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海に関するkamei_rioのブックマーク (580)

  • 「史上最大級の難破船のお宝」5選、金銀財宝や象牙が大量に

    1708年にコロンビア沖で沈没したスペイン海軍のガレオン船サンホセ号には、最大200トンの金、銀、カットされていない宝石が積まれていた。難破船から発見された財宝のなかでも、最も貴重なもののひとつだ。(Photograph by Logic Images, Alamy) 金銀財宝から希少な陶磁器まで、海底に眠る難破船から発見された貴重品の数々は、ときに数十億ドル(数千億円)もの価値を記録し、世界中で人々の想像力をかきたててきた。富を求めて大海にくりだす冒険者たちを突き動かしてきたのは、こうした財宝だった。 これまでに発見されたものの中から、史上最大級の難破船の財宝をいくつか紹介しよう。 ただし、現在ではこれら古物の所有者に関するルールははるかに複雑になっている。考古学者や地方当局の間には、略奪者が古く朽ちた船の繊細な構造を壊してしまうのではないかという深刻な懸念がある。あるいは、遺物を個人に

    「史上最大級の難破船のお宝」5選、金銀財宝や象牙が大量に
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/09/12
    "以下の例を見れば、所有権が争われる理由と、海底遺跡を保護すべき理由をわかってもらえることだろう" やはり沈まれるとつらい。あのドン・ブラコですらイージーに感じる
  • 魚がぐるぐる回って死ぬ奇病、ついに原因を特定、米フロリダ沖

    50年生きることもあるイタヤラ(Epinephelus itajara)も、米フロリダ・キーズ諸島で奇妙な円を描いて回転しているところが目撃された。(Photograph By David Doubilet, Nat Geo Image collection) 数カ月にわたる根気強いデータ収集と検査の結果、科学者は米フロリダ沖で魚がぐるぐると回りながら死ぬ原因を突き止めた。有毒な藻類の組み合わせが原因だったのだ。 2023年11月、フロリダ・キーズ諸島の住民が、絶滅危惧種であるノコギリエイ科のスモールトゥース・ソーフィッシュ(Pristis pectinata)などの魚が円を描いて泳ぎ、その後死んでしまうことに気づき始めた。科学者は後に、ブダイの仲間やオオメジロザメ(Carcharhinus leucas)、イタヤラ(Epinephelus itajara)など、80種類以上の魚でこの現象

    魚がぐるぐる回って死ぬ奇病、ついに原因を特定、米フロリダ沖
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    kamei_rio 2024/09/11
    "特にソーフィッシュに見られる異常な行動は、多くの異なる海底藻類の毒素に複合的にさらされたことに関連していると考えています"
  • イルカはいつ、なぜ攻撃的になるのか 生態のウソとホント

    ハンドウイルカのオス(フランス領ポリネシアのランギロア海峡で撮影)はメスを積極的に守る。(PHOTOGRAPH BY GREG LECOEUR, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 水族館でおなじみのハンドウイルカと聞けば、多くの人は遊び好きで好奇心旺盛な動物をイメージするだろう。実際、映画や水族館では、イルカの人懐っこさが強調されている。 だが、2024年の夏には福井県でイルカが人間を噛むニュースが話題となった。ハンドウイルカの邪悪な一面なのだろうか? そう思ってTikTokやYouTubeを見回せば、イルカの「知られざるダークサイド」を紹介する動画があったりする。 しかし、動物を悪者にすれば、憂慮すべき結果を招くことがある。例えば、映画『ジョーズ』をきっかけに、人々はホホジロザメを恐れるようになり、この頂点捕者のトロフィーハンティング(娯楽としての狩猟)がブームになっ

    イルカはいつ、なぜ攻撃的になるのか 生態のウソとホント
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/09/02
    "攻撃的な行動がみられても、「相手がバイソンやヒグマであれば驚く人はいません」とリード氏は話す。ハンドウイルカは「海に暮らすバイソンやヒグマのようなものです」"
  • 「レアメタル・シャーク」をブラジル沖で発見 高まる海洋汚染の懸念

