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27日、筆者を含む「ニコ厨」(ニコニコ動画の中毒者)なiPhone/iPod touchユーザーに、ドワンゴから大きなプレゼントが届いた! 待望のiPhone/iPod touch版プレーヤー「ニコニコ動画」がリリースされたのだ(iTunes Storeで見る、関連記事)。 今までiPhone/iPod touchではFlashプレーヤーが提供されておらず、ウェブブラウザーを使ってもニコニコ動画(ニコ動)は再生できなかった。でも、どーしてもiPhone/iPod touchでゴロ寝しながらニコ動が見たいっ!! そんなユーザーの願いが伝わったのかドワンゴでもiPhone版プレーヤーの開発を進めており、3月末の時点で「すでに開発済み」というニュースが出ていた(週刊アスキーWebの記事)。 しかしそこから1ヵ月、待てど暮らせどアプリは出てこない。一体どうしたのだ!? もしかして何かトラブルが?
急成長を続けるイラストSNS「pixiv」が次のステップへ進もうとしている。「コミケのように、祭りのような楽しい雰囲気の中でさまざまな作品が生まれ、売買され、中にはその稼ぎで生活する人もいる」――こんな空間の実現をpixivで目指していると、ピクシブの片桐孝憲社長は話す。 pixivは、同人サークルでイラストを描く同社のプログラマーが「Flickrのイラスト版を作れば、イラストを探すのが楽」と考え、開発したサイトだ。2007年9月のオープンから約1年半。投稿されたイラスト総数は約400万枚で、1日に平均1万2000枚ずつ増えている。「イラストを楽して探せるようにする」という当初の目標は達成しつつある。 4月1日に始めた有料会員制度「pixivプレミアム」(月額525円)とポイントサービス「pixivポイント」は、次の目標に近づくための第1歩、“入り口”という。「自分たちだけでできることは限
ロックギタリストはなぜ、音楽サイトの編集長になったのか(前編)――BARKS編集長・烏丸哲也さん:嶋田淑之の「この人に逢いたい!」(1/4 ページ) 嶋田淑之の「この人に逢いたい!」とは?: 「こんなことをやりたい!」――夢を実現するために、会社という組織の中で目標に向かって邁進する人がいる。会社の中にいるから、1人ではできないことが可能になることもあるが、しかし組織の中だからこそ難しい面もある。 本連載では、戦略経営に詳しい嶋田淑之氏が、仕事を通して夢を実現するビジネスパーソンをインタビュー。どのようなコンセプトで、どうやって夢を形にしたのか。また個人の働きが、組織のなかでどう生かされたのかについて、徹底的なインタビューを通して浮き彫りにしていく。 ロック、ジャズ、クラシック……ジャンルを問わず、世界の音楽市場は今、縮小の一途を辿っている。世界にその名を知られたレコード会社も、ここ20~
仲里淳 2009/4/8 制作の要となるチームワークのツボを探る連載。人気急上昇中のピクシブのデザイナがいう「必ずしも便利であることが正解ではない」という言葉の意味は? 成長著しいイラストSNS「pixiv」のデザイナは新入社員 ピクシブが注力する2つのサービス「pixiv(ピクシブ)」と「drawr(ドロワー)」は、現在その急成長ぶりからWebサービス開発者やクリエータの注目を集めている。 pixivは、イラスト画像の投稿・閲覧ができるサービスで、絵を中心にユーザー同士のコミュニケーションもできるなどSNS的要素も持つ。一方のdrawrは、Webブラウザ上で絵が描けるツールで、描画の過程をムービーのように再生できたり、絵に対して絵でコメントできたりとユニークな機能を持つ。特にpixivは、2007年のサービス開始からわずか1年半の間にユーザー数が70万人を突破し、月間6億ページビュー以上
グリーの提供するソーシャルネットワーキングサービス「GREE」(モバイル版はhttp://m.gree.jp/)の登録ユーザー数が4月5日に1000万人を突破した。 もともと代表取締役社長の田中良和氏が、別の仕事のかたわら個人で作り上げたGREE。2004年末に法人化した同社は、2006年にはKDDIと資本提携するなどモバイル向けサービスに注力する形で成長を続けてきた。そして2008年末には、東京証券取引所マザーズ市場への上場も果たした。 上場、そして1000万ユーザー達成という節目を迎え、今後の展望などについて、グリー代表取締役社長の田中良和氏に聞いた。 --上場から4カ月弱が過ぎました。改めて振り返って、どう感じていますか。 金融危機の影響もあり、上場は簡単なことではない時期でした。よく「上場する必要があったのか?」と聞かれることがありましたが、上場して資金を調達することは、今後の会社
