35年間、企業内及びフリーランスで翻訳・通訳(日英)をしてきた者です。AIには可能性と限界があると思っています。今、かなり良いところまで自動翻訳は進んできています、恐らく、日常会話程度のレベルなら、もう少しの進歩で実用化できると思われます。 しかし、企業の中で使われている翻訳のレベルは、日常のコミュニケーションとははるかに違います。契約書など、ほんの少しの表現の違いや条文の過不足で相手企業との間で交渉に齟齬をきたしたりスムーズにいったりします。いきなり翻訳者を目指すなどと職域の狭いことを志向するより、それら文章を支える企業活動の知識を広められることをお勧めします。 考えてみて欲しいのですが、AIが自動翻訳をした契約書、仕様書、プレゼンテーションその他もろもろの文書に、誰が責任を持つのですか。あくまで、責任者は人です。用語や表現に間違いがあれば、すぐに直す。誤解が生じているようなら、関係者に