インフラや航空宇宙など様々な事業に取り組むIHIが、燃焼しても二酸化炭素を排出しないアンモニア事業に力を入れている。脱炭素戦略の切り札になるのか。アンモニアの可能性についてIHIの井手博社長に聞いた。――I…
IHIは、東北大学、産業技術総合研究所とともに、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業(*1)/燃料アンモニアサプライチェーンの構築プロジェクト」に対し、液体アンモニア専焼ガスタービンの研究開発に関する事業に応募、採択を受けた。 アンモニア(NH3)は、炭素(C)を含まないことから、燃焼時にCO2を排出しない燃料として、既存発電設備で利用することが可能。また、肥料や化学製品の原料として既に広く利用されており、製造・輸送・貯蔵といった供給インフラ構築のノウハウが蓄積されていることから、早期に社会実装が可能で、カーボンニュートラルの実現に向けた有望なエネルギーと期待されている。 このたび採択された事業では、ガスタービンコジェネレーションシステム(*2)から温室効果ガス削減に向けて、2MW級ガスタービンにおいて液体アンモニア専焼(100%)技術を開発する
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
株式会社IHI(本社:東京都江東区,社長:満岡 次郎,以下「IHI」)は,防衛装備庁から受注し研究試作を行った,将来の戦闘機用を目指した推力15トン級ジェットエンジンのプロトタイプエンジン(以下「XF9-1」)を,瑞穂工場(東京都西多摩郡瑞穂町)において,本日,防衛装備庁航空装備研究所に納入しました。 XF9-1は,世界最先端のコンピュータシミュレーションを駆使した設計技術や,日本が世界に誇る材料技術・加工技術を随所に採り入れた戦闘機用エンジンのプロトタイプエンジンです。 IHIは,XF9-1の設計製造に先立ち,将来の戦闘機用エンジンを実現するための研究試作として,2010年度に防衛装備庁より「次世代エンジン主要構成要素の研究試作」を受注した後,世界最先端技術を取り入れた戦闘機用エンジンを提案し,圧縮機・燃焼器・高圧タービンの試作などの要素研究を実施しました。 続いて,IHIは,2013年
IHIは5月16日、アンモニア(NH3)を燃料として直接供給する固体酸化物型燃料電池(SOFC)システムを開発し、1kW級の発電に成功したと発表した。横浜事業所で実証実験を実施し、今年3月に実現した。 今後、長時間の連続運転による実証実験を実施し、業務・産業用途に向けてシステムの大型化に取り組んでいく。 燃料電池は、水素と酸素の化学反応から、直接、電力を取り出せる。しかし、普及には水素の運搬・貯蔵のコストが課題だった。アンモニアは、水素含有量の多さ、液化・運搬・貯蔵の容易さ、肥料や化学原料として流通しているため、輸送インフラが既に整っていることから、水素のエネルギーキャリアとして期待される。 今回、開発したSOFCシステムは、再生可能エネルギー由来の水素から製造したアンモニアを燃料とした場合、CO2排出量ゼロのクリーンな発電システムとなる。SOFCの運転温度域でアンモニアが水素と窒素に熱分
海の流れを利用して電気を起こす「海流発電」の実証実験が、鹿児島県のトカラ列島沖で行われ、黒潮を利用してタービンを回し、最大で30キロワットの発電に成功しました。 その結果、水深20メートルから50メートルの海中に沈められた実験機のタービンが黒潮の流れを受けて回転し、最大で30キロワットの発電に成功したということです。NEDOとIHIによりますと、本格的な実験機を使って、実際に海流を利用した発電に成功したのは、世界で初めてだということです。 IHI技術開発本部の長屋茂樹部長は「目標としていた黒潮での発電を達成した。口之島の沖合の海域は流れの強さや方向が安定しているので、実用化に向けて流れを詳細に調べていきたい」と話していました。 世界的にも強い海流とされる黒潮を利用すれば、太陽光発電より安定した発電ができると期待されていて、NEDOとIHIは今後、発電コストの検証などを行い、平成32年の実用
屋外で大量培養に成功=ジェット燃料用の藻−IHIとベンチャー 屋外で燃料用の藻の増殖に取り組んでいる試験プラント=横浜市(IHIネオジーアルジ提供) IHIの子会社でバイオ燃料の研究を手掛けるIHIネオジーアルジ(川崎市)は、油分を大量に含む藻を100平方メートル規模の屋外で安定培養することに成功した。従来の生産費は1リットル当たり約1000円だったが、品種改良などで約500円に低減した。ジェット燃料などに利用できるもので、原油を精製して作る場合の価格(100円程度)を下回るよう研究を進め、2020年までに代替品としての実用化を目指す。 同社は、IHIが11年にバイオテクノロジーのベンチャー「有限会社ジーン・アンド・ジーンテクノロジー」(大阪府吹田市)と「ネオ・モルガン研究所」(川崎市)とともに設立した。(2014/01/13-15:07)
開発中止となったGXロケットで手痛い損失を出したIHIが、新たに自社開発で液化天然ガス(LNG)を燃料に使用する10トン重(tf)級のエンジンの開発に乗り出している。 設計は徹底的に手堅く、なおかつGXロケット用のLNGエンジン「LE-8」よりもはるかに高い性能を目指す。世界的に見ても宇宙観光用「弾道飛行機」をはじめとした需要も見込める。課題は、民が出したやる気を削がないような、ひも付きでないサポートを国ができるかだ。 IHIが、メタンを主成分とするLNG燃料を使う新型ロケットエンジンの自社開発を始めた。推力は100キロニュートン(kN、1kN=約0.1tf)級でH-IIAロケット第2段LE-5Bエンジン(推力137.2kN=約14tf)とほぼ同クラスだ。 同社は、2009年に開発中止となった官民共同プロジェクト「GXロケット」の第2段用LNGエンジン「LE-8」を担当していた。LE-8は
IHIは,ケースなどにバラ積みの状態から複雑形状の部品を取り出す「三次元物体認識技術」を産業用ロボット向けに開発した(図)。レーザによる3次元計測と,新開発の認識アルゴリズムを利用することにより,表面に模様がなく輪郭がはっきりしないものでも形状を認識できるようになった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く