    ブラジル沖のイタチザメの体内から、携帯電話などの電子機器に含まれる金属が検出された。(PHOTOGRAPH BY JEFF ROTMAN / NPL / MINDEN PICTURES) ブラジル南岸沖のイタチザメは、携帯電話や電気自動車などのテクノロジー機器に含まれる汚染物質を大量摂取している。こんな研究結果が2024年8月、学術誌「Environmental Pollution」に掲載された。論文の執筆者によれば、このような発見が発表されたのは今回が初めてだ。 これらの汚染物質には、私たちの世界を動かしているレアメタルが含まれている。国際的な規制当局がレアメタルの深海採掘にゴーサインを出すことを検討し、電子廃棄物の海洋への流入が増加している今、サメの体内からレアメタルが発見されたことは憂慮すべきことだ。 論文の執筆者の1人で、バハマのケープ・エルーセラ研究所でサメの研究保護プログラムを

    「レアメタル・シャーク」をブラジル沖で発見 高まる海洋汚染の懸念
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    kamei_rio 2024/08/17
    レアメタル採掘、電子機器の投棄、ほぼ人類は愚か案件なのにどうしてもサメ映画になってしまう。ミーム汚染も深刻
  • ホホジロザメの赤ちゃんにカメラを装着、初、NY沖に巨大生育場

    ロングアイランド沖での調査中、ホホジロザメの赤ちゃんが餌にい付いた。おそらくリバティとは異なる個体。(NATIONAL GEOGRAPHIC/JAMES BLAKE) 米国ニューヨーク州ロングアイランドの砂浜を埋め尽くす海水浴客は、この温暖な海が海水浴に最適な場所だと感じているのは自分たちだけではないと知って、驚くかもしれない。実は、ニューヨーク湾と呼ばれるロングアイランド沖の海域では、何百匹ものホホジロザメの赤ちゃんが餌のとり方、移動の仕方、捕者を避ける方法を学んでいる。研究者たちは、この海域がホホジロザメにとって、北大西洋の主要な、そしておそらく唯一の生育場だと考えている。 かつて乱獲によって絶滅寸前まで追い込まれた北大西洋のホホジロザメは、近年、その餌であるハイイロアザラシが増えるにつれて回復している。現在、その数は約800匹と推定されている。 「私たちが知る限り、ロングアイラン

    ホホジロザメの赤ちゃんにカメラを装着、初、NY沖に巨大生育場
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    kamei_rio 2024/07/08
    サメの赤さんによる記録映画。こうして世界にまたひとつ新しいサメ映画が生まれた。
  • ノコギリエイは日本国内で絶滅していた──琉球大などが発表 海産魚類の「国内絶滅」を初めて証明

    ノコギリエイは日国内で絶滅していた──琉球大学などの研究チームは6月24日、そんな発表をした。海産魚類として、日で「国内絶滅」(国内で50年以上の確認例がない場合、環境省レッドリストの判定基準で国内絶滅に該当する)が証明された実例は、今回が初めてという。 ノコギリエイ科は、エイ類で最も大型であり、最大全長は7mに及ぶ。ノコギリエイ科の生物は、沿岸環境の悪化や乱獲で個体数が減少しており、絶滅の危機にあった。 今回研究チームは、東京大学総合研究博物館動物部門が収蔵する魚類標の整理・調査を実施。その際、1928年3月5日に東京市場で水揚げされた、サカタザメ目ノコギリエイ科に属する「Anoxypristis cuspidata」(アノキシプリスティス カスピダータ)の標を見つけた。そこからさらに、国内に残っていたノコギリエイ科の標や、16世紀から現在まで日と東アジア域から報告があったノ

    ノコギリエイは日本国内で絶滅していた──琉球大などが発表 海産魚類の「国内絶滅」を初めて証明
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    kamei_rio 2024/06/26
    "これまで日本にはノコギリエイ科のエイは1種だけが分布するといわれていたが、実は2種いたことが判明。少なくとも、アノキシプリスティス カスピダータについては該当の海域上では絶滅していた"
  • ナマコ

    カリフォルニアのナマコ(Apostichopus californicus)。米国カリフォルニア州にあるモントレーベイ水族館で撮影。(Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark) ナマコとは? イボのような突起のある円筒状の体がキュウリを思わせるのか、ナマコは英語圏で「sea cucumber(海のキュウリ)」と呼ばれている。この風変りな生き物は無脊椎動物で、ヒトデ、ウニ、ウミユリと同じ棘皮(きょくひ)動物だ。 世界には約1250種のナマコが生息している。海底やその近くに暮らし、中には海底に潜るものもいる。世界中の海の浅瀬で見られるが、深海にも生息する。ナマコに脳はない。しかし天敵から身を守り、べ物を見つけ、海流にのって巧みに移動する能力を発達させてきた。 外見と習性 ナマコにはキュウリのイボのような突起があるが、体

    ナマコ
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    kamei_rio 2024/06/25
    "ナマコは英語圏で「sea cucumber(海のキュウリ)」と呼ばれている" さすが英語圏、食へのこだわりがなさそう(個人の感想です)
  • サメとビーチをシェアするには、「サメ予報」の実現へ進む研究

    バハマの海でシュノーケル客が見守るなか、著名なサメの研究者でビミニ生物学現地調査所創立者の故サミュエル・グルーバー博士が、近寄ってくるペレスメジロザメ(Carcharhinus perezi)に餌を与える。このビミニのサメ研究室では、人々にサメのことを知ってもらうため、ツアーや現地調査体験を提供している。(PHOTOGRAPH BY SHIN ARUNRUGSTICHAI) 米国北東部の海岸で近年、ホホジロザメの目撃件数が増えている。餌となるハイイロアザラシに引き寄せられて、この海域に集まってくるためだ。ハイイロアザラシは、1972年に米国の海洋哺乳類保護法によって狩りが禁止されて以来、東海岸で数が回復している。 米フロリダ自然史博物館が運営するデータベース「インターナショナル・シャーク・アタック・ファイル」のデータによると、サメの獲物が回復したことに加え、ビーチに遊びに行く観光客が増えた

    サメとビーチをシェアするには、「サメ予報」の実現へ進む研究
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/06/19
    "一部の研究者は「サメに襲われる」という言い方ではなく、「サメにかまれる」、もしくは「サメと遭遇する」などと表現を変えた方がいいのではとさえ提案している" 襲ってくるわけではないと
  • ウミグモのオスはなぜ子煩悩? 南極の巨大種に謎を解く手がかりが

    南極の巨大ウミグモの一種。南極のデイトンズウォールとよばれる多様な生物が生息する場所で、2015年に撮影。(PHOTOGRAPH BY ROB ROBBINS) タツノオトシゴのお父さんが子育てすることはよく知られている。しかし、ウミグモも似たようなことをすることは、あまり知られていない。(参考記事:「【動画】一気に2000匹!タツノオトシゴのオスの出産シーン」) 長い脚を持つウミグモは、世界中の海に1500種ほどが生息している。潮の満ち引きの合間に潮だまりをうろつく小さなものから、極地の深海を歩きまわる大型のものまで、ほとんどのオスのウミグモは生まれる前から子どもを大切にする子煩悩な父親だ。そして、このほど発表された南極に生息する巨大なオオウミグモ(Colossendeis megalonyx)の研究で、父親の子育てがどのように始まったのかについて、新たな手がかりがもたらされた。 かつて

    ウミグモのオスはなぜ子煩悩? 南極の巨大種に謎を解く手がかりが
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    kamei_rio 2024/06/17
    "ウミグモのオスについて研究すれば、海の節足動物のことはまだほとんど何もわかっておらず、動物の世界は一筋縄ではいかないことが明らかになる。" 分からないことが分かった
  • 「世界最大の発光器官」を持つ珍しい深海イカに襲われるド迫力ムービーが公開される

    太陽の光が届かない深海に住む生き物の中には、エサをおびき寄せたり仲間と出会ったりするために生体発光を行うものがいます。オーストラリアの研究者らが、最大で2.3メートルの巨体を持つ深海のイカが、腕の先端についた生物界で最大の生体発光器官を振りかざす様子を映像に収めることに成功しました。 Rare deep-sea squid filmed at depth https://www.uwa.edu.au/news/article/2024/may/rare-deep-sea-squid-filmed-at-depth Elusive 'octopus squid' with world's largest biological lights attacks camera in striking new video | Live Science https://www.livescience.c

