ふってわいたような師走の選挙。そもそもこの選挙は何のためなのか。私たちはどう向き合えばいいのか、考えた。 ■貧困のリアル、考える期間 荻上チキさん(評論家) 今月初め、首相官邸で消費増税について意見を言う機会がありました。内閣府から突然メールが届いたんです。点検会合を開くから来てくれ、と。私…
![(2014衆院選)何のための選挙か 荻上チキさん、ジェームス三木さん、五味太郎さん:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e78e9f68e270ee2a1856d37132e5b7ab0f84b033/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20141120000159_comm.jpg)
ふってわいたような師走の選挙。そもそもこの選挙は何のためなのか。私たちはどう向き合えばいいのか、考えた。 ■貧困のリアル、考える期間 荻上チキさん(評論家) 今月初め、首相官邸で消費増税について意見を言う機会がありました。内閣府から突然メールが届いたんです。点検会合を開くから来てくれ、と。私…
【撮影:初沢亜利】 ◆速報の瞬間 2014年11月16日。僕は「ヘリ基地建設に反対する辺野古区民の会」の事務所にいた。「区民の会」とは、普天間基地の受け入れに反対する辺野古・豊原・久志(くし)の3区の住民によって1997年1月に結成され、紆余曲折を経て2014年3月に解散した「ヘリポート建設阻止協議会」、通称「命を守る会」の後継組織である。受け入れ容認の立場にたつ辺野古区行政に異議申し立てを行うことを目的に、辺野古区民のみによる組織として2014年の4月に再出発した。辺野古区民に限定したのは、辺野古区民でなければ辺野古区行政に意見をいうことができないからだ。 事務所にいたのは、代表の西川征夫さんとその奥さん、区民の会のメンバー5名(全員が高齢者だ)、辺野古についての映像作品を撮影中の立命館大学の学生Y君、そして自分の9名。テレビをつけっぱなしにしながら、時計の針を気にしつつ、おいしいおでん
吉田証言 根拠にせず/河野談話 菅官房長官認める 菅義偉官房長官は3日の衆院予算委員会で、「慰安婦」問題で日本軍の関与と強制性を認め謝罪を表明した「河野官房長官談話」(1993年)の作成過程に関し、「吉田清治氏の証言は客観的事実と照らしてつじつまが合わなかった。他の証言者の証言と比較して信用性が低かったことから『河野談話』に反映されなかった」と述べ、「河野談話」が「吉田証言」なるものをまったく根拠にしていないことを認めました。民主党の辻元清美議員への答弁。 安倍晋三首相も「官房長官が答弁した通りだと思う」と述べました。菅氏は「『河野談話』の作成過程において、政府は吉田氏から聴き取り調査は行ったが、信用性が低かった」とも述べました。 辻元氏は、安倍首相がかつて、「河野談話」の根拠は吉田氏の証言によっていると発言していたことを指摘。これについて首相は、「河野談話」自体は強制連行の事実を認めてい
社会運動は「戸惑って」いるのか? あるいは、「失われたもの」をどのように取り戻すのか? 田村哲樹 政治学 / 政治理論 社会 #社会運動の戸惑い#男女共同参画政策#フェミニズム#バックラッシュ#ジェンダー・フリー 本書『社会運動の戸惑い ―― フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』(山口智美・斉藤正美・荻上チキ)は、2000年代前半に起こった、男女共同参画政策とフェミニズムに対する「バックラッシュ」と呼ばれた保守系反フェミニズム運動の「具体像」(341頁)を明らかにしようとするものである。 著者たちによれば、これまでの女性学・ジェンダー学の研究において、実際の保守運動の調査は行われておらず、そうであるがゆえに、「バックラッシュ」を担う人々について「当て推量」で論じられてきた。その結果、それらの人々は「自分たちとは著しく異なる他者」(44頁)だというイメージが形成されてきた。 これ
少しだけまとめてみました。 ちまたで少しづつ話題になっている「安倍内閣とネオナチ(在特会)との癒着」ですが それについての情報を多少まとめてみました。 特に酷い癒着(というより本人が既にネトウヨ@ネオナチに近い政治家)の政治家が 高市早苗・稲田朋美・山谷えり子・安倍晋三 辺りですが。以下順番に並べてみました。 高市早苗がヒトラー礼賛的な本に推薦文を書いたらしいのですな(こんな事言っていたらしい)。 http://lite-ra.com/2014/09/post-459.html >「説得できない有権者は抹殺」高市早苗推薦、自民党のヒトラー本が怖すぎる | |「何時推薦したのか」という疑問は以下に答えがあります。 ↓ https://twitter.com/TOKYO_DEMOCRACY/status/509665106221727744 https://twitter.com/cracjp
所謂「行動する保守」と称する事実上の差別を楽しむお馬鹿集団と政治家さんたちの過去の関係が続々と浮き彫りになり世間を賑わせてます。 在特会・元関西支部長の増木重夫、京都朝鮮学校襲撃事件や徳島教組襲撃事件、ロート製薬強要事件等々の主犯で、現在収監中の西村斉、荒巻靖彦らと一緒に写真に納まる山谷えり子国家公安委員長。 ネオナチ団体、国家社会主義労働者党代表の山田一成と写真に納まる高市早苗総務大臣と自民党・稲田朋美政調会長。 こんなのも出てきちゃいました。 在特会・元関西支部長の増木重夫と安倍晋三内閣総理大臣とのツーショット写真。 皆さん、言い訳に奔走中のようですが(安倍ちゃんはまだみたいですが)そんなことはひとまず置いといて。。。 昨夜(2014/09/18)TBSラジオで放送された「荻上チェキ・Session22 」で在特会メンバーと写真に納まった山谷えり子を取り上げてました。 内容は番組からの
