ログイン 新規会員登録 「書物復権2017」 復刊リクエスト一覧 (投票数順) 2017年、第21回目の10社共同復刊、今回も多数のリクエストをいただきありがとうございました。2月28日までの期間中に、紀伊國屋書店内公式サイト、復刊ドットコムの特設サイトおよびFAXで、受けつけたリクエストは総数約3,490、最多書籍には158の票が寄せられました。いただいたコメントには、それぞれの書目に対しての皆さまからの熱心な要望が伝わっており、各発行出版社はこの結果を元に、復刊書目の選定をいたしました。今回の共同復刊で実現できなかった書目からも、各社独自の方法で復刊を予定している場合もあり、1点でも多くの品切れ書の復刊の実現にむけて努力してまいりますので、今後の各社の復刊情報にご注目くださるようお願いいたします。 今回、各発行出版社の判断により復刊を決定した書目は40点42冊。書籍は5月下旬より全国約
形而上学者ウィトゲンシュタイン―論理・独我論・倫理 作者: 細川亮一 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2002/02 メディア: 単行本 クリック: 10回 この商品を含むブログ (2件) を見る ハイデガーの研究者による、一風変わったウィトゲンシュタインの研究書である*1。主な検討対象は『論考』だが、中期あたりまでの一次資料も活用している。伝記も広く活用しているため、ウィトゲンシュタインの個人史に関心のある読者は、うまく整理されていると感じるだろう。 本書が打ち出すテーゼは「ウィトゲンシュタインは形而上学者である」というもので、著者はウィトゲンシュタインがアリストテレス、アウグスティヌス、ボエティウスなどといった過去の形而上学者たちの思考を受け継いでいることを示すことで、このテーゼを論証しようとする。多くの古典が参照されているので、哲学史に関心のある読者はウィトゲンシュタインにつ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く