    「世界最大の発光器官」を持つ珍しい深海イカに襲われるド迫力ムービーが公開される
    kamei_rio
    kamei_rio 2024/06/06
    ただのイカじゃねえぞ 生物界で最大の発光器官を持つ ド迫力の深海イカ!ヒロビレイカだ!
  • 船に衝突するシャチ、復讐ではなく単なる遊びだった、最新報告

    イベリア半島沖で暮らすシャチ(写真はポルトガル沖で撮影された個体)は現在40頭未満で、IUCNは近絶滅種(Critically Endangered)に指定している。(Photograph by Cape Cruiser Sagres) ヨーロッパ南西部のイベリア半島沖には、小型船を沈没させる有名なシャチたちがいる。沈没事故はつい数週間前にも起こった。2020年に始まったシャチたちのこの不可思議な行動について、遊び、人間への復讐などさまざまな理由が推測されたが、専門家たちがようやく結論に達した。(参考記事:「シャチの船への集団攻撃が多発、沈没も、ケガの仕返し? 遊び?」) 国際捕鯨委員会(IWC)が5月24日付けで発表した最新の報告書によると、船にぶつかってくる15頭ほどのシャチの群れは、いたずら盛りの「ティーンエイジャー」たちのようだという。 研究者たちが、狩りなどで攻撃的な行動をとるシ

    船に衝突するシャチ、復讐ではなく単なる遊びだった、最新報告
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    kamei_rio 2024/06/05
    "研究者たちが、狩りなどで攻撃的な行動をとるシャチと、クラゲやコンブなどで遊ぶシャチの映像を分析したところ、遊んでいる時のシャチに攻撃性は見られなかった" そうなんだ
  • 最大の魚ジンベエザメが人知れず消えていっている恐れ、最新研究

    アフリカのジブチ沖で、漁に使うライトに、プランクトンと若いジンベエザメが引き寄せられる。(PHOTOGRAPH BY TOM PESCHAK, NATIONAL GEOGRAPHIC IMAGE COLLECTION) 希少なクジラ類と船との衝突事故については以前から世界的に問題になっていた。しかし、世界最大の魚類であるジンベエザメも同じように命を落とすケースが多そうなことは、最近までわかっていなかった。2024年5月1日付けで学術誌「Science of the Total Environment」に発表された80人の研究者による合同研究の論文では、海運がジンベエザメにもたらす脅威について定量的な評価が行われた。(参考記事:「【動画】魚群を狩るジンベエザメの撮影に成功、超貴重な映像」) ジンベエザメは体長10メートルになることも多い。インド洋、太平洋、大西洋など、世界中の熱帯から亜熱帯の

    最大の魚ジンベエザメが人知れず消えていっている恐れ、最新研究
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    kamei_rio 2024/05/28
    "26の国と地域を対象に、ジンベエザメが集まる場所を地図にまとめ、非営利団体グローバル・フィッシング・ウォッチが提供する大型船の位置情報と重ね合わせた" なるほど
  • はて? 大都会にある「サンシャイン水族館」の海水はどこからくるのか 担当者に聞いた

    はて? 大都会にある「サンシャイン水族館」の海水はどこからくるのか 担当者に聞いた:週末に「へえ」な話(1/5 ページ) 東京の池袋といえば、ご存じのとおり「大都会」である。駅の乗降者数(国土交通省調べ)を見ると、池袋駅は3位で、1日に約265万人が利用している。駅の中も外も人・人・人、ちょっと歩いてもビル・ビル・ビル。そんな街に魚・魚・魚の施設がある。「サンシャイン水族館」だ。 水族館は1978年にオープン。高層ビル(10~11階)の屋上に誕生したこともあって、当時は「初めての都市型水族館」として話題を集めた。来館者数は、累計5318万人(2023年度現在)。年に100万人以上が訪れている施設になるが、気になることがひとつある。周囲に海はないのに、水槽で使う海水はどこから運んできているのか、である。

    はて? 大都会にある「サンシャイン水族館」の海水はどこからくるのか 担当者に聞いた
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    kamei_rio 2024/05/13
    "300キロほど離れた伊豆諸島の八丈島の近海から運んでいます" 海運会社の貨物船のバラスト水なるほど
  • 希少なイルカを探知、「イルカ犬」がウォッチング船で活躍中

