講演資料が公開されました IIJのホームページで発表の資料をご覧頂けます。また、発表当日のTwitterの模様をtogetterでまとめています。こちらも合わせてご覧下さい。 IIJ Technical WEEK 2012 講演資料 1日目 Twitterまとめ 2日目 Twitterまとめ 3日目 Twitterまとめ IIJでは毎年この時期に、「IIJ Technical WEEK」と題してIIJのエンジニアが日頃の研究や実践を紹介するイベントを開催しています。企業のイベントというと、自社の新サービスや事例の紹介という印象がありますが、この「IIJ Technical WEEK」はちょっと毛色が違います。話をしているのはマーケティングの担当者ではなく、現場のエンジニア。話している内容にも商売っ気はなく、「こんな事やってるんだ。すごいだろー」という方向性。どっちかというと、IT系勉強会や
(※)このページで紹介している事項は記事初出時点の情報に基づいたものです。本ページはアーカイブとして掲載しています。 ツイート 2012年5月29日 IIJ-II技術研究所では、2009年の秋からMighttpd(mightyと読む)というWebサーバの開発を始め、オープンソースとして公開しています。この実装を通じて、マルチコアの性能を引き出しつつ、コードの簡潔性を保てるアーキテクチャにたどり着きました。ここでは、各アーキテクチャについて順を追って説明します。 ネイティブ・スレッド 伝統的なサーバは、スレッド・プログラミングという手法を用いています。このアーキテクチャでは、1つのコネクションを1つのプロセスかネイティブ・スレッドが処理します。 このアーキテクチャは、プロセスやネイティブ・スレッドを生成する方法で細分化できます。「プール」方式では、あらかじめ複数を起動しておきます。例としては
11月25日、「mobidec 2011」においてコナミデジタルエンタテインメントのスタジオITセンター長である正延光弘氏によるセッション「大ヒットSNSゲーム『ドラゴンコレクション』を支えるコナミのクラウド技術の活用」が行われました。 ドラゴンコレクションは、GREEで提供されている携帯電話向けのカードゲームタイプのRPG。プレイヤーは、エリアごとにある複数のクエストをクリアしていき、モンスターカードや「秘宝」を手に入れ、さらに「ドラゴンカード」を集めていきます。また、ほかのプレイヤーとバトルすることでも秘宝を入手できるというSNS要素も取り入れられていました。2010年9月のサービス開始後、順調にプレイヤー数を伸ばし、現在では登録人数が500万人を超えています。 サービス開始当初は社内でサーバを構築し、フロントエンドに6台のサーバ、バックエンドに3台のデータベースサーバ、そしてロードバ
インターネットイニシアティブ(IIJ)は4月5日、ウェブサーバの稼働状況に応じてアクセス先を自動的に振り分け、ウェブサイトの安定稼働を実現する「IIJ広域負荷分散サービス」を5月から提供することを発表した。初期費用が5万円。月額費用は基本機能が5万円、IPアドレス追加は5IPアドレスで1万円、カスタム監視は5項目で1万5000円となっている。 IIJが用意する負荷分散システムがウェブサーバを監視して、メインサーバがダウンした場合に、アクセス先を自動的に予備サーバに振り分ける。国外に設置してあるウェブサーバも監視できる。首都圏と関西など、物理的に離れたロケーション間で、手軽にバックアップサイトを運営できるという。 複数用意されたウェブサーバに対して、状況に応じて自動的にアクセスを分散させることができる。登録されたすべてのサーバに対して均等に振り分けるラウンドロビン方式、サーバごとに設定された
はじめまして 初めまして。IIJの堂前です。 突然ですが、先日リニューアルしたIIJ Technical Informationの番外編的なコーナーとして、blogを書くことになりました。一応IIJの公式コンテンツの一部ではありますが、blog形式と言うことで寄り道をしながら緩くやってゆきたいと思います。大体2週間に一度は記事を更新できるといいなぁと思いますが、少々ずれても温かい目で見て頂けると幸いです。 執筆者は当面私、堂前(どうまえ)が担当しますが、折に触れて他のスタッフにも執筆を依頼していきたいと考えています。 「90kW電気使いたいんだけど、できる?」 自己紹介代わりに、まずは一つ話題を。 現在私は「アプリケーションサービス部」というところに所属していますが、直前までは「データセンターサービス部」というところで外気冷却コンテナユニットによる次世代モジュール型エコ・データセンターの開
