帰って来たバッタ博士 前編 後編 過去にもたびたび言及している前野氏だが、なんとプレジデント誌のオンラインサイトに特集記事が出ていた。 無給PDとしてアフリカで研究する彼が、日本で最も競争的・理想的ポストの1つである京大・白眉プロジェクトに採用されたさいに行われたインタビュー形式の記事である。 彼を知っている人も、知らない人も是非一読してほしい。 僕は、研究者としても、1人の人間としてもこんなにも魅力ある人物を他に知らない。 記事を読んでいただければ分かるが、やはり業績も能力もある彼には、無給PDの間にもポストの打診が来ていたようだ。だが、彼はその誘いを断ったとのこと。「自分でなくても替えが効く」とポストの誘いを断ることが出来るPDなんて彼を置いて他にいないだろう。少なくとも僕には思いつかない。まして無給PDならなおさら。 「替えが効かない」というのは本当に研究者として誇りを持っていいこと