「ニコニコ動画」で、気に入った動画や投稿した動画を、有料ポイントを使って宣伝できる機能「ニコニ広告」がこのほどスタートした。有料の「ニコニコポイント」を使い、宣伝したい動画を検索結果ページなどで目立たせることができる。 「“御三家”以外の動画を目立たせたくて」と、ニワンゴ取締役の西村博之(ひろゆき)氏は狙いを語る。御三家とは、「THE IDOLM@STER」「東方Project」と、初音ミクなどの「VOCALOID」。ニコ動のヘビーユーザーに人気で、通常のランキングではこれらが上位を独占する傾向にある。 だがこれらは、ゲームやアニメ系に興味がない一般の人が楽しめるコンテンツではない。ユーザー増に向けて「一般化」を目指しているニコ動にとって、御三家ファン以外でも楽しめる“入り口”作りが課題だった。 ニコニ広告を使えば、これまで御三家の影に隠れて目立たなかった面白動画を、検索やランキングなどで
前編はこちら イラストコミュニケーションサイト「pixiv」を運営する「ピクシブ」は11月1日に、社名をこれまでの「クルーク」から変更した。だが、実はこのクルークという社名自体も、pixiv以前に自社開発したサービス「crooc」(クルーク)のスマッシュヒットを受けて、創業時の社名「ウェブッテネット」から変更したという経緯がある。 ミクシィ(前イー・マーキュリー)のように、自社サービスの認知度が社名のそれを追い越した場合、社名をサービス名と同一にすることは、ブランドマネージメントという点で十分メリットがある。だが、2度にわたって社名を自社サービス名に合わせた事例というのは、さすがに珍しいのではないだろうか。 パナソニックの例を出すまでもなく、社名の変更には並々ならぬ決断と投資が必要だ。設立から4年のうちに2回の社名変更、しかもサービス名に合わせて……となると、ややもすれば自社の信用にかかわ
特集 2009.03.06 人気急上昇の音楽・マンガのニュースサイト 「ナタリー」「コミックナタリー」 下北沢発のサイト運営とその舞台裏について両編集長が語る 追い風が吹いてきた ──ナタリー、好調ですね? 大山 おかげさまで、ここ半年、なぜか急に認知されてきたと思います。 唐木 以前は企業の広報に電話しても「ナタ…え?すみません、一般の方からの問い合わせは、こちらではちょっと…」という感じで(苦笑)。 大山 「ロシアの女性の方ですか…?」みたいな(笑)。 ──Perfumeがブレイクしていく過程を細かく伝える記事が多く、Perfumeを追いかけている印象も生まれたのでは? 唐木 この1年のイメージですね。それはありがたいです。ただ、Perfumeの記事って、実はそんなに多くないんですよ。 大山 ナタリーは無節操なほどジャンルを問わず、なるべく多くの記事を上げています。そうするとみなさん自
イラストやマンガでコミュニケーションするという、異色のウェブサービス「pixiv(ピクシブ)」。 現在のmixiは、主に日記を公開することで、他者とのつながりを持つ場として機能している。一方、pixivは日記の代わりにイラストを公開することで、他者とつながる点が最大の特徴だ。各ユーザーは他者のイラストにコメントやタグ、評価点を付けることによってコミュニケーションを図る。さらに、気に入ったイラストをブックマークしたり、作者をお気に入りに追加することもできる。 pixiv(ピクシブ) http://www.pixiv.net/ イラストを介したコミュニケーションサービス。会員登録したユーザーには、自作イラストをアップロードできるページが与えられる。これは、「mixi」などのSNSにおけるトップページに相当し、「マイミクシィ」や「お気に入り」に近似する機能も備えている。 サービス開始は2007年
「見通しは明るいと、僕らは思ってるんですけどねぇ」――「ニコニコ動画」が1000万ユーザーを突破し、人気は健在だ。 その一方で運営は赤字続きで、月間1億円の赤字が出ているという。世界同時不況はネット業界も例外ではなく、ニコ動を取り巻く環境は厳しいはずだが、ニワンゴの取締役の西村博之(ひろゆき)氏は冒頭のように強気だ。 12月12日にスタートする新版「ββ」(ダブルベータ)では、パートナーのコンテンツ企業を121社に増やしたほか、コストをかけて新機能を大量に詰め込み、「だれも欲しいと言っていないサービス」まで投入した。ββの発表会「ニコニコ大会議2008冬」には前回の4割増しという7000万円もの予算を投入している。 パートナー企業強化やββの新機能の狙いは何か、赤字続きの運営の見通しは、ニコ動は何を目指すのか――ひろゆき氏に聞いてみた。 ――赤字なのに大丈夫ですか? 「ニコニコ大会議」もま
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