2024年1月15日、日本図書館協会(JLA)が、「被災された図書館の皆様へ」をウェブサイトに掲載しました。 復旧作業に当たって注意すべき点が、過去の災害を教訓として、これまで集めた情報や課題を基にまとめられています。 復旧作業時に留意してほしい点として、「安全への配慮」「適時の情報発信」「被害の記録」「受援力の向上」「災害資料の収集」を挙げています。 お知らせ(JLA) https://www.jla.or.jp/ ※2024年1月15日付けのお知らせに「被災された図書館の皆様へ」とあります。 被災された図書館の皆様へ(JLA) https://www.jla.or.jp/committees/tabid/1059/Default.aspx 参考: 日本図書館協会(JLA)、令和6年能登半島地震の被災状況や関連情報をまとめたページを公開 [2024年01月17日] https://cur
2016年7月6日付のLibrary Journal誌(オンライン)が、2016年米国図書館協会(ALA)年次大会で実施された図書館の危機管理に関するセッション(Library safety session)の内容を紹介しています。 このセッションは、大会の開催地フロリダ州オーランドで発生した銃乱射事件を受けて行なわれたもので、利用者や職員を危険から守る方法を理解し、アクティブ・シューター(人の集まる場所で積極的に殺害を行なう者)への対応指針を図書館で策定することを目指したものです。 記事によると、講師のノースダコタ州立図書館のマイヤー(BreAnne Meier)氏は、同館の対応指針“run; hide; or as a last resort, fight”を示し、もし、その場所から逃げられない状況であれば、事務室を探し、ドアを閉め、ドアにデスクを立て掛けること。戦わなければならない状
► 2023 (25) ► 12月 (1) ► 11月 (2) ► 10月 (2) ► 9月 (1) ► 8月 (3) ► 7月 (3) ► 6月 (1) ► 5月 (2) ► 4月 (3) ► 3月 (1) ► 2月 (2) ► 1月 (4) ► 2022 (29) ► 12月 (1) ► 11月 (3) ► 10月 (2) ► 9月 (2) ► 8月 (1) ► 7月 (3) ► 6月 (1) ► 5月 (3) ► 4月 (4) ► 3月 (4) ► 1月 (5) ► 2021 (35) ► 12月 (1) ► 11月 (4) ► 10月 (3) ► 9月 (1) ► 7月 (2) ► 6月 (5) ► 5月 (1) ► 4月 (7) ► 3月 (2) ► 2月 (4) ► 1月 (5) ► 2020 (51) ► 12月 (5) ► 11月 (9) ► 10月 (7) ► 9月 (5
週末直前に大雪情報となり、結果、「都心積雪27センチ、戦後3番目」という記録的大雪になり正直びっくりしました。 大雪:首都圏で記録的…都心積雪27センチ、戦後3番目 - 毎日新聞 毎度ながら緊急時の図書館対応どうだったのかウォッチしていましたら、@chik325 さんからはよブログ書けとのことで、まとめを作成してみました。 @shibure いいから休館ブログ書いててください— 竹林ミ來 (@chik325) 2014, 2月 8 Twitter情報をトゥギャリましたので詳細はこちら。 2014年2月8日(土)大雪の際の文化施設等の対応 - Togetterまとめ 図書館に絞り、最終的な対応をピックアップしてみました。 2月8日(土) <終日臨時閉館> 湘北短期大学図書館 神奈川工科大学附属図書館 横浜国立大学附属図書館 東京女子大学図書館 東京藝術大学附属図書館 人間総合科学大学 日本赤
2021年10月更新 資料防災マニュアル 以前より設置されている「防災マニュアル」とは別に、平成25年度、資料救済に特化した「資料防災マニュアル」を設置しました。これは「東京都立図書館運営方針」(平成14年4月1日)、「東京都立図書館資料保存方針」(平成14年7月15日)、及び「東京都立図書館資料保存ガイドライン」(平成22年8月1日)に基づき、都立図書館の資料を将来にわたり適切に保存していくことを目的に、地震及び風水害等の災害により図書館資料に被害が発生した場合の対処方針を定めたものです。今後、状況に応じて適宜見直しや追加を行っていく予定です。 マニュアル動画「被災・水濡れ資料の救済マニュアル」(17分) ※ 動画を閲覧する際に東京都公式Youtubeページへ移動します。閲覧環境によって動画が再生できない場合があります。あらかじめご了承ください。 基本的な考え方 人命が優先されることが大
はじめに、このブログの筆者は、最先端の技術や考え方、業界の最前線の動向に対する視点や論点というのは持ち合わせておりません。いや、一応目で追いかけていても、それを独自の知見で語るとか、そういうことは全くできない人間です。 ですので、あまりここを読んでも実入りにはならないと思いますが、それでも読んでくださる方、ありがとうございます。 さて、昨今話題の明大のブックツリーの件、Twitterの方にもいくつか駄文を書きまして、更に投稿主さんとも少しだけやり取りさせていただきましたが、色々思う所があります。明大図書館に全く知り合いがいないわけではありませんが、比較的ご縁は薄いのを良いことに、ちょっと語らせていただきます。 まず個人的には、所謂貴重書でなければ、ツリー企画自体は「ダメ」ではないと考えています。本は利用者にサービスするために大事にこそすれ、廃棄すべき時には廃棄するし、過度の神聖視は業務上の
