違和感を感じざるを得ない。そう、「募金をコチラまでお持ちください!」と言っている『24時間テレビ』出演者たちに対してである。ボランティアや募金活動をどんどん牽引している人たちが給料やギャラをもらっているということは、本人たちはボランティアや募金を一般市民に推奨しておきながら、自分たちはボランティアではなく “金になる仕事” としてやっていることになる。事実、そうだ。 欧米のボランティアやチャリティー活動を推奨する番組では、出演者はもとより、放送しているテレビ局すら利益を求めずにボランティアに徹しているという。日本テレビの『24時間テレビ』も自社の利益を募金としてまわせば、どれだけ多くの人たちが助かることだろうか。 『24時間テレビ』では定番となっている100キロマラソン(タレントが100キロ前後を走るコーナー)で、感動した人たちも多くいることだろう。しかし、芸能事務所(もしくはタレント)に