ベニート・パブロ・フアレス・ガルシア(Benito Pablo Juárez García, 1806年3月21日 - 1872年7月18日)は、メキシコの政治家。先住民族から選出された初のメキシコの大統領である。 概要[編集] 保守派と自由主義派による内戦(レフォルマ戦争)における、自由主義派の指導者である。1858年に保守派に対抗する臨時政府大統領に就任。 レフォルマ戦争で自由主義派が勝利をおさめた1861年、選挙によって大統領に選出されるが、在任中にフランス(フランス第二帝政)の介入を受ける。 フアレスはフランスと傀儡政権メキシコ帝国(メキシコ第二帝政)に対する徹底抗戦を貫き、フランスの撤退後に共和制の復活を達成、1867年に大統領に再選された。自由主義的改革を推進するが、在任中に死去。 フアレスは最も偉大で敬愛されるメキシコの指導者であり、「建国の父」と称えられている。20ペソ紙幣