    バスターはアカロア・ドルフィンズのクルーズ船で、人間の乗員を助ける4匹のイヌの1匹だ。(Photograph by Natasha Bazika) 大海原を見渡すようにボートの右舷側をゆっくりと行ったり来たりしていたイヌの「バスター」。その耳が突如ピンと立つ。何かが見えた、というより何かが聞こえたのだ。 「イヌは優れた聴覚を持っています」と、ニュージーランドでネイチャークルーズを催行する「アカロア・ドルフィンズ社」の共同オーナーで、クルーズ船の船長を務めるジョージ・ワグホーンさんは説明する。「イルカが仲間同士で会話する時に出すクリック音やホイッスル音が聞こえるんです」(参考記事:「鋭敏なのは嗅覚だけじゃない! 犬たちの超感覚」) バスターは集中した面持ちで頭を海の方へ傾けた。まるでイルカたちの会話を立ち聞きしているかのようだ。彼が滑らかな海面を見つめていると、2頭のイルカが深みより現れた。

    希少なイルカを探知、「イルカ犬」がウォッチング船で活躍中
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    kamei_rio 2024/05/07
    "「イルカが仲間同士で会話する時に出すクリック音やホイッスル音が聞こえるんです」" イルカもまさか犬に聞かれるとは思わんて
  • シャチの新たな集団を発見か、研究者も驚く未知のタイプ、太平洋

    太平洋のシャチには、「オーシャニック(外洋)型」と呼ばれる第4のタイプが存在する可能性がある。画像は、米国カリフォルニアのモントレー湾を泳ぐオーシャニック型のシャチ。(PHOTOGRAPH BY SLATER MOORE PHOTOGRAPHY) シャチは通常、海岸線沿いにとどまる傾向にあるが、大海原をわたり、クジラなどの大きな獲物をとる新しいタイプの群れが新たに見つかったかもしれない。学術誌「Aquatic Mammals」に2024年3月14日付けで発表された研究によると、米オレゴンやカリフォルニアから遠く離れた外洋で、何度もシャチが目撃されているという。多くは大陸棚よりずっと沖合で、水深は約4500メートルに達する場合もある。 「少なくとも北太平洋では、これまでに外洋のシャチを対象とした格的な研究が行われた例はありません」と、研究リーダーを務めたカナダ、ブリティッシュ・コロンビア大

    シャチの新たな集団を発見か、研究者も驚く未知のタイプ、太平洋
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    kamei_rio 2024/04/04
    "これらのシャチがトランジェント型のサブグループか、あるいは完全に独自の集団であることを意味するとマキネス氏は言う"
  • まるで「白無垢」姿の新種のヒラムシを発見、深海に沈んだ木から

    ヒラムシは主に浅瀬に生息するが、3000メートルの深海からも一部が発見されている雌雄同体で肉の生き物。プラナリアやサナダムシなどが仲間の扁形動物だ。 桜美林大学リベラルアーツ学群の大矢佑基助教(分類学・系統学)は日頃から野外調査に加え、「世界中のヒラムシを見つけたい」と、インターネットでも情報を集めている。2019年2月、三重県鳥羽市の鳥羽水族館のブログで、深海の沈木で発見されたという真っ白なヒラムシを見つけた。大矢助教は当時北海道大学の大学院生で、鳥羽水族館に頼んでこのヒラムシを北海道まで送ってもらい、標を作った。 観察した結果、ヒラムシの中でも世界で12種が報告されている「ペリケリス」という種類であることは分かったが、ペリケリスは派手な色味や模様がある種類も多い中で、今回は真っ白だった。深海域で発見されたのも初めてという。また、この種類に特有の目がなく、交接器の形状がこれまで報告さ

    まるで「白無垢」姿の新種のヒラムシを発見、深海に沈んだ木から
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    kamei_rio 2024/04/01
    "見た目の白さからラテン語で「雪のように白い」という意味を持つ「ニベア」を用いて、学名を「ペリケリスニベア(Pericelis nivea)」とした" ニベアフォーヒラムシ
  • 200年ぶりに大西洋でコククジラを目撃、「とんでもないこと」