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IIJ 次世代モジュール型エコ・データセンター実験 先頭を切って公開された首藤さんの記事の公開を皮切りに、昨日公開されたあきみちさんの総まとめまで、皆さんいろいろな観点でまとめられた記事が公開され、IIJが実施している次世代モジュール型エコ・データセンター(通称コンテナDC)の話題がプチ盛り上がっています。 IIJ「次世代モジュール型エコ・データセンター見学会」に参加(首藤さん) 驟雨のカーネル探検隊(只今遭難中w: IIJ 次世代モジュール型エコ・データセンター 実証実験サイトでは300台のサーバが全てOpenBSDで動いている(キリッ(驟雨さん) Kernel Explorers: In IIJ's outside-air-cooled container based data center experiment facility, all 300 servers are runnin
大前提 ラック単位でデータセンタを借りているユーザには当面関係のない話です。仮想化されたホスティングサービスのユーザはちょっと関係あるかも。ウェブサービスの完全なユーザにも近い将来は少し関係してくるかもしれない話題。 そもそも何故コンテナデータセンターか Sunがコンテナ型データセンターを発表してから色々と注目が集まっているコンテナ型だけど、IIJは以下の2点 電力効率 設備投資の粒度 をメインにコンテナ型のデータセンタを作ることにしたのだそうだ。 電力効率 何故データセンターに空調が必要かと言うと、もちろん設置する機器を冷却しなければならないから。 温度・湿度上限は何となく理解できるが、実は環境条件には下限もある。湿度が低すぎると静電気による事故が増えるし温度が低すぎると可動部分のが潤滑剤が固着してしまうのだそうだ。環境条件には一般的にはASHRAEというアメリカの空調に関する団体が策定
技術フェチ日記 (2010年 8月) 先月, 来月 へ 一覧へ 首藤のページへ 2010/8/31 (火) つけめん あびすけ 元住吉店 (google) (日記8/24分)。 つけめん (大) 700円。 赤坂へ。 乃木坂駅からてくてく。 赤坂くまくら (google)。 お料理。 お話。 欧米では、今頃になって、これからは mobile content だ!ととても盛り上がっている。 仕事場を探す世界中の学生から見て、日本企業は目に入りもしない。 将来性がないから悪い、とかそういうこと以前に、目に入らない。 寿司職人事情。 (海外等で) 商売として寿司屋を開く場合、年配者は重しとして 1人いればよくて、あとは学校で握り方を覚えたばかりの人を並べればいい。 2010/8/30 (月) てっぺん家 (google) (日記8/26分)。 今日こそ、ねぎ油そば。 750円。 これももやし入り
IIJのMapReduce実装である「ddd」(Distributed Database Daemon)の話を聞いてきました。立ち話なのでごくさわりの部分だけでしたが、以下にメモしておきます。素人なので、理解が間違っていたらごめんなさい。 インターネットバックボーンのルーターの莫大なログを集計してトラフィックを解析するために開発 (emasaka注:元から散らばっているログを一箇所に集めずに集計できるので、MapReduce系に向いた用途か) GoogleのMapReduce論文を参考にフルスクラッチで実装 WinnyっぽいP2P技術も採用 Key-Value Storageによる分散ハッシュテーブル Amazon Dynamo? ノードを増やせばそれだけスケールするスケーラビリティ ノードが落ちてもほかのノードにもデータがある可用性 マスターがなくすべてのノードが完全に対等なP2P構成
インターネットイニシアティブ(IIJ)は2009年5月28日、クラウドコンピューティング・サービスに関する事業戦略を発表した。年内にストレージやアプリケーション実行環境といったコンピュータ資源をサービスとして提供する計画という。基盤技術として分散データ処理技術などを独自開発する。コンテナ型データセンターの採用も検討中という。 IIJが今回発表した独自の分散ファイルシステム「ddd(distributed database daemon)」は、米アマゾン・ドット・コムの「Amazon Dynamo」をモデルにしたキー・バリュー型データストアである。巨大なデータをピア・ツー・ピア(P2P)技術で連携する複数のノード(サーバー)に分散配置することで、データの入出力や検索を高速化できる。ノードを追加した分だけ処理性能が向上するのが特徴という。同社のテストでは「ファイアウオールのログ100Gバイトを
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