1960年代に幻覚剤のやマジックマッシュルームや LSD を摂取したロックミュージシャンが、幻覚症状の中で数々の名曲を生み出し、一大サイケデリック・ムーブメントが起きたことはよく知られている。そんな「幻覚剤が鬱(うつ)病治療に有効な可能性がある」との研究が発表されたのである。 ・幻覚剤が脳に与える影響を検証 幻覚剤の摂取後、脳がどのような影響を受けるか今まで知られていなかった。そこでインペリアル・カレッジ・ロンドン薬学部のロビン・カーハート=ハリス博士率いる研究チームが、被験者30人を対象に臨床実験を行った。 彼らは、マジックマッシュルームの実効成分であるプシロシビンを投与した被験者15人と偽薬を投与した15人のグループに分け、彼らの脳を fMRI(機能核磁気共鳴映像装置)でスキャンし、脳にどのような影響をおよぼすか検証した。 ・記憶や感情をつかさどる大脳辺縁系が活発に するとプシロシビン
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