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こころとブログと小説に関するlaislanopiraのブックマーク (7)

  • 私たちにアイドルの恋愛を許せる日は来るのか、朝井リョウ「武道館」を読んだ - それは恋とか愛とかの類ではなくて

    昨年夏、情熱大陸に朝井リョウさんが出演した時、その映像の中で乃木坂46を前にして朝井さんはアイドルを題材にした小説を書いていると語っていた。「桐島、部活やめるってよ」「何者」などで鋭い視点で現代の若者のリアルな姿を描き、ジリジリと読者の心に詰め寄りそして最終的に背後から止めを刺す、そんな見たくないものを無理矢理見せられる様な心地悪さが逆に癖になってしまうような作品が目立つ一方で、私は朝井さんの作品の中では「もういちど生まれる」や「少女は卒業しない」等の、温かくて優しい青春小説も好きだった。朝井さんがアイドルについて描く時、前者になるのか、後者になるのか。後者の雰囲気で丁寧に描かれるアイドルを読んでみたいという願いも僅かにありながらも、朝井さんの得意とするリアルさでアイドルを取り巻く現状が描かれることを強く望んでいた。 武道館 作者:朝井 リョウ文藝春秋Amazon主人公は、結成当時から武道

    私たちにアイドルの恋愛を許せる日は来るのか、朝井リョウ「武道館」を読んだ - それは恋とか愛とかの類ではなくて
  • 村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト

    期間限定サイト「村上さんのところ」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。 連日たくさんのアクセスをいただきました当サイトですが、2015年5月13日をもって、公開を終了させていただきました。当主の村上春樹さんは、しばしの休憩をとったあと、来の小説のお仕事に戻っていらっしゃいます(当主からの最後の挨拶はこちら)。 1月15日のオープン以来、119日間という限られた期間でしたが、読者のみなさまと村上さんとの交流はたいへん面白く、そして意義深いものとなりました。3万7465通のメールをお寄せいただいたみなさん、そして、最後までご愛読いただいたみなさんに、あらためて感謝を申し上げます。 なお、当サイト上での質問者のみなさまと村上さんとのやりとりは、編集の上、新潮社より出版されます。くわしくはこちらをご覧ください。 新潮社 チーム縁の下

    村上さんのところ/村上春樹 期間限定公式サイト
  • 俺TUEEE系作品の問題点をどう克服するか - アニメごろごろ

    ソードアート・オンライン (2) アインクラッド (電撃文庫) 作者: 川原礫,abec出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2009/08/10メディア: 文庫購入: 16人 クリック: 124回この商品を含むブログ (112件) を見る「SAO」や「魔法科高校の劣等生」等の主人公が圧倒的な力で敵を捻じ伏せる作品は俺TUEEE系と呼ばれています。理由はいまいち分かりませんが、少年漫画よりもライトノベルに対して使われます。 これの定義については主人公が弱くても敗北しなければ俺TUEEEだとする人もいますし、主人公の凄さを仲間達が持ち上げているものを指したり、主人公が強い作品の中でも自分の気に入らないものを侮蔑の意味を込めてそう呼んだり、チートハーレムがあるものをそう呼んだり、定義は曖昧で人によって違いはありますが、大凡最初に述べたもので通じているのではな

    俺TUEEE系作品の問題点をどう克服するか - アニメごろごろ
    laislanopira
    laislanopira 2014/02/27
    最強の主人公が出てくる話は大昔からあるけど、俺TUEEE系はその戦いの展開とか戦いの意味とか周囲の人との関係が薄いから馬鹿にされるのだろうか
  • 感想 - ヘッセ「車輪の下」 - grshbの日記

    今週末、11日(土曜日)にこの作品を肴に読書会をやります。 【告知】2014年1月11日(土曜日)にウェブ読書会やります - 読書会・映画会の成果報告ブログ(仮) 「事前に感想の記事を書いてみたら面白いんじゃね?」との事だったので、書いてみました。 あらすじ 天才的な才能を持ち育ったハンスという少年は、エリート養成学校である神学校に2位の成績で合格する。町中の人々から将来を嘱望されるものの、神学校の仲間と触れ合ううちに、勉学一筋に生きてきた自らの生き方に疑問を感じる。そして周囲の期待に応えるために自らの欲望を押し殺してきた果てに、ハンスの細い心身は疲弊していく。勉強に対するやる気を失い、ついに神学校を退学する。 その後機械工となり出直そうとするが、挫折感と、昔ともに学んだ同級生への劣等感から自暴自棄となり、慣れない酒に酔って川に落ち溺死する。車輪の下 (新潮文庫)作者: ヘルマンヘッ

    感想 - ヘッセ「車輪の下」 - grshbの日記
  • 現在のサブカルチャーにおける閉塞感とネット小説について。 | D・W・Wの暗黒ブログ伝説

    前々から感じていたことをまとめてみました。 一読していただけると幸いです。 1、近年のサブカルチャーにおける閉塞感について 近年、どうもサブカルチャー、特にライトノベルを中心とする、いわゆる低年齢層向け文学作品に、閉塞感を覚えているという人は少なくないかと思われます。 特に拙者はライトノベルとも関係性が強いネット創作に昔から関わっていることもあり、近年特に閉塞感を強く覚えていた一人であります。 しばらくこれについて考察していたのですが、考えがまとまったので、レビューしてみます。 なお、先に言っておきますが。 個人的には、必ずしもキャラクター重視主義が悪いとは思っていません。 2、閉塞感の正体とは 現在、サブカルチャーに置いて、二つの問題が猛威を振るっています。 一つは、孤独性。 外部の人間を一切寄せ付けない風潮がそれです。 これはいわゆる新しい文化が登場する時には、必ず発生する現象でありま

    現在のサブカルチャーにおける閉塞感とネット小説について。 | D・W・Wの暗黒ブログ伝説
  • 某アニメ作品にて、「わざと聞こえないふりをする事=突発性難聴または難聴」とネット上で揶揄されている事について。

    2013/7/25にて説明文訂正。 [このまとめの趣旨] 自分の身内(同居している家族)は突発性難聴を患っております。 ライトノベル原作のアニメ「僕は友達が少ない(はがない)」という作品を見て、「わざと聞こえないふりをしたから、突発性難聴(もしくは難聴)だ!!」とネット上(アフィまとめブログ、2chTwitter、ニコ動MADなど。)で揶揄(※)する人々がおり、自分は「物の例えだとしても、特定の病名を持ち出し揶揄する事」がどうしても許せません。 続きを読む

    某アニメ作品にて、「わざと聞こえないふりをする事=突発性難聴または難聴」とネット上で揶揄されている事について。
  • かけがえのない作家と再会し、かけがえない作家と別れた春 ―『星界の戦旗Ⅴ』『苺ましまろ7』の発売と殊能先生の訃報によせて― - レスター伯の限界

    ちょっと更新をさぼっていると新年度に突入してしまいました(挨拶)。 ちまちまと消化していたので、小ネタ的な更新はそれなりに出来そうでも年度末の忙しさもあり、なかなかモチベーションが湧かず放置していたのですが、三月末に「まさか新刊が出るとは...」というマイ・フェイバリットな作品が立て続けに出版されたので三月のオススメ作品として紹介します。 ①『星界の戦旗Ⅴ―宿命の調べ』 星界の戦旗V: 宿命の調べ (ハヤカワ文庫JA) 作者: 森岡浩之,赤井孝美出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/03/22メディア: 文庫 クリック: 19回この商品を含むブログ (19件) を見る 当に「まさか新作が出るとは...」「屋で実際に手にとるまで信じねえ...」と思ってた星界シリーズの新刊が遂に当に発売されました。長編としては8年強ぶり(気分的には10年ぶり)、最新の短編集である断章2巻からも

    かけがえのない作家と再会し、かけがえない作家と別れた春 ―『星界の戦旗Ⅴ』『苺ましまろ7』の発売と殊能先生の訃報によせて― - レスター伯の限界
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