Vol. 48 No. SIG 16(CVIM 19) Nov. 2007 † 1 1 101 6 The Current State and Future Directions on Generic Object Recognition Keiji Yanai† “Generic object recognition” aims at enabling a computer to recognize objects in images with their category names, which is one of the ultimate goals of computer vision research. The categories which are treated with in generic object recognition have broad variabili
リズム知覚の基礎としての時間知覚に関する 精神物理学研究 中島 祥好 [introduction] [聴覚とリズム] [1. 時間分解能] [2. リズムを生ずる時間間隔] [3. 弁別] [4. 尺度] 1 時間分解能 ( ”聴覚とリズム”より続く ) 人間の耳は、音の流れを時間方向にどのくらい細かく分けて聴くことができるであろうか。この問いは、単純そうに見えるが、実は一筋縄では捉えられない。0.1 ms 程度の、極端に短いクリック音を継時的に二つ呈示し、クリック音の始まりから、始まりまでの時間間隔をいろいろに変化させてみると、この時間間隔が1〜2 ms 以上の長さをもたないと、音が二つあるようには感じられず、一つの音が知覚される。このことは、古くから知られており(寺西,1984)、時間知覚の研究者の間では半ば常識になっているが、近代的な批判に耐えるような実験データのかたちでは示されてい
感情のしくみを知るため、まず脳について簡単に説明しましょう。 脳は全体が一様でべったりと同じというわけではありません。脳は場所ごとに違うことをしています。これを脳の機能局在と呼びます。 脳をその役割でまずおおざっぱに分類するとまず、前後の区別があります。 図1は脳を外側から見た写真です。真ん中に縦に大きな溝がありますね。これをシルヴィウス溝といいます。脳はここで前後に分かれているわけです。そして、実際に前後で役割が大きく異なっています。 この前方にあたる部分が前頭葉で、その主な仕事は体を動かすことと、その準備のための作業です。 反対の後方にあたる部分は、さらに側頭葉、後頭葉、頭頂葉に分かれています。これらの仕事は環境から入ってきた視覚、聴覚、触覚などの情報を受け取って分析することです。 基本的な考え方として、後頭葉が視覚、側頭葉が聴覚、頭頂葉が触覚を担当しています。ただし、それぞれの範囲で
扁桃体の構成と機能 川村光毅 I) はしがき: 哺乳動物の扁桃体(扁桃核はその組織学的名称)は終脳の半球胞の腹側壁が側脳室の内腔に隆起状に発達した神経節丘の一部から生じる。側頭葉の発達・形成とともに神経節丘の後腹側が前方に移動し、扁桃体は側脳室下角の前端の前上部に位置するようになる。ヒトの扁桃体は側頭葉前部の海馬旁回鈎のすぐ下方にみられる。海馬は終脳の蓋板につづく半球内側面の部分が翼板の肥厚によって形成される“原始”皮質の一部で、発生初期には脳梁の背側に位置している。やがて脳梁に同伴して背後方に発達し、さらに腹前方に進み歯状回となり、また側脳室内に突出して海馬足(固有の海馬、アンモン角)を形成する。扁桃体と海馬は位置的に近接しており、"関係が深い" とよく言われるが、発生の過程からみると互いに独立している(図1)。 大脳皮質との関係でいえば、海馬体とは嗅内野・海馬台(ヒトでいう海馬旁回)
扁桃体(へんとうたい、英: Amygdala)は、ヒトを含む高等脊椎動物の側頭葉内側の奥に存在する[1]、アーモンド(扁桃)形の神経細胞の集まり。情動反応の処理と記憶において主要な役割を持つことが示されており、大脳辺縁系の一部であると考えられている[2]。 扁桃核(へんとうかく)とも言う。 解剖学的下位領域[編集] 扁桃体内部の神経核。 扁桃体と呼ばれる領域は、異なる機能的特徴を持った複数の神経核を含んでいる。このような神経核の中に、基底外側複合体、内側核、中心核、皮質核がある。基底外側複合体はさらに、外側核、基底核、副基底核に分けられる[2][3]。 解剖学的には、扁桃体[4]、特に中心核と内側核[5]は、しばしば大脳基底核の一部とみなされる。 神経結合[編集] 扁桃体から、視床下部に対しては交感神経系の重要な活性化信号を、視床網様体核に対しては反射亢進の信号を、三叉神経と顔面神経には恐
エッジ検出(エッジけんしゅつ、英: edge detection)は、画像処理やコンピュータビジョンの用語で、特徴検出 (feature detection) や特徴抽出 (feature extraction) の一種であり、デジタル画像の画像の明るさが鋭敏に、より形式的に言えば不連続に変化している箇所を特定するアルゴリズムを指す。 背景[編集] 画像の明るさの鋭敏な変化を検出する目的は、実世界の属性の重要な事象や変化を捉えることである。一般的な画像形成モデルにおいて、画像の明るさの不連続な変化は次のような事象と一致する可能性がある。 深さが不連続である。 面の向きが不連続である。 材質が変化している。 照明が変化している。 理想的には、画像にエッジ検出を施すことで、物体の境界を示す連続する曲線が得られ、面の向きが不連続に変化している部分(要するに角)も曲線として得られる。したがって、エ
日本語で甲高い声を「黄色い声」と表現するように、高い音は明るい色、低い音は暗い色で言い表す傾向は世界の言語で広く共通している。京都大霊長類研究所と独・シャリテ医科大のグループは、こうした本来は関係のない事象を連想する「共感覚的知覚」がチンパンジーにもあることを突き止めた。進化の過程でヒトがどのように言語を獲得したかを探る手掛かりになるという。研究成果は米国科学アカデミー紀要電子版に5日掲載された。 音の高低を色で示す表現は他にも、スペイン語で高い声を「白い声」、ドイツ語で低い声を「暗い声」などと表しており、「高=明」「低=暗」の関係が共通する。理由は不明で「生得的な脳の神経間の結合による」「言語や文化の相互作用により獲得された」などの説がある。 研究グループは、言葉を持たないチンパンジーでそれが起きるか実験した。 まず6頭にコンピューター画面で白か黒の図形を一瞬示し、その後、画面に現れた白
この項目では、文化の伝播や情報伝達における情報単位としてのミームについて説明しています。 ルルティアのアルバムについては「ミーム (ルルティアのアルバム)」をご覧ください。 アラビア文字のミームについては「م」をご覧ください。 インターネットでのミームについては「インターネット・ミーム」をご覧ください。 エジプト文字。言語は、ミームの一種である[1]。 ミーム(meme)とは、脳内に保存され、他の脳へ複製可能な情報であり[2]、例えば習慣や技能、物語といった社会的、文化的な情報である[3]。『日本大百科全書』における人工知能研究者の中島秀之の説明によると、ミームは文化的自己複製子であり、ミームは比喩(ひゆ)ではなく遺伝子と同じく実体である[4]。『利己的な遺伝子』によれば、ミームは脳神経回路の型である[5]。ミームが脳の外へ複製された具体例としては衣服、壺、アーチ、宗教的行動、科学者の講演
位置覚(いちかく、英: position sense、独: Körperhaltungssinn)は、生体が体幹と四肢の関節における屈伸状態を感受し、その位置、動きを察知する感覚である。 概要[編集] 位置覚は他の特殊感覚(平衡感覚、視覚など)とも関係するが、主に関節に存在する圧覚で、深部感覚の一種である。皮膚触圧覚とは反対に、体幹に近い部位ほど敏感に働き、肩関節では1度/秒の速度を感知するが、趾関節、指関節での感覚閾値はその5倍から10倍となる。関節嚢、関節靭帯、骨膜にはそれぞれ、圧受容器のルフィニ終末、ゴルジ終末、パチニ小体がある。ルフィニ終末、ゴルジ終末は関節の角度を感知する遅順応型で、パチニ小体は関節運動の有無、方向、速度を感知する速順応型である。これらの受容器の求心性線維としてAα線維がある。姿勢維持や運動の際などの位置覚には筋収縮、皮膚の張力、圧の情報も必要とされ、関節受容器に
学会誌「認知科学」は1994年度から刊行を始めました。ここでは「認知科学」各号の目次と研究論文を公開しています。 バックナンバーを購入なさりたい場合は 購読のご案内 を御覧ください。 電子アーカイブはJ-Stageで公開しています。 ここでは「認知科学」各号の目次と研究論文を公開しています。すべての研究論文のアブストラクトがブラウズできます。またほとんどの研究論文の全体をダウンロードまたはブラウズできます(招待論文は除きます)。 (4巻4号から6巻2号までがまだ整備されていませんが現在作業中です。まもなく利用できるようになる見込みですので申し訳ありませんがもうしばらくお待ちください。) 利用できるファイルは以下の通りです。 4巻2号まで LaTeX(のソースファイルと図のEPSファイルのtar/lhaによるアーカイブ)またはPostScriptの形式でいずれも圧縮してあります。Post
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く