高知県安芸郡東洋町と徳島県海陽町を結ぶ阿佐海岸鉄道・阿佐東線(8・5キロ)に導入予定の線路と道路を走れる車両「デュアル・モード・ビークル(DMV)」が9日、同線宍喰駅(海陽町久保)で公開された。沿線で盛んなサーフィンをイメージし、青を基調にした愛称は「未来への波乗り」。阿佐鉄は2020年度から3台運行する計画で、残り2台は19年度中の完成を目指す。 DMVは阿佐東地域の活性化などを目的に徳島・高知両県や沿線自治体の関係者らでつくる協議会が総事業費10億円で導入を計画。鉄路は甲浦駅―JR四国牟岐線・阿波海南駅間の運行としている。...