2013年の夏、わずか12人が暮らす山口県の集落で、一夜にして5人の村人が殺害された。 犯人の家に貼られた川柳は〈戦慄の犯行予告〉として世間を騒がせたが……それらはすべて〈うわさ話〉に過ぎなかった。(Amazon.co.jpより) 閉ざされた村で起こった異様な事件の真相を、丹念な取材で解明していくノンフィクション書籍『つけびの村』。賞に投稿したものの落選し、個人が有料コンテンツを公開できるサービス「note」で公開したところ火が付いて書籍化に至ったという経緯も話題となりました。 著者の高橋ユキさんに、ノンフィクションライターになったきっかけから、普段の取材で意識していること、事件を追い続けるモチベーションについて聞きました。(聞き手・文:ひらりさ) 高橋ユキ(たかはし・ゆき):1974年生まれ、福岡県出身。2005年、女性の裁判傍聴グループ「霞っ子クラブ」を結成。翌年、同名のブログをまとめ
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