以下のエントリは、エイプリルフール用にUPしたもので、4月1日をすぎたら削除するつもりでいました。しかしブックマークしてくださった方もいらっしゃるようなので、とりあえず4月2日以降もこのまま残すようにいたします。ただ、あくまでもこれらは“偽書評”ですので(まあ、まちがえる人は少ないかとは思いますが)、その点あらかじめ念頭に置いたうえでお読みいただければ幸甚です。 2008年の大ベストセラー(本年書籍売り上げ第2位を記録)になった本書。その内容は、水野家に代々口伝されてきた家訓を小説仕立てで紹介したものである。 続きを読む 中国の新富裕層のうたかたの日々を描いた『日々の泡』(『うたかたの日々』とも訳される)の続編ともいうべき、仏人作家ボリス・ヴィアンの新作『北京の秋』がこのたび刊行された。その題名どおりオリンピック開催後の中国に焦点をあてたものである。 続きを読む 「平成の男子は草を食んでで