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ブックマーク / www.unp.or.jp (62)

  • 聖母の晩年 « 名古屋大学出版会

    内 容 聖書には、彼女がどのように生を終えたかについての記述がない。しかし、マリア崇敬の高まりとともに、外典や伝承などにもとづき晩年伝の多様な図像が生み出されてきた。地中海圏の聖堂壁画からチマブーエやドゥッチョ、ジョットらの作品までをその背景とともに跡づけ、知られざる聖母の美術史をよみがえらせる。 試し読み(序章) 【ALL REVIEWS】自著紹介 目 次 序 章 はじめに 1 書のアプローチと構成 2 聖母の晩年についての関心の芽生え 第Ⅰ部 図像の生成と地中海圏 —— 5世紀から13世紀まで 第1章 聖母の晩年にまつわる最初期の作例群 1 イコノクラスム以前の作例 2 イコノクラスム以後 ——「キミシス」の登場と普及 3 イコノクラスム前後の「聖母のお眠り」図像 4 現存最古の聖母晩年伝壁画 —— ローマ、フォルトゥーナ・ヴィリーレ神殿 結 び 第2章 聖母晩年伝表象に対する躊躇と

  • 「ひきこもり」と「ごみ屋敷」 « 名古屋大学出版会

    2024年7月31日出来 ジョン・ダン全詩集[新装版] 湯浅信之 訳 A5判・上製・734頁 税込11,000円/体10,000円 ISBN 978-4-8158-1161-7 Cコード 0098 詳細を見る 2024年7月31日出来 レオパルディ カンティ[新装版] ジャコモ・レオパルディ 著 脇 功・柱元彦 訳 A5判・上製・628頁 税込9,900円/体9,000円 ISBN 978-4-8158-1162-4 Cコード 0098 詳細を見る 2024年7月31日出来 ペトラルカ 凱旋[新装版] フランチェスコ・ペトラルカ 著 池田 廉 訳 A5判・上製・344頁 税込6,600円/体6,000円 ISBN 978-4-8158-1163-1 Cコード 0098 詳細を見る 2024年7月22日出来 グローバル冷戦史(第2刷) O・A・ウェスタッド 著 佐々木雄太 監訳 小川

  • https://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-1113-6.html?s=09

  • 変革する文体 « 名古屋大学出版会

    内 容 新たな文体は新たな社会をつくる ——。小説中心主義を脱し、政論・史論から翻訳・哲学まで、徳富蘇峰を起点にして近代の「文」の歩みを辿りなおし、新興の洋文脈と在来の和文脈・漢文脈の交錯から、それまでにない人間・社会像や討議空間が形づくられる道程をつぶさに描いた意欲作。 目 次 凡 例 序 章 徳富蘇峰という始点 1 精神的開国の始まり 2 文学者としての徳富蘇峰 3 文は道を載るの器なり 4 書の内容 5 表現欲の履歴 第Ⅰ部 精神的開国 第1章 徳富蘇峰の出発 1 はじめに 2 キリスト教、コブデン、ブライト 3 福沢諭吉と徳富蘇峰 4 『将来之日』 5 帝都の大家へ 第2章 徳富蘇峰の思想と文体 1 はじめに 2 平民主義の展開 3 欧文直訳体 4 故郷の発見 5 宮崎湖処子『帰省』 6 山林に自由存す 第3章 徳富蘇峰の人物論 1 はじめに 2 「ジヨン、ブライト」と『人物管

  • 普遍史の変貌 « 名古屋大学出版会

    目 次 凡 例 地 図 序 章 普遍史研究の意義と展望 はじめに 問題の所在 1 問題設定 2 先行研究 3 時代設定 4 普遍史の定義 5 用語の定義 6 書の構成 第Ⅰ部 『王書』以前の古代ペルシア史叙述 ——『王の書』から『王書』へ 第1章 旧約的普遍史と古代ペルシア史の相克 はじめに 1 アラブの系譜学者と古代ペルシア史 (1)イブン・ハビーブ『美文の書』 2 イブン・ムカッファアと古代ペルシア史 (2)イブン・クタイバ『知識』 (3)ディーナワリー『長史』 (4)『ペルシア・アラブの諸王の歴史に関する究極の目的』 3 古代ペルシア四王朝叙述法の萌芽 (5)ヤアクービー『歴史』 (6)タバリー『預言者と王の歴史』 (7)マスウーディー『黄金の牧場』/『助言と再考の書』 (8)クダーマ・ブン・ジャアファル『租税の書』 章 結 第2章 『王の書』の「復活」と流行 —— ペルシア系地方

  • フランク史Ⅱ メロヴィング朝の模索 « 名古屋大学出版会

    内 容 「軍閥王」が建設した「自由なる民」の王国は、度重なる分裂と統合を経て何を欧州にもたらしたのか。第一人者による初の格的通史の第2巻。巻では世界史の新局面のなか、初代王の征服と受洗から司教座・貴族・宮廷権力の形成まで、海を跨いだ交流を視野にダイナミックに描く。 『フランク史Ⅰ クローヴィス以前』 『フランク史Ⅲ カロリング朝の達成』 目 次 メロヴィング朝系図 はじめに 第Ⅰ部 クローヴィスと初発の諸局面 第1章 クローヴィスの軌跡 1 少年クローヴィス 2 軍閥の領袖 3 カトリック受洗をめぐる問題 4 征服者への行路 5 覇者クローヴィス 第2章 軍閥王権と征服戦争の継続 1 支配領域の分割継承 2 続く「征服戦争」—— 南への拡大 3 テューリンゲン地方とイタリア方面への進出 第3章 国家の構造と支配実践 1 世俗統治の基礎細胞 —— 都市伯の機能 2 司教座としてのキウィタ

  • 村の公証人 « 名古屋大学出版会

    著者紹介 ニコル・ルメートル(Nicole Lemaitre) 1948年生まれ、1987年国家博士号取得、1989年パリ大学パンテオン・ソルボンヌ校近世史学教授を経て、現在は同校名誉教授。日語訳に共著の『図説キリスト教文化事典』(1998年、原書房)がある。著書は Le Rouergue flamboyant. Clergé et paroisses du diocèse de Rodez(1417-1563), Paris, Cerf, 1988、L’Europe et les Réformes au XVIe siècle, Paris, Éditions Ellipses, 2008 のほか、共著・編著を含め12冊、論文は200編を数える。 (所属等は邦訳刊行時のものです) 目 次 序 文(ジャン・ドリュモー) プロローグ 「事実はかくのごとし」—— インクと権力 書くことと話

  • ホメロスの逆襲 « 名古屋大学出版会

    目 次 まえがき 凡 例 序 章 ホメロスは西洋の古典か —— 古代から現代までの受容をめぐって はじめに 1 古代・中世のギリシア世界とホメロス 2 古代・中世の西欧世界とホメロス 3 近・現代の西欧世界とホメロス むすび 第Ⅰ部 ホメロス詩の知られざる源泉 —— オリエントと民話 第1章 オリエント神話とホメロス ——洪水伝承をめぐって はじめに 1 『ギルガメシュ叙事詩』と洪水伝承 2 ホメロスの叙事詩と洪水伝承 3 ウェルギリウスの叙事詩と洪水伝承 第2章 オリエント宗教とホメロス —— 運命の秤をめぐって はじめに ——『イリアス』における2つの運命の計量 1 秤の場面の謎 2 古代オリエント宗教、ユダヤ教、イスラム教における運命の秤 むすび —— ホメロスにもどって 第3章 民話から叙事詩へ —— 英雄の選択をめぐって はじめに 1 英雄の選択 2 メレアグロスの物語 3 ポイ

  • 〈叫び〉の中世 « 名古屋大学出版会

    目 次 はじめに 第1章 救いの叫び、罪の叫び A 日常的信心業、聖なる世界との繋がりにおける〈叫び〉 1 〈祈り〉と〈叫び〉 (1)修道士 —— 神への〈祈り〉、文字上の〈叫び〉 (2)一般信徒 —— 必死の〈祈り〉と〈叫び〉 2 聖人崇敬、奇跡の実現と〈叫び〉 (1)聖人、聖なるものへの素朴な〈叫び〉—— 聖人崇敬の現場から (2)神および守護聖人への訴え —— 修道院の典礼的儀式「叫び」 3 異教の「残滓」と〈叫び〉 まとめ B 悪魔と罪人の〈叫び〉 1 悪魔と悪魔憑きの〈叫び〉 (1)激しい〈叫び〉を症状とする悪魔憑き、狂人、悪魔 (2)真実を叫ぶ悪魔憑き 2 煉獄・地獄の〈叫び〉 (1)異界探訪譚の煉獄・地獄と〈叫び〉 (2)『トゥヌクダルスの幻視』—— 罪深い魂たちの悲痛な〈叫び〉にあふれた地 (3)『聖パトリックの煉獄』—— 罪人の悲痛な〈叫び〉とキリストの名の 〈叫び〉 (

  • 客観性 « 名古屋大学出版会

    著者紹介 ロレイン・ダストン(Lorraine Daston) マックス・プランク科学史研究所名誉所長。18世紀の確率論や、初期近代の博物学における驚異などを幅広く研究してきた科学史家。主な著作に、Wonders and the Order of Nature, 1150–1750(共著、1998年)、Against Nature(2019年)などがある。 ピーター・ギャリソン(Peter Galison) ハーヴァード大学教授。実践に注目した科学史研究を牽引し、近年はドキュメンタリー映像の制作にも携わる。主な著作にImage and Logic(1997年)など、邦訳に『アインシュタインの時計 ポアンカレの地図』(名古屋大学出版会、2015年)がある。 (所属等は邦訳書初版第1刷発行時のものです。) 目 次 凡 例 ペーパーバック版前書き 初版前書き プロローグ 客観性の衝撃 第1章 

  • フランク史Ⅰ クローヴィス以前 « 名古屋大学出版会

    目 次 はじめに 第Ⅰ部 起源の地を求めて 第1章 大西洋世界の展開と青銅器時代後期システムの崩壊 1 東地中海からのアウトリーチ 2 大西洋世界の展開 3 青銅器社会の崩壊と世界システムの「成長局面」 第2章 北海・バルト海地方と東地中海文化の接触 1 ピュティアスの北方探索 2 ギリシア人とバルト海・北海地方 3 ヘルゴラントと琥珀交易 第3章 ローマ人のエルベ川流域への進出計画 1 2つの世界の境界としてのライン川 2 ゲルマニア属州化構想へ 3 ウァルスの大敗北 4 ゲルマニクスの挫折とゲルマン軍隊王権の確執 第4章 ゲルマン諸部族の再編へ 1 世界システム論における西暦1世紀 2 バルト海地方へのローマからのアプローチ 3 マルコマンニ戦争の勃発 4 ゲルマン諸部族の再編成 第Ⅱ部 フランク同盟の盛衰 第5章 侵略と土地占取の時代 1 初期の様相 2 ローマ軍との協力関係 3 土

  • 原典 イタリア・ルネサンス芸術論【下巻】 « 名古屋大学出版会

    目 次 凡 例 コレクション論 17 マルカントニオ・ミキエル 美術品消息 図像論 18 ガブリエーレ・パレオッティ 聖俗画像論 インプレーサ論 19 パオロ・ジョーヴィオ 戦いと愛のインプレーサについての対話 遠近法論 20 ピエロ・デッラ・フランチェスカ 遠近法論(第一書) 比例論 21 ヴィンチェンツォ・ダンティ 完全比例論 俗語論 22 ピエトロ・ベンボ 俗語論(第一書) 修辞論 23 ロレンツォ・ヴァッラ ラテン語の典雅(序文) 悲喜劇論 24 ジャンバッティスタ・ジラルディ・チンツィオ 悲劇と喜劇の創作をめぐる談話あるいは書簡 抒情詩論 25 ポンポニオ・トレッリ 抒情詩論(第七講) 叙事詩論 26 フランチェスコ・パトリーツィ ルドヴィーコ・アリオスト擁護 音楽論 27 ジョゼッフォ・ザルリーノ ハルモニア教程 28 ヴィンチェンツォ・ガリレイ 古代と当代の音楽についての対話

  • 原典 イタリア・ルネサンス芸術論【上巻】 « 名古屋大学出版会

    目 次 凡 例 解 説 イタリア・ルネサンス芸術論(池上俊一) 美 学 1 ジョルダーノ・ブルーノ 紐帯一般について 模倣論 2 ジュリオ・カミッロ 模倣について イデア論 3 フェデリコ・ズッカリ 画家・彫刻家・建築家のイデア 理想都市論 4 アントニオ・フィラレーテ 建築論(第二書) 建築論 5 セバスティアーノ・セルリオ 建築七書(第四書) 庭園論 6 アゴスティーノ・デル・リッチョ 王の庭について 色彩論 7 フルヴィオ・ペッレグリーノ・モラート 色彩の意味について 絵画論 8 レオン・バッティスタ・アルベルティ 絵画論 9 ジョヴァン・パオロ・ロマッツォ 絵画神殿のイデア 彫刻論 10 ポンポニオ・ガウリコ 青銅の鋳造術について(第一章) パラゴーネ 11 フランチェスコ・ドーニ 素描論(第六章) 工芸論(陶芸) 12 チプリアーノ・ピッコルパッソ 陶芸三書(第一書) 工芸論(金

  • ルネサンスの数学思想 « 名古屋大学出版会

    内 容 科学革命の前夜、数学や関連する諸学はどのように捉えられていたのか。それらは果たして確実なものなのか。数学の対象や認識・論証の特質、学問全体における位置づけ、教育的意義などをめぐって、当時の思想家たちのテキストを精緻に読み解き、見失われて久しい知の相互連関を問い直す、白眉の学問論。 *書フランス語版は、2019年にアカデミー・フランセーズ・マルセル閣下賞を受賞(ミシェル・セール氏が激賞!)。 【ALL REVIEWS】インタビュー(「東海イズム」2020年4月1日) 目 次 凡 例 序 第1章 背景としてのアリストテレス主義 1 アリストテレス主義的学問論 2 ルネサンスとアリストテレス主義 第2章 ツィマラとアラビア・中世数学論の伝統 1 数学的事物をめぐって 2 数学的論証論とイブン=ルシュドの遺産 第3章 ピッコローミニと数学的事物の理論 1 数学的事物の分析 2 量の不定性

  • 近代日本の科学論 « 名古屋大学出版会

    内 容 科学の営みや社会との関係をめぐる言説は、維新から対米戦までの歴史の流れに呼応し、劇的に変転した。書は、文明開化、教養主義の時代を経て、科学を標榜し革命を起こしたマルクス主義の衝撃と、それを契機に誕生した日主義的科学論をふくむ多様な議論の展開を、初めて一望する。 【ALL REVIEWS】あとがき(抜粋) 目 次 序 章 1 書が扱う対象と時期 2 科学史・科学論との関連 3 これまでの科学論史 4 書の構成 5 明治維新の前に築かれていたもの —— 自然と道徳 第Ⅰ部 科学と出会った明治の日 —— 科学論の黎明 第1章 「科学」の語が意味したもの 1 日における科学の語の誕生とその意味の変遷 2 精神科学・自然科学 3 科学的社会主義 第2章 天皇の国の科学と科学論 —— 明治期の諸相 1 国体と科学、宗教と科学 2 3人の物理学者 3 木村駿吉の『科学之原理』と『物理

  • 転生するイコン « 名古屋大学出版会

    目 次 口 絵 凡 例 地 図 序 章 1 「像」と「アート」の汽水域へ 2 交錯する抗争 —— 政治・宗教・芸術 3 イコンの転生とその4つの様態 4 書の構成と方法 第Ⅰ部 時を乱すイコン —— 古画の再コンテクスト化と古様のモード化 第1章 石の中のイコン —— 聖画像のための大理石タベルナクルムの制作と受容 はじめに 1 固定と動員 ——《恩寵の聖母》礼拝堂 2 両極性の演出 —— ピッコローミニ礼拝堂 3 グロテスクな凱旋門 —— フォンテジュスタ聖堂主祭壇 おわりに 第2章 尼僧の手仕事? ——「サンタ・マルタの修道女たち」再考 はじめに 1 パラサイト/モンタージュ —— 様式・技法・機能 2 「サンタ・マルタの修道女たち」の批評的運命と作者像 3 マルタとウルスラ —— 図像的特異性と受容者像 おわりに 第3章 白衣の画家 —— ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォとカモッリー

  • 五山僧がつなぐ列島史 « 名古屋大学出版会

    目 次 凡 例 序 章 五山僧の忘却と再発見の試み はじめに 1 禅宗史研究 2 顕密八宗論 3 禅律仏教論 おわりに —— 書の課題 第Ⅰ部 足利政権と五山僧 第1章 叢林と夷中 —— 五山僧の列島散在 はじめに 1 諸山・十刹住持補任の概況 2 夷中との交渉 おわりに 第2章 足利政権の坐公文発給と政治統合 —— 赦し合う政権と檀越たち はじめに 1 義教政権期の坐公文 2 義政政権期の坐公文 おわりに 第3章 関東公帖と夷中の五山僧 —— 赦し合う人脈の展開 はじめに 1 関東公帖の発生と展開 2 関東公帖の受給者たち おわりに 第4章 戦国期足利政権の公帖発給と「武士」の編成 はじめに 1 戦国期公帖の政局的側面 2 戦国期公帖の体制的側面 おわりに 第Ⅱ部 夷中の檀越と五山僧 第5章 鎮魂の強制から信仰の統合へ —— 石見安国寺の諸山禅院への推移 はじめに 1 利生塔・安国寺の

    florentine
    florentine 2020/02/28
    あとで
  • 原典 ルネサンス自然学【上巻】 « 名古屋大学出版会

    目 次 凡 例 解説 ルネサンス自然学 (池上俊一) 自然誌 1 フランシス・ベイコン 森の森 動物誌 2 コンラート・ゲスナー 動物誌 植物誌 3 プロスペロ・アルピーニ ルバーブ論 農 学 4 オリヴィエ・ド・セール 農業の劇場 料理術 5 プラーティナ 適正な快楽と健康について 温泉論 6 ウゴリーノ・ダ・モンテカティーニ 温泉論 医 学 7 ジャン・フェルネル 事物の隠れた原因 8 ジローラモ・フラカストロ 伝染・伝染病およびその治療について 解剖学 9 アンドレアス・ヴェサリウス 人体の構造について 10 マルチェッロ・マルピーギ 肺についての解剖学的観察 発生学 11 ウィリアム・ハーヴィ 動物の発生 驚異論 12 アンブロワーズ・パレ 怪物と驚異について 自然魔術 13 ヘンリクス・コルネリウス・アグリッパ オカルト哲学について 14 パラケルスス 像についての書 15 トン

  • ロボットからの倫理学入門 « 名古屋大学出版会

    目 次 はじめに Ⅰ ロボットから倫理を考える 第1章 機械の中の道徳 —— 道徳的であるとはそもそもどういうことかを考える 1-1 アシモフのロボット工学三原則 1-2 倫理はプログラム可能か? 1-3 道徳と感情 1-4 機械化された道徳は道徳なのか? 1-5 おわりに 第2章 葛藤するロボット —— 倫理学の主要な立場について考える 2-1 まず倫理に含めないものを除外しよう 2-2 倫理学を三つに分ける 2-3 規範倫理学の主要な二つの立場:帰結主義(功利主義)と義務論 2-4 功利主義 2-5 義務論 2-6 第三の立場:徳倫理学 2-7 おわりに 第3章 私のせいではない、ロボットのせいだ —— 道徳的行為者性と責任について考える 3-1 「ロボットに責任を帰属する」とは? 3-2 ロボットも責任主体になれるかも?:両立論の考え 3-3 人は自己形成をコントロールできない:非両

  • 〈驚異〉の文化史 « 名古屋大学出版会

    目 次 凡 例 序 章 驚異考 …………………… 山中由里子 1 驚異とは? 2 驚異と中世一神教世界 3 先行研究 4 比較研究の可能性と問題点 5 ジャンルの問題 6 驚異の定義 7 歴史的展望 第Ⅰ部 驚異とは何か 第1章 ヨーロッパ中世における驚異 …………………… 池上俊一 はじめに 1 中世知識人にとっての驚異 2 分類・定義の試み 3 キリスト教的驚異について 4 驚異の歴史 おわりに 第2章 イスラームにおける奇跡の理論 …………………… 二宮文子 はじめに 1 イスラームにおける奇跡の発生原理 2 イスラームにおける奇跡の分類 3 驚異譚・奇跡譚・歴史叙述 —— 中世南アジアの事例から おわりに 第Ⅱ部 驚異の編纂と視覚化 第1章 中世イスラーム世界の旅行記と驚異譚 —— 驚異を目にした人々 …………………… 亀谷 学 はじめに 1 イスラーム世界における旅と旅行記 2 

    florentine
    florentine 2015/10/02
    魔術師ヴェルギリウスという語句を見てしまってはもう……