図書館HP上でもすでにお知らせしておりますが、 平成25年7月28日(日)早朝からの豪雨により、 キャンパス内を流れる用水路が氾濫し、 総合図書館2号館地下1階が床上浸水いたしました。 利用者のみなさまにはご心配おかけしております。 改修ブログではありますが、今回の記事は番外編ということで、 より詳しい被害の状況と復旧作業の様子をお伝えいたします。 7月28日(日)午前6時頃から激しい雷と大雨に見舞われ、 山口市では7時に災害に関するエリアメールが届くほどの大雨となりました。 吉田キャンパスでは用水路から水があふれだし、 総合図書館2号館の出入り口から浸水しました。 西側から見た2号館の出入り口 1mの高さまで浸水し、最高時にはドアの空気穴が完全に水没しました。 そのため2号館入ってすぐの倉庫も床上1mまで浸水してしまいました。 倉庫より一段高くなっている地下1階は床上30cmまで浸水し、
2013年8月8日(木)16時56分頃、緊急地震速報が全国の広範囲に発信され、各地でいろいろなトラブルや反応がありました。また、今回は地震による被害はなかったとはいえ、いざ緊急地震速報が流れた場合、どういった行動をすべきか、今後の備えに必要な気付きが多かったと思います。 ということで、今回の緊急地震速報を図書館や書店などで体験した人たちのつぶやきを追ってみました。(Togetterも作成しましたが、あまりにも不特定多数の方のつぶやきを利用しているので非公開としています) 全体の反応から、心理的な反応と、実際の行動とに分けて考えてみました。 心理的反応 つぶやきの中から心理的なコメントを追い、ざっくりですが、恐怖(不安)、怒り(不快)、恥ずかしい、疑問、安心、笑い(強がり?)、に反応を分けてみました。 【恐怖(不安)】 大勢の人のアラームが鳴り、大音量となって余計に怖い。 普段、静かな環境な
2013年03月06日15:19 図書館に毎日来る放置子と、その事態を放置する図書館 カテゴリ託児・放置子 mixiチェック Tweet 【文字の大きさは右サイドバーのボタンで変更してください→】 【イイ加減ニ汁】うちは託児所じゃない110【玄関放置】 引用元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/baby/1359448596/ 753: 名無しの心子知らず 2013/03/05(火) 20:20:11.90 ID:3D5CBq0f スレチかもしんないけど、図書館に勤めてるけど毎日くる女の子が放置子っぽい。 二年くらい前はその子の兄もいたけど、兄は一度中学の制服着て現れて以来、こなくなった。 女の子は小学2~3年生かな。 午後2時半くらいから、図書館がしまる9時までずっといる。土日は開館から閉館までいる。 図書ボランティアさんの後ろをくっついてまわって仕事を
図書館という施設には、いろいろな特性があります。 夜間や休日など、他部署が閉まっているときも長時間空いていること。誰でも自由に入れること(*)。非常に多数の資産があり、誰もがそれらを自由に手に取れること。職員の人数の割に広いフロアで死角も多いこと、などなど。 (*)大学図書館においては、入館ゲートの設置が一般的になっており、正規ユーザー以外は入館自体できなくなっています。これは、危機管理の観点から普及したものです。 しかし、図書館界全体としてみればこれはむしろ例外的です。大学図書館以外の図書館の多くには、誰でも自由に入り、資料を自由に手に取れるのが実情でしょう。むしろそこにこそ、図書館の存在意義があるのですから。 そしてこれらの特性は、そのまま図書館において非常事態が発生しやすいことや、発生した場合に単独の緊急対応が必要なことを、示唆しています。火事、地震、不審者の侵入、急病人の発生などな
この日の講師は、草津町立図書館・中沢孝之さんの予定だったのですが、急用でピンチヒッターとして、西河内さんが急遽登場したようです。 (どうやら少し前には交替が決まっていたようで、ご用意はされていました) かねてから、あちこちでご活躍の西河内さん、初めてお話を聞く機会を頂きました。 西河内さんはお考えが明確で、ビジョンあるリーダーという印象を受けました。「うわ、そこまで言い切っちゃうの!?」という断言も多く、判りやすさが抜群でした。 あっという間のご講演と質疑応答(2時間あまり)、最も印象的だった部分のみとなりますが、以下に紹介します。 守るべきものは何か?それをよく考えておくべきだ。何よりも利用者の命、そして忘れがちだが、自分たちの命だ。資料・設備などは、優先順位を付けておき、可能な範囲で対応する。 危機に対する基本的なスタンスとして、1).発生しないようにする予防に努めること、2).発生し
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