだと吹聴していたわけで、この時点でガメが意図的に話を盛ろうとしたことは明白である。 仮にアメリカ人が日人のふりをして「日人は原爆のお陰で戦争が早く終わった、というのでみな原爆投下に感謝している」と吹聴したり、ロシア人が日人のふりをして「日人はみんな、関東軍の悪い軍人を懲らしめたシベリア抑留に感謝している」と吹聴してまわっていたとすれば、その行為の邪悪さは明白だろう。なのにガメのあの嘘を平気で許容できるのは、要するに日の侵略戦争戦争犯罪も「なんとも思っていない」からとしか考えられない。 もしあくまでガメの

    まだガメの邪悪さがわかってない信者たちへの挑戦状 - Apeman’s diary
    D_Amon
    D_Amon 2018/03/05
  • 横山エンタツ、南京訪問時の日記発見 - Apeman’s diary

    もう一月ほど前のニュースですが、「わらわし隊」の一員として1938年の1月に南京を訪問した漫才師、横山エンタツの日記の写しが発見されたことを『朝日新聞』が報じました(1月19日朝刊)。1月23日に南京に到着していますので、まだ埋葬の終わっていない遺体が多数あった時期です。また、東京裁判での判決によれば虐殺が収束したとされている時期でもあります。記事では次のような記述が紹介されていました。 その当時は敵の死体で一ぱいだったそうだが凡(すべ)て我軍の制理であとかたもなし しかし川にはあちこち浮んで居る 皆ハンゴウをあけてかき込みの最中 兵隊さんの足許(あしもと)に十五六の死体が並んで居る 死体の浮んで居たクリークの水 揚子江の水を呑(の)んだと新聞でよく見たがそれを僕達は始めて体験した 否定論者はよく「死体など見なかった」という参戦兵士の証言を引き合いに出しますが、それがいかに無意味なことであ

    横山エンタツ、南京訪問時の日記発見 - Apeman’s diary
    D_Amon
    D_Amon 2018/02/15
    「否定論者はよく「死体など見なかった」という参戦兵士の証言を引き合いに出しますが、それがいかに無意味なことであるかがよくわかります」それをする方も問題だがその誘導に易々と乗せられる方の知性も問題と思う
  • 上告もせずに終わっていた「朝日新聞を糺す国民会議」訴訟 - Apeman’s diary

    チャンネル桜が主導する「朝日新聞を糺す国民会議」が『朝日新聞』に対して起こしていた訴訟は一審原告敗訴、今年の9月末に控訴審でも原告敗訴の判決が下っていたわけですが、その後どうなったのか久しぶりにサイトを覗いてみたら、上告せずに敗訴判決が確定していたようです(上告しませんでしたとは書いてませんが、期限はとっくに過ぎているのに「上告しました」というお知らせがないのでそのように判断しました→コメント欄もご参照下さい)。 こちらに控訴審判決がアップされているのですが、言うまでもなく原告の完敗です。 争点1:朝日の「慰安婦」問題報道により原告(控訴人)らの「国民的人格権・名誉権」が侵害されたか 争点2:誤報を訂正しなかったことは不法行為か 争点3:「知る権利」が侵害されたか 争点4:除斥期間は経過しているか 争点5:朝日英字紙の記事は損害を継続させているか ご覧のとおり、どの争点についても原告の主張

    上告もせずに終わっていた「朝日新聞を糺す国民会議」訴訟 - Apeman’s diary
    D_Amon
    D_Amon 2018/01/02
    信者に運動している姿を見せるのが目的なので敗訴確定でも精神的勝利はしてそうである
  • 「強制されたというなら兵隊さんも同じ」論の誤り - Apeman’s diary

    相変わらず「吉田証言」の一点突破全面展開的発想で大阪市長が愚行を繰り広げている今日このごろですが、「強制連行」を巡ってはもう一つ「強制されたというなら兵隊さんや従軍看護婦だって同じだ」という否定論があります。軍がつくった「慰安所」の規定で外出や廃業が「許可制」になっていることは否定し難いので、「兵隊や従軍看護婦だって自由にやめたりできない」というわけですね。 この論法が誤っているのは、「正当な根拠を持つ強制とそうでない強制」という当たり前の区別を無視しているからです。大日帝国では兵役には憲法上の根拠があり、さらに兵役法という法的な根拠がありました。従軍看護婦についても、日赤の看護婦養成規則に有事の際の従軍の義務が規定されています。 これに対して、いかに大日帝国といえども国家が帝国臣民(あるいは占領地の住民)に性労働を課す根拠となるような法などありません。改正野戦酒保規程は「慰安所」設置

