パワハラ?次期館長人事めぐり劇場の演目が大揺れ 舞台関係者ら「懸念」公演辞退も、京都 2020年2月23日 19:30 京都を代表する劇場「ロームシアター京都」(京都市左京区)の新館長に、京都市長が推薦した演出家の三浦基(もとい)さん(46)が4月に就任することに対して波紋が広がっている。三浦さんが代表を務める劇団「地点」(同市)の元劇団員がパワハラを受けたとして団体交渉を続けていることを巡り、劇団側はハラスメント行為があったことを全面否定。一方、19日にあったシアターの新年度ラインアップ発表では、複数の舞台関係者が「今回の人事の件で懸念があり、解決が見られない場合、(公演や催しの)延期・辞退の可能性がある」という異例の条件を付けたことが明らかになった。 「不十分な発表になることをご了承ください」。シアターの橋本裕介プログラムディレクターが新年度に向けた会見冒頭、苦渋の説明をした。来年1月