戦争に隠された「震度7」 1944東南海地震・1945三河地震 著者:木村 玲欧 出版社:吉川弘文館 ジャンル:社会・時事・政治・行政 戦争に隠された「震度7」―1944東南海地震・1945三河地震 [著]木村玲欧 1944年の東南海地震、45年の三河地震。いずれも震度7相当の大きな揺れに襲われ、津波も発生し、多くの犠牲者を出した大災害だ。戦時下の日本。物資が少ない中での支援・復旧は容易ではなかった。だが、さらなる問題が被災地を襲う。この二つの災害は、政府及び報道機関によって「隠された」のだ。 死者・行方不明者がそれぞれ千人を超える大災害。だがいずれの場合も、翌日の新聞では「被害微小」と、事実と異なる報道がなされた。政府も報道機関も、被害状況は把握していた。にもかかわらず、戦力低下が国民や外国に知られることを恐れ、検閲の徹底を優先したのだ。 事前検閲が励行され、被害に関する数値は留保された
東京都議会での性差別野次問題。発言者は一応の謝罪会見を開き、都議会は「都議会の信頼回復に関する決議」を採択。議会においては「これにて幕引き」とされようとしているが、さまざまな論点を残す騒動となった。 重要な論点はいくつもある。政治活動の中ではどの程度ハラスメントが常態化しているのか。今後はどういった対策をとるべきか。こういった議論は、発言者の特定と処分とはまた別に、これからも具体的な議論が続けられなくてはならない。 そこで『週刊SPA!』内連載コーナー「週刊チキーーダ!」では、この件を受けて、23区区議会議員、東京都議、国会議員にFAXとメールでアンケートを実施。6月28日までに、女性議員65人、男性議員89人、計154人からの回答が集まった(うち、自民党は11人、非自民系が 135人、完全匿名 8人)。本連載担当・荻上チキが報告する。 まずは、アンケートの質問項目とその結果の報告だ。 ■
いや、先日のオリンピックにまつわる失言報道で、TBSラジオの書き起こし全文を読んだ感想なのだが。 森喜朗 元総理・東京五輪組織委員会会長の発言 書き起こし - 荻上チキ・Session-22 あともう皆ダメで、せめて浅田さんが出れば3回転半をすると、3回転半をする女性がいないというので、彼女が出て3回転半をすると、ひょっとすると3位になれるかもしれないという淡い気持ちでね。浅田さんを出したんですが。また見事にひっくり返っちゃいまして、結局、団体戦も惨敗を喫したという。 その傷が浅田さんに残ってたとしたら、ものすごくかわいそうな話なんですね。団体戦負けるとわかってる、団体戦に何も浅田さんを出して、恥かかせることなかったと思うんですよね。 浅田真央に対するコメントは、当初から一部で推測されていたとおり、なぐさめる気持ちがからまわりした感じではある。団体戦に出させるべきではなかったという自省を読
様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。 あなたもぜひこのセッションに参加してください。 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元総理が2月20日(木)に福岡市で行った講演での発言につきまして、TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」のニュースコーナーで言及した部分を、前後の文脈を含めて書き起しましたので、掲載致します。 『第262回「毎日・世論フォーラム」』より ■ソチオリンピック視察 森喜朗です。少し寝不足ですが私も。一昨昨日ですか、ソチから帰ってきたばかりでもあります。ソチというのは、とても良いとこです。しかし、足の回りが非常に悪いんですね。ロシアっていう国は
ウィキペディア「ホメオパシー」は偽情報を掲載する情報操作サイトです。そのホメオパシーに対する誹謗・中傷情報の垂れ流しのため、日本でも多くの方がホメオパシーを誤解してきました。これはとても残念なことです。そこで、書き換えられない事実に基づくフリー百科事典JPHMA版ウィキペディアをつくることにしました。今回は、その第一弾として、ウィキペディア「ホメオパシー」の真実について特集し、ホメオパシー新聞で公開します。 海外主要4ケ国語版・編集合戦で最も対立したキーワードは Jesus(イエス・キリスト)とhomeopathy(ホメオパシー) WIKIPEDIA 英語、独語、仏語、スペイン語版に取り上げられている320万のキーワード(タイトル)の中で最も編集合戦が対立したのは調査の結果、「イエス・キリスト」と「ホメオパシー」だったそうです。2013年7月13日のワシントンポスト電子版に「ウィキペディア
目次 1.「風俗で働く」若い女性に説教する婦人科医 2.風俗で働く若者への説教の弊害(社会的な問題) 3.自分を大切にできないこと(心理的な問題) 4.支援者こそが学ばなければならない 5.情報をアップデートすること 1.「風俗で働く」若い女性に説教する婦人科医 婦人科医の河野美代子が、風俗で働く(若い)女性たちへの警鐘を鳴らしている。河野さんによれば、性風俗店で働く若い女性たちは「あまりにも無防備」だという。近年は、簡単にセックスワークに従事できるようになり、性感染症にかかったり、望まない妊娠をしてしまったりして、婦人科を受診する。まだ高校生の子どもたちもいる。その子たちへ、河野さんは医者の立場から「こんな無防備なことをしていてはあなたの体がダメになってしまう」と説教するという。さらに、仕事中に殺されたセックスワーカーについてはこんな風に書く。 殺されてしまった女性もいます。警察に協力を
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