徳島大(徳島市)はスマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末向けに、学生生活や研究、施設に関する情報を動画などで発信するアプリを開発し、米アップル社のソフト配信サイト「App Store」で公開を始めた。 受験生らへの情報発信に役立たせる。 提供されているのは、サークル活動に励む学生や研究成果を紹介する1分半~2分程度の動画や、全地球測位システム(GPS)を利用したキャンパス内の施設へのルート表示など。 同大学によると、国立大学が大学全般の情報を発信するアプリを作るのは、全国的にも新しい取り組みだという。図書館の蔵書検索など、在学生に便利な機能もあり、今後は学生自身が撮影した動画なども提供する。現在はアップル社のスマートフォン、タブレット端末のみで使用可能だが、他社の端末にも対応させていく予定。