新種マルウェアが激増する昨今、オフライン環境にあるコンピュータでの対策をどう講じるべきか。トレンドマイクロが今春から提供する新たな方法について、同社に聞いた。 大量の新種マルウェアが日々発生するようになり、主要なセキュリティベンダー各社はオンラインデータべースを活用して、コンピュータがインターネットでアクセスするサイトや、ダウンロードするファイルなどの安全性を確認するクラウド型の対策システムを推進しつつある。 しかし、こうした仕組みを利用するにはインターネットなどへ接続する必要があり、接続が難しいオフライン端末やイントラネットのみで使われる端末での利用は難しい。この課題に対処するため、トレンドマイクロはUSBメモリでウイルススキャンを可能にする「Trend Micro Portable Security(TMPS)」を今春から展開する。製品を担当するグローバルマーケティング統括本部事業開発
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