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2016年8月20日のブックマーク (1件)

  • Listening:<記者の目>大阪人権博物館 閉館の危機=戸田栄(大阪編集局) | 毎日新聞

    負の歴史、気づきの場 人権問題の資料には、両刃の剣となるものが多数ある。例えば、部落問題では古地図。被差別部落の位置が記され、そこから専門家は部落の歴史的位置づけを読み解く。しかし、所在地を明かすから悪用する人も出てくる。こういう取り扱いが難しい資料の収集・保存、展示・公開に重要な役割を果たしてきたのが、1985年に国内初の人権問題の博物館として、財団法人の運営で開館した「大阪人権博物館」(リバティおおさか、大阪市浪速区)だ。もともと大阪府・市が公営博物館と見ていいほどの支援をしてきたが、姿勢を一転させ、現在は大阪市が敷地返還訴訟まで起こし、閉館の瀬戸際に追い込まれている。私は今後も同館が果たすべき役割は大きいと考えており、大阪市に再検討を求めたい。 各地の部落の所在地を集めたが出版され、企業などが少なからず購入する時代があった。入社志望者の籍地等と照合し、就職差別に使われた。興信所な

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