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    D_Amon 2017/11/25
  • テレビ局による先行研究・調査の“横領”疑惑 - Apeman’s diary

    山口放送が制作し、NNNドキュメント'16で放送された「奥底の悲しみ〜〜戦後70年、引揚げ者の記憶〜」について、山めゆ・日学術振興会特別研究員が次のような告発を行っています。 日学術振興会特別研究員の山めゆと申します。山口放送制作「奥底の悲しみ」において私の論文の知見があたかもこの作品のオリジナルな発見であるかのように表現されたことから、今後のクレジット表示等を求めて山口放送とディレクターの佐々木聰氏に対し申入れを行いました。 (http://okusokomondai.blogspot.jp/2017/11/2013coegcoepdf-httpci.html) 実は今年の8月に放送された NHK ETV特集の「告白〜満蒙開拓団の女たち〜」についても、ノンフィクション・ライターの平井美帆氏が同じような告発をウェブサイトで行っていました。もっとも黒川開拓団については社会理論・動態研

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    D_Amon
    D_Amon 2017/11/15
  • 現在の知識を過去に持ち込む否定論 - Apeman’s diary

    南京事件否定論者が敗残兵の殺害を正当化する際に持ち出す論拠に、「見逃せばまた戦線に復帰してくるから」というものがあります。南京攻略戦が国際法的には戦争でもなく、かつ「居留法人保護」等の名目で正当化できる余地のある軍事行動でもない、ひたすら意味不明の殺人・破壊行為だった……という点に目をつむるなら、もっともらしく見えなくもない主張です。優勢にある側が勢いに乗って敗走する敵を殺すという現象は、歴史的にもしばしば起きてきたことですし。 しかし、いまの私たちは日中戦争が南京占領後も続き泥沼化したことを知っていますが、当時の日軍は上から下まで「南京を占領すれば蒋介石は土下座してくる!」という意識に染まっていました(中国の抗戦意欲を正しく評価していた一部の人間を除いて)。つまり「また戦線に復帰してくる」の「また」など日軍の意識にはなかったはずなのです。 国民党政府の降伏を予期していたにもかかわらず

    現在の知識を過去に持ち込む否定論 - Apeman’s diary
    D_Amon
    D_Amon 2017/11/01
    「それこそジェノサイド的動機が疑われることになりかねないわけですが、否定派はそれでもいいんですかね?」否定派にマサカーとジェノサイドの違いによるまずさの度合いを認識する知性があるかが問われる、てな感じ
  • 勝手に自爆したくせに逆恨みしたガメがいまだにあの一件を蒸し返しており、その度に信者が粘着してくるので降りかかる火の粉を払っておくねっ! - Apeman’s diary

    ガメ・オベール(@gamayauber01)が「裁判記録を読んだ」とデマを飛ばした記事の魚拓はこちら。 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100128/p2 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100125/p1 http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20100129/p4

    勝手に自爆したくせに逆恨みしたガメがいまだにあの一件を蒸し返しており、その度に信者が粘着してくるので降りかかる火の粉を払っておくねっ! - Apeman’s diary
    D_Amon
    D_Amon 2017/10/17
    あんなゾンビでも支持する人々がいるという人間社会の不思議
  • 『資源の戦争』 - Apeman’s diary

    ある日あなたの家――農家であったと仮定しよう――に突然外国人がやってきて、「今日からもうサトウキビは植えつけなくてもいい」「ゴムのタッピング(樹液採集)もしなくていい」「若い衆は、こんなところで農業をやっていないで、○○の飛行場建設現場で働けばもっといいカネになるぞ」とか、「この稲は収量が悪いからこの新しい品種に植え替えて、せいぜい増産するように」などと命令口調で言い、勝手に家計の経済活動を変えてしまうとしたら、あなたはどうするだろう。その外国人の言い分は「もうお前たちを圧迫していた悪徳地主は追い払った。これからは我々が、お前たちが幸せになれるよう指導してやる。悪いようにはしないからついてこい」ということなのだが、それでも「そんなに突然、何の権利があって……」と誰もが戸惑うだろう。あなたたちの土地や資源に対して何の法的権利ももたないはずの外国人が、自分たちの都合でかき回してそのような要求を

    『資源の戦争』 - Apeman’s diary
    D_Amon
    D_Amon 2017/08/06
    「『戦争論』なんて読まずにこの本を読んでいたら、彼も無事中国に行けただろうに」ヤマカンのことかーっ