町田の技術が集結した「町田式水耕栽培法(新農法)」が誕生して3年。市の新しい名産品として、市内外から注目を浴びている「まちだシルクメロン」が今年も順調に実っている。 一株から約60個を実らせるというまちだシルクメロンは、水耕栽培ならではのみずみずしさや糖度の高さが魅力。その評判は市民にも浸透しており、昨冬には町田市のふるさと納税の返礼品にも選出。100個近いリクエストがあった。3年目の今でも、テレビの情報番組などに度々取り上げられ、注目度は増すばかり。市内外からのメロンの注文も年を重ねるごとに増えているという。 メロンとともに水耕栽培装置も全国各地から依頼が殺到。撮影したこの日(8日)も、山梨県から装置導入希望者が研修に訪れていた。町田シルク農園の松浦真さんは「おかげさまで製作が追い付かないくらい依頼がきています。広がりを肌で感じられて嬉しいですね」と話していた。 また、町田商工会議所と町