あらすじ・・・ 病気の母親と飲んだくれの父親と共に暮らす少年・アンドリューは、その内向的な性格から、いじめの格好のターゲットとなっていた。 クラスメイトの暴力、女の子の嘲笑、遠巻きに眺める生徒たち。 つらい日常と自分の間にハンディカメラという「壁」を作ることで、なんとか現実を乗り越えるしかなかったアンドリュー。 しかし、従兄弟のマットから強引に誘われ参加したパーティで、学校の人気者スティーヴから声を掛けられた瞬間から、彼の人生は大きく変わってゆくことになり・・・。 これは、わたしの映画だ。 これは、わたしたちの映画だ。 ある日突然超能力が使えるようになったらいいのに・・ と、夢見たことのあるわたしたちの映画だ。 この机の上にある鉛筆を、教科書のページを、ほんの数ミリでもいいから動かせないものだろうか・・ と、手をかざしながら必死に睨みつけたことのあるわたしたちの映画だ。 湯船に浸かりながら