アドビは11月16日、漫画のセリフに特化したオリジナルフォント「貂明朝アンチック」をリリースした。Adobe IDさえあれば無料ユーザーでも「Adobe Fonts」から利用できるという。 漫画の吹き出しに古くから使われている、仮名が明朝体、漢字がゴシック体の「アンチック体」を採用。貂明朝アンチックでは、漢字に源ノ角ゴシック、仮名はコントラスト(水平・垂直方向の先の太さの差)を抑え、ゴシック体の漢字とマッチするようにデザインされたという。ウェイトは6種類用意されている。
Adobeが5月23日、生成AIモデル「Adobe Firefly」に、テキストを使って画像を追加・拡張・削除できる「ジェネレーティブ塗りつぶし」機能を追加。Photoshop(Beta)にベータ版の機能として搭載しました。実際に使ってみると、「以前から研究していたとはいえ、やっぱりAdobeが本気を出してくるとすごいな」という感想でした。 「消したり、足したり」30秒程度で まず試してみたのは、画像生成AI「Nijijjourney」で作ったいかにも生成が面倒くさそうなサイバーパンクの都市を題材にしたAI画像。画像サイズを横幅を1500ドットくらい広げた後に、生まれた空白を範囲選択して「ジェネレーティブ塗りつぶし」。すると適当に周囲の情報を読み、それっぽい形にイラストを広げてくれます。何もないものからよく作れるものです。 左がオリジナル画像のサイバーパンクの都市。右が左右のサイズを広げて
映画『シン・ウルトラマン』 | VFXと連携し映画制作の中心的役割を果たしたAdobe Premiere Pro Ⓒ2022「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©️円谷プロ 『シン・ゴジラ』の製作陣が再結集したエンターテインメント超大作『シン・ウルトラマン』が公開され、大ヒットを記録しています。企画・脚本の庵野秀明氏も編集を担当し、その編集作業を担う中心的なソフトウェアとしてAdobe Premiere Proが採用されました。 編集期間はコロナ禍によってポストプロダクション自体が停滞したことも含め、約2年半の長期間に及びました。その間には編集作業の分担が行われた期間もありウルトラマンと禍威獣との対戦シーン(以下、バトルパート)等を樋口監督がPremiere Proを自らの手で駆使して編集することもありました。そして、このどの期間においてもPremiere Proは編集作業の中心で稼働してき
TOP 特集 TVアニメ『映像研には手を出すな!』×Adobe Animateを活用したサイエンスSARU流アニメ制作術 日本でもいち早くFlash(現:Adobe Animate)を用いたアニメーション制作を導入してきた、湯浅政明氏率いるサイエンスSARU。今回は、NHK総合テレビで2020年1月5日(日)から放送が開始されるTVアニメ『映像研には手を出すな!』におけるデジタル作画事例を紹介する。また現在、同作とアドビ システムズとのスペシャルコラボコンテストも開催中だ。コンテストの詳細はこちら。 ※本記事は月刊「CGWORLD + digital video」vol. 257(2020年1月号)からの転載となります。 TEXT_野澤 慧 EDIT_斉藤美絵 / Mie Saito(CGWORLD)、山田桃子 / Momoko Yamada(CGWORLD) PHOTO_弘田 充 / M
米Adobe Systemsは11月7日、ロサンゼルスで開催された自社イベント「Adobe MAX 2019」で、製品に未実装の11の技術を集めた「SNEAKS」を披露。その中で、写真に写った顔が加工されたものかどうかを検知し、それを元に戻す「Project About Face」デモを行った。 読み込んだ写真ファイルから顔を検出し、機械学習によりその顔が加工されている可能性(probability of manipulation)をパーセンテージで表示。一定以上の比率になると、×印が付いて、加工されていると判断する。引き延ばし、歪み、ピクセルの脱落などから加工されたかどうかを決める仕組みだ。
私は ある出来事 をきっかけにAdobe製品をやめて他社の製品でWebデザインをしようと考えていました。 最初に考えていたのがPhotoshopの代わりにAffinity Photo、Illustratorの代わりにAffinity Designer、そしてAdobe XDの代わりにSketchまたはFigmaのようなプロトタイピングツールを使用しようと考えていました。 最初はこうしようと思っていた しかし、さまざまな可能性を試した結果、今までPhotoshopとIllustratorとAdobe XDの3つのアプリでおこなっていたことをたった1つのアプリで完結させることができ、しかもあらゆる作業をAdobe XD並みの速度でできる方法があるという事に気づきました。 たった1つのアプリで完結させることができるという事に気づいた ここ最近はたった1つのアプリでWebデザインを完結させるワーク
Webデザイン 「CS6以降のアプリがいつでもすべて使える」という売り文句のAdobe CCで過去のアプリが使えなくなった件 Monday, May 13th, 2019 この記事は、2019年に突然Adobe CCの過去バージョンが利用できなくなった件についてまとめた記事です。 このスクリーンショットはAdobe Creative Stationより。現在 記事は削除されています が、インターネットアーカイブ で見ることができます。 何が起きたのか 箇条書きでかいつまんで書くと以下のような感じです。 Adobe Photoshopのようなアプリケーションは毎年メジャーアップデートされ、たとえば2012年はCS6、2013年はCC、2014年はCC 2014のようなバージョン番号が付けられています。 Adobe CCは月額制のデザイン系アプリケーションが使い放題になるサービス月額サービスの
クリエイティブプラットフォームの「Creative Cloud」を展開するアドビだが、デザインに欠かせないフォントメーカーの顔も持っている。同社では、1997年にオリジナルフォント「小塚明朝」「小塚ゴシック」を世に出し、2017年には「源ノ角ゴシック」や「源ノ明朝」、2018年には「貂明朝」と次々にフォントをリリースしている。 特に、源ノ角ゴシックと源ノ明朝は、Open Typeフォントとしてグーグルと共同開発しており、1つのフォントで日本語、韓国語、中国語(簡体字、繁体字)をカバー。アドビでは「Source Han Sans」「Source Han serif」、グーグルでは「Noto Sans CJK」「Noto Serif CJK」として同一のフォントを無償を公開している。 これまで、各言語のフォントは似た字体(グリフ)でも微妙な差異があり、日本語、韓国語、繁体字、簡体字を混ぜてデザ
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