民事再生手続き中のスカイマークは3月1日から、客室乗務員の身だしなみや言葉遣いに関する社内規定を変更する。 従来の「メイクや髪形は自由」、「丁寧な言葉遣いを義務づけない」といった基準を、他の航空会社並みに改め、再生へ向け、イメージを刷新するねらいがある。 スカイマークは「低価格」と「安全」を最大の顧客サービスと位置づけ、客室乗務員らの言葉遣いや身だしなみの基準は緩いままとなっていた。 既に社内の通達で、「敬意、誠意が伝わる言葉遣いや表情を心がける」ように求め、「肩にかかる長髪はまとめる」「前髪は顔にかからないようにする」など、航空各社が導入している基準も適用した。3月1日以降は、メイクも、つけまつげやカラーコンタクトなどの着用を禁じる。