【ロサンゼルス=藤えりか】米ネットセキュリティー対策大手マカフィーの創業者が、中米ベリーズで殺人事件の重要参考人となり、逃亡を続けている。国内で潜伏中とみられ、当局は行方を追っている。 米メディアによると、捜査当局は12日、ベリーズ北東部沖のアンバーグリス・キー島に住むジョン・マカフィー氏(67)に聴取に応じるよう求めた。隣に住む米国人男性(52)が10日、自宅で何者かに頭を撃たれ死亡しているのが見つかった事件があった。当局は11日、マカフィー氏の自宅を家宅捜索した。 その後マカフィー氏が電話で状況を説明した米IT誌ワイアードの記者によると、マカフィー氏は11日の家宅捜索中、自宅敷地内の砂の中に体をうずめ、呼吸ができるよう段ボールを頭にかぶせて、当局から身を隠した。同氏は無実を主張し、逃げているのは「見つかれば(当局に)殺されるから」とも話した。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただ