日本ユニシスは2009年5月27日、SaaSを運用する上で必要となる各種基盤機能を事業者向けに提供するサービス「SaaSプラットフォーム・サービス」を開始した。ユーザー認証機能やセキュリティ機能などをSaaSアプリケーションに組み込める。月額料金は16万円から。 SaaSアプリケーションに組み込める機能は、ウイルス対策機能やシングルサインオン機能、基幹系システムとの連係機能、課金・決済機能などである。2009年秋には、SaaSアプリケーションを新規に開発するための開発・評価ツールも提供する予定。 ホスティングサービスの利用事業者向けに提供する。別途ホスティングの料金が必要となる。料金体系としては、エンドユーザー数に応じて課金する「ユーザーライセンス」に加えて、SaaSアプリケーションが稼働するサーバーのプロセッサ数に応じて課金する「CPUライセンス」も用意する。
HOYAグループのシステム開発会社HOYAサービスは2009年5月8日、SaaS基盤上で眼鏡販売店向け顧客管理システムを構築したと発表した。富士通が08年2月から提供しているSaaS基盤「SaaSプラットフォームサービス」を利用する。HOYAサービスはシステム基盤のバージョンアップや障害対応、運用業務を富士通に委託し、顧客向けサービスの拡充に注力する。サービスは今月、提供開始した。 HOYAサービスが構築した顧客管理システムは「メガ顧客」。名前、年齢、性別などの顧客情報に加えて視力測定結果や購入した眼鏡のレンズ度数、フレームの履歴などの情報を登録・保管できる。顧客データベースは富士通のデータセンターに置くので、眼鏡販売店でのバックアップは不要となる。顧客データへの不正アクセスを防ぐため、登録したