週刊ダイヤモンド編集部 【第11回】 2008年06月23日 グーグルも実践中! 「くそったれ社員」排除で収益向上 アメリカの人気教授が説く衝撃の組織経営論 パワハラ上司に、ゴマすり同僚、無気力部下…そんなアスホール(くそったれ社員=イヤな奴)は洋の東西を問わずどんな企業にもいるものだ。ただし、組織の宿命と思ってはいけない。グーグルなど勝ち組企業が、アスホール排除のルールを実践していることをご存知だろうか。スタンフォード大学の人気教授、サットン博士は、日本企業も同じ発想を持つべきと説く。(聞き手/ジャーナリスト 瀧口範子) どんな組織にもアスホール(くそったれ=イヤな奴)はいる。その振る舞いで、周囲の人間を落ちこませ、やる気をそぐような輩だ。 じつは、こうしたイヤな奴が企業に多大な損害を強いていることを読者諸賢はご存知だろうか。 ある試算によると、イヤな奴が1人存在することより当該
~ 専門家は語る~精神科医・名越康文氏【後編】~ JTの缶コーヒー「Roots」の駅貼りポスター「ルーツ飲んでゴー!」が話題になっている。 「部下を起こしたら逆切れされた。」 「話し合い、というか取り調べ。」 「部下のミスは、自分のミス。自分のミスは、自分のミス。」 上記のようなコピーに思わず噴き出してしまつつも、「ウンウン、わかる」とうなずいてしまった人も多いだろう。モデルの坂口憲二の「トホホ」な表情とあいまって、中堅ビジネスマンの悲哀が読み手の心にしみるのだ。 無理難題ばかり押し付けるくせに、いざというときは責任放棄する上司。文句言い放題の顧客。注意すると言い返してくる部下。今の世の中、どっちを向いてもクレーマーばかりだ。 「週刊ダイヤモンド」では2008年1月26日号で「恐怖のクレーマー」を第一特集に掲げた。保護者からのクレームで自殺に追い込まれる教師や、医療過誤を叫ぶ患
競争という害悪!? 2007年11月 6日 コメント: トラックバック (0) (これまでの 飯田泰之の「ソーシャル・サイエンス・ハック!」はこちら。) 誰もが自分自身の満足を最大にしようとして行動しています。こと企業に関しては、これは非常にクリアな行動方針といって良いでしょう。無数の企業がより多くの利潤を獲得しようとして行動する。そこで生じるのが競争です。今回は競争の恐ろしい性質について考えたいと思います。 ■譲れないラインへの競争 製品を製造販売する企業について考えてみましょう。製品を1コ追加で製造するのに1万円かかるとします[*1]。経済学者風に言うとこの財の限界費用が1万円というわけ。ここで、この製品がせいぜい5000円でしか売れないとしたらどうでしょう。追加で1コつくるのに1万円かかるのに、それを販売しても5000円の収入しか得られない……こんな馬鹿な商売をやってはいられません。
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