    コククジラ(写真はメキシコ、バハカリフォルニア州の海を泳ぐメスとその子ども)は1700年代後半以降、捕鯨によって大西洋からはほぼ一掃されてしまった。(PHOTOGRAPH BY HIROYA MINAKUCHI/MINDEN PICTURE) 3月1日、調査のために米国マサチューセッツ州の沿岸を飛行しているとき、研究者たちは、予想すらしていなかったものを発見した。1頭のコククジラが、この種としては200年以上も目撃されていない場所で潜水し、浮上したのだ。 米ニューイングランド水族館の科学者たちは最初、眼下にいるのはセミクジラだと考えた。セミクジラはこの地域で絶滅の危機にあるため、定期的に監視されている。 しかし、しばらく時間をおいた後、もっとよく見ようと元の場所に戻って撮影すると、灰色の体には斑点があり、頭部は細長い三角形だとわかった。どちらもコククジラの特徴だ。 3月1日に目撃されたコク

    200年ぶりに大西洋でコククジラを目撃、「とんでもないこと」
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    kamei_rio 2024/03/15
    "北極圏の氷が解けたため、このコククジラは大西洋と太平洋を結ぶカナダの北の北西航路を通り抜けられたのだ" 環境の変化にはマイナスも多く、再び定着するにも長い年月がかかるだろうと
  • 「日本の水産物」中国向け消失も"輸出増加"のなぜ

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    「日本の水産物」中国向け消失も"輸出増加"のなぜ
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    kamei_rio 2024/03/06
    "輸出金額が増加したのは、輸出重点品目の真珠が456億円と92%大幅に増加したほか、ブリが15%増加して418億円、カツオ・マグロも27%増加して227億円" 輸出先は中国が減った代わりに香港が増えたと
  • 【動画】ホホジロザメをソロで狩るシャチ、初の報告、2分の早業

    ホホジロザメを仕留めて肝臓だけを取り出すシャチの「スターボード」。2分以内にすべてをやってのけるという信じられないパワーと戦略を披露した。(字幕は英語です) サメの肝臓を外科手術のように取り出すことですでに有名なシャチ(Orcinus orca)が、新たな技を隠していた。なんと、自然界で最も恐ろしい捕者のひとつであるホホジロザメ(Carcharodon carcharias)をシャチが単独で仕留めたという初めての科学的な報告が、2024年3月1日付で学術誌「African Journal of Marine Science」に掲載されたのだ。(参考記事:「【動画】サメの胸を正確無比に切り裂き、肝臓だけをべるシャチ」) その映像は2023年6月に、南アフリカのモーセル湾で撮影された。いつもはケープタウン近くで血縁関係のある「ポート」という名のシャチとともに狩りをする「スターボード」が、体

    【動画】ホホジロザメをソロで狩るシャチ、初の報告、2分の早業
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    kamei_rio 2024/03/05
    レイトウマグロの溜め斬りより速そう
  • まるで海の珍獣図鑑、16世紀の地図「カルタ・マリナ」とは

    オリジナルの「カルタ・マリナ」は125×170センチもの大作だった。当時のほかの地図とは異なり、地図製作者のオラウス・マグヌスが描き加えた海の生きものたちは、単なる装飾ではなかったという。(参考ギャラリー:「想像力が生みだした世界の怪物たち14点」)(MAP BY OLAUS MAGNUS) ノルウェー沖では、竜のような頭を持つ巨大なヘビが船に巻き付いている。フェロー諸島の近くには、とてつもなく大きな怪物が、尖ったくちばしでアザラシを捕らえているのが見える。そしてスコットランドの西側では、巨大なザリガニが手足をばたつかせる人間をはさみで持ち上げている。 これらの図は、1530年代末に製作された地図「カルタ・マリナ」に描かれているものだ。カルタ・マリナは、それから50年にわたって、ヨーロッパの海を研究する地図製作者、作家、学者らによって権威ある資料として重用された。現実に即していない部分があ

    まるで海の珍獣図鑑、16世紀の地図「カルタ・マリナ」とは
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    kamei_rio 2024/02/27
    "マグヌスが持つ権威と、印刷された言葉への尊敬の念とが相まって、荒唐無稽なクジラの描写さえも現実であるかのように思わせていたという" なるほど印刷への尊敬