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思想と文化戦争に関するlaislanopiraのブックマーク (12)

  • ジョセフ・ヒース「白人のマウント合戦:コフィ・ブライトの仮説を拡張する」(2023年8月25日)

    アメリカでは人種的正義を求める闘いに馳せ参じれば並外れた文化的名声を獲得できるため、世界中で模倣者を惹きつける傾向を生んでいる リーアム・コフィ・ブライトが『Journal of Political Philosophy(政治経済学ジャーナル)』に最近投稿した論文「白人のマウント合戦」での、アメリカの人種政治についての見解を大いに楽しませてもらった。まず最初に、この論文は査読の通過がほぼ不可能な形で執筆されているため、無事掲載されたこと自体に驚かされた。アカデミアにおける哲学論文は、査読者全ての怒りを鎮めることで、あたかも委員会によって書かれたように見えてしまう問題に悩まされている。さらに重要なのが、私見だが、アメリカ文化戦争に、ブライトのようなイデオロギー的に客観的なスタンスを示すことの極めての有用性である。 ハッキリ言っておくが、私はブライトの見解のほとんどに同意できない。しかし、彼

    ジョセフ・ヒース「白人のマウント合戦:コフィ・ブライトの仮説を拡張する」(2023年8月25日)
  • 人種差別なくす教育をめぐり分断深める米国

    米バージニア州リースバーグで、「批判的人種理論」を擁護する女性(中央)と反対する男性(右、2021年6月12日撮影)。(c)ANDREW CABALLERO-REYNOLDS / AFP 【7月2日 AFP】「学校を取り戻す用意はできている?」──活動家のパティ・メンダース(Patti Menders)さんが米東部バージニア州の集会で叫ぶ。米国で広がる反人種差別教育の結果、白人の子どもたちが自らを「迫害者」として見なしている、と訴える人々が結集した。 「イエス!」と数百人の参加者が一斉に答えた。首都ワシントン郊外のリースバーグ(Leesburg)で先月開かれたデモの標的は「批判的人種理論」。米国を分断する文化戦争の一大争点だ。 この理論は1970年代後期に米国の法学界に登場した考え方で、人種差別を法律や制度によって成り立っているシステムと捉え、個人的偏見のレベルでは論じない。 教師たちは教

    人種差別なくす教育をめぐり分断深める米国
  • 米国に亀裂広げる「カルチャーウォー」とは 失われた共通の価値観 | 毎日新聞

    米国では5月に起きた白人警官による黒人暴行死事件をきっかけに、人種差別や警察の暴力に抗議し、社会の変革を求める運動が続く。一方でトランプ大統領は支持基盤の保守層への配慮から、変革運動で撤去が求められている南北戦争の南軍の将軍像などを守る姿勢を強調し、11月の大統領選で再選を狙う。社会制度や歴史認識を巡る対立は「カルチャーウォー」(文化戦争)と呼ばれ、米社会の亀裂が広がっている。 NY市が撤去決めた元大統領の「人種差別」銅像 ニューヨーク市中心部マンハッタンのセントラルパーク前にある自然史博物館。入り口には第26代大統領セオドア・ルーズベルトの銅像が建つ。像はルーズベルトが馬に乗り、その両脇に先住民と黒人が付き従っている。博物館は「ブラック・ライブズ・マター」(BLM、黒人の命は大事だ)運動が広がっていた6月21日、この像を撤去するよう所有者の市に求めると発表した。 1940年に建てられた像

    米国に亀裂広げる「カルチャーウォー」とは 失われた共通の価値観 | 毎日新聞
  • 『リベラリズムはなぜ失敗したのか』(原書房) - 著者:パトリック・J・デニーン 翻訳:角 敦子 - 宇野 重規による解説 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    著者:パトリック・J・デニーン翻訳:角 敦子出版社:原書房装丁:単行(264ページ)発売日:2019-11-21 ISBN-10:4562057106 ISBN-13:978-4562057108 内容紹介: 多くの民主主義国家で不平等が拡大し、強権政治が台頭し、リベラリズムが機能不全となっている。注目の政治学者が政治、経済、教育テクノロジーといった様々な分野で見られる問題を検証し、失敗の原因と是正をさぐる。 ヨーロッパ各地の極右政党、トランプ大統領誕生、ブレグジット……リベラリズムとデモクラシーはもう終わりなのか? 2018年7月にオバマ元米国大統領がフェイスブックで称賛、いまもアメリカで話題を読んでいる政治学書が日でも先日翻訳出版された。政治学者・宇野重規による解説を公開する。 リベラリズムは死に体か?昨今、リベラリズムやデモクラシーの衰退を説くは多い。無理もないだろう。これま

    『リベラリズムはなぜ失敗したのか』(原書房) - 著者:パトリック・J・デニーン 翻訳:角 敦子 - 宇野 重規による解説 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
    laislanopira
    laislanopira 2020/01/07
    "伝統的な社会や組織から解放されたと思った個人は、実は国家と市場という、より大きな機構に自らの運命を委ねてしまっただけではないか。個人は自由になったのではなく、より脆弱になり、依存的になったのでは"
  • 「MeToo」VS.「ドヌーブ」があぶりだした米仏の「深い乖離」--西川恵

    米ハリウッドの大物プロデューサーのセクハラ問題を契機に、米国では「MeToo(私も)」運動が広がっているが、この運動に水を差すように、女優のカトリーヌ・ドヌーブをはじめ芸術家、編集者、ジャーナリストなど約100人の女性が、仏『ルモンド』紙に「しつこい誘いや不器用な口説きを、性犯罪と同一視するのは間違い」と公開書簡を発表した(抄訳は後掲)。これに対して欧米では賛否両論が沸き起こり、文化論争となっている。 この書簡に署名した女性は100人を超え、カトリーヌ・ミレー(作家)、サラー・シーシュ(作家、心理療養士)、ペギー・サストル(ジャーナリスト)、キャシー・アリウ(キュレーター)、グロリア・フリードマン(アーティスト)、ブリジット・ラーエ(ラジオ司会者で元ポルノ女優)ら、社会的に知られた名前が並ぶ。しかし何といっても、あのドヌーブが加わっていることが注目を引いた。 公開書簡は、米国でのゴールデン

    「MeToo」VS.「ドヌーブ」があぶりだした米仏の「深い乖離」--西川恵
  • 「思想的内戦状態」に突入した、アメリカの悲鳴(川崎 大助)

    トランプ大統領の就任以来、アメリカは確実に変わった。国外では北朝鮮からあからさまに挑発され、国内では「負け犬白人」たちと「それ以外の人々」との間で暴動が繰り広げられる。今後、アメリカは一体どこへ向かうのか? 作家の川崎大助氏が、アメリカは「文化的南北戦争」状態にあると分析しながら、実は同じような事態が日でも起こりうると警鐘を鳴らす――。 アメリカは思想的内戦状態 「ついに起きてしまった」――去る8月12日、米国ヴァージニア州シャーロッツヴィルで勃発した、人種偏見に満ちた極右のデモ隊と抗議者とのあいだに起きた衝突のニュースを目にして、思わずそうつぶやいてしまった人は、少なくないはずだ。底知れぬ深さを有する奈落の、黒々としたその入り口を目撃したように僕は感じた。 いまやアメリカは、全土が「思想的内戦状態」に突入した、と言っても過言ではない。その戦いとは、白人至上主義者、白人国家主義者、あるい

    「思想的内戦状態」に突入した、アメリカの悲鳴(川崎 大助)
  • Amazon.co.jp: アメリカ保守革命 (中公新書ラクレ 126): 中岡望: 本

    Amazon.co.jp: アメリカ保守革命 (中公新書ラクレ 126): 中岡望: 本
    laislanopira
    laislanopira 2010/10/29
    ニューディール連合のリベラルの前に死滅したかに見えた保守主義の再生とレーガン革命、その後の混迷/ 冷戦リベラル→ネオコンという対外積極思想
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  • ニッポンの反知性主義 - 【海難記】 Wrecked on the Sea

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

    ニッポンの反知性主義 - 【海難記】 Wrecked on the Sea
    laislanopira
    laislanopira 2008/08/01
    たたき上げ思想と反知識人主義"公共的なサービスやリソースが手薄になっていくなか、根本的に国家や社会への不信を土台にした、アメリカ的な「反知性主義」の思想に一定の需要があるのは当然かもしれない"
  • 中岡望の目からウロコのアメリカ » ウィリアム・バックリーと保守主義運動:なぜアメリカの保守主義は蹉跌したのか

    アメリカの保守主義は大きな転換点にあります。1950年代に始まった保守主義運動は1981年のレーガン政権の誕生で大きな成功を収めました。以降、アメリカは急速に保守主義路線を走ってきました。保守主義の思想を支えてきたのは、ラッセル・カークなどのアメリカの思想家とヨーロッパから亡命してきたハイエクやみーゼス、さらに自由主義者でマネタリストのフリードマンなど錚々とした経済学者などです。保守主義運動については拙著の『アメリカ保守主義革命』を参照してください。そして保守主義思想と政治と結びつける役割を果たしたのがウィリアム・F・バックリーJrでした。しかし、現在のアメリカの保守主義は理念を失い、迷走しているように見えます。2008年2月にバックリーは逝去しました。晩年の彼はブッシュ政権などの保守主義に批判的な立場を取っていました。彼の死は、アメリカの保守主義の蹉跌を意味するものかもしれません。大統領

    laislanopira
    laislanopira 2008/07/08
    大きな敵を失い、宗教右翼や孤立主義者が勢力を増し、憎しみに突き動かされる傲慢な人々が増えたことにより凋落の道へ
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