宇宙航空研究開発機構(JAXA)の國中均宇宙科学研究所長(中央)らが神奈川県相模原市で会見を行う様子を配信するJAXAのYouTubeより(2024年1月20日取得)。(c)AFP PHOTO / JAXA 【1月20日 AFP】宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月探査機「SLIM(スリム)」が20日、月への軟着陸に成功し、日本は月着陸に成功した5か国目となった。一方、JAXAは、SLIMに搭載されている太陽電池が発電していないアクシデントに見舞われたことを明らかにした。 JAXAは「ムーン・スナイパー(Moon Sniper、月の狙撃手)」の愛称で知られるSLIMについて、20分かけて降下した後、月に軟着陸し、通信が確立されたと発表した。 しかし、JAXAの國中均(Hitoshi Kuninaka)宇宙科学研究所長は会見で、太陽電池が機能しなければ、バッテリーの電力がもつのは「数時間」と