最近ちょっと気になるiterateeを勉強したので、日本語の解説を書いてみます。と言いつつ、大部分が The Monad.Reader Issue 16 *1 からの引用です。 はじめに Iterateeと呼ばれる新たなI/Oの抽象化手法が、最近にわかに広まりつつあります。既存のI/Oが抱える問題を解決するべくOleg Kiselyovによって2008年頃に提唱されたiterateeは、新しい高性能webフレームワークsnap *2 や、hyena *3 で利用されています。また、HackagDB上にて、iterateeパッケージ*4、およびiterateeを利用できる様々なパッケージ *5 *6 *7 *8 が公開されています。 しかし、ドキュメントの少なさなどからiterateeがどういうものなのかよく分からないという人も多いようです。そういうわけなので、iterateeを易しく解説し
筆者 shelarcy Haskellは,関数型プログラミングというジャンルに属する言語です。Haskellや関数型プログラミングを題材に物事を見ていくことで,今まで思いもよらなかったような未知の世界を知ることができるでしょう。 プログラミング言語を学ぶという行為には, 言語の基本的な文法や考え方を理解する 言語の文化圏で広く使われている考え方に親しんでその言語らしい書き方を習得する 単に言語を使ってできること以上の知恵を学ぶ の3段階があります。この連載では,三つ目の段階を目標に,Haskellプログラミングの世界を一つひとつ丁寧に紹介していきます。 更新は毎月第1水曜日(1月のみ第2水曜日)
本文書は次に掲げる URL で示される文書の部分的な邦訳です。 http://www.cs.uu.nl/people/daan/download/parsec/parsec.html Parsec, 高速なコンビネータパーサ Daan Leijen University of Utrecht Dept. of Computer Science PO.Box 80.089, 3508 TB Utrecht The Netherlands daan@cs.uu.nl, http://www.cs.uu.nl/~daan Parsec, 高速なコンビネータパーサ Daan Leijen University of Utrecht Dept. of Computer Science PO.Box 80.089, 3508 TB Utrecht The Netherlands daan@
Haskellでメール関連のサーバーを書いていて、いろいろ調べました。かなりがっかりな結果ですが、包み隠さず書きます。 forkIO forkIO でユーザースレッドを作ると、内部では select() を使います。select() はファイル記述子を 1024 までしか扱えないという壁があって、使い物になりません。(せめて poll() を使って欲しいなぁ。) 世の中には行儀が悪いクライアントが多く、コネクションをリセットします。すると、ハンドルが失われ、明示的に hClose できません。ですから、ソケットの開放は、ガベージコレクション任せとなります。結局、1024 個のソケットを簡単に使い切ってしまうということです。 追記:GHC のガベージコレクションは優秀で、ソケットはすぐに回収されることが分かりました。 forkOS forkOS ではカーネルスレッドを作ります。内部では pt
輪講で「Programming in Haskell」をようやく読み終えました。この本は、最高のHaskell入門書といって間違いないでしょう。 Programming in Haskell 作者: Professor Graham Hutton出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2007/01/18メディア: ペーパーバック購入: 2人 クリック: 67回この商品を含むブログ (22件) を見る 一緒に Haskell の本を何か読もうという話が、友達との間で出たとき、最初は「The Craft of Functional Programming」にしようかと思っていました。ただ、出版社の人から「Programming in Haskell」を勧められたことがあったので、二冊を友達に提示したところ、直感で「Programming in Has
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く