一定期間更新がないため広告を表示しています
一定期間更新がないため広告を表示しています
監督:羽住英一郎 出演;瑛太、田中麗奈 公式サイト これ、実際に見ないかぎりとうてい信じられないような物語。そういうわけなんでネタバレします。 嫌な人は読まないでください。 さて、瑛太が演じているのはモーグルの元ワールドカップ選手だったが、ジャンプの失敗で大怪我を負って以来競技を離れてゲレンデで当たり屋をやってい る山猿雪猿。彼の住む桃山村は村おこしのために氷ブロックでチャペルを建て、「ホワイトウェディング」として売り出そうとしている。ホワイ トウェディング第一号としてやってきたのが田中麗奈。スキーマニアの婚約者が申しこんだというのだが、自分は雪を見るのもはじめて。えっちらおっちら下手 くそな練習してるところを瑛太に目をつけられ、個人レッスンを受けることになる。 さて、そんなある日、白馬の山頂からスキーで滑りたいと思った瑛太は、バズーカ砲(!)を取り出して向かいの山に向けて射撃する。表層雪
気がむいた週の木曜日更新ポッドキャスト『町山智浩のアメリカ映画特電』、 今週はコーエン兄弟の新作『ノーカントリー』について話しています。 http://www.eigahiho.com/podcast.html http://www.eigahiho.com/image/machi/44s.jpg 『ノーカントリー』は、コーマック・マッカーシーの小説『血と暴力の国』の映画化。 1980年のテキサス、麻薬ギャング同士が仲間割れで全滅した場所に偶然出くわしたベトナム帰還兵モス(ジョシュ・ブローリン)は、麻薬の代金200万ドルが入ったケースを持ち逃げする。愛する妻に楽をさせてやりたいという想いで。 彼を追うのは、謎の男シュガー(ハヴィエル・バルデム)。 シュガーは屠畜用の圧搾空気銃とサイレンサー付きショットガンで、モスを追う途中で出会った人間を片っ端から無意味に殺していく。 彼らの虐殺の旅路をさ
以前から観よう観ようと思いつつ、どうしても洋画優先になってしまい後回しになっていた映画。こないだ何気にレンタル屋で目についたので借りてみた。 うん、これは良い映画。吉田秋生の原作は読んでいないので、そちらとの比較はできないが。女子高の創立記念日の恒例行事である『櫻の園』の上演が行われるまでの演劇部の部員達の朝の数時間を描いた映画であり、「幕が上がるまで」ものの一つなのだけど(そんな分類あんのか?)、創立記念日に上演されるという一回性と、演劇部の部員である女子高生達のかけがえのない(とこの映画を観ると思うわけだ)一回性が見事に重なり、美しい記憶として残る映画になっている。 何より女子高生役の人たちの演技が皆自然なのが素晴らしい。多分そうした演技を根気良く引き出したのだと思うけど、彼女達を丁寧に追う適度な長回しを多用したカメラワークもあわせて演出が丁寧。どこまで意識したのかは分からないが、原作
映画の第二世紀は青山真治をもって始まる。劇場映画デビュー作『Helpless』(1996年)の予告篇で蓮實重彦のそんな言葉が大きく映し出されたときは、この戦略家ならではの大げさな誇張に辟易したものだ。不明を恥じねばならない。現に映画の21世紀は青山真治の『EUREKA』をもって始まったのである。 物語自体は寓話的と言っていいほど単純だ。1992年。福岡県で起こったバスジャック事件で、6人の乗客と犯人が死に*[2]、運転手(沢井)と通学途中のロー・ティーンの兄妹(直樹と梢)だけが生き残るが、沢井はやがて出奔し、兄妹は自閉と失語に陥る。2年後。沢井は家に戻り、土方として働き始める。他方、兄妹は、母が出奔し、父が交通事故で死んで、二人きりで暮らすようになる。たまたまそのことを知った沢井は、兄妹の家に住み込み、そこに兄妹の従兄の秋彦*[3]も加わって、奇妙な共同生活が始まる。だが、それが安定するこ
25 Best Movies You've Never Seen 隠れた傑作映画を選んでみたというところだろうが、個人的にはピンとくるリストではなかった。つまり、どれも観たことがない(笑) ただし、1位に選ばれている Falling Down は、ワタシも自信をもってお勧めできる。 以前にも書いたが、マイケル・ダグラス演じる主役に感情移入できないにもかかわらず、彼の暴走にブラックな壮快感を覚えるユニーク、というか妙な映画である。 ちょうどワーナーがこれを含む廉価版 DVD のセールを行っていて、600円台で買えまっせ。 フォーリング・ダウン [DVD] 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ発売日: 2007/06/08メディア: DVDこの商品を含むブログ (4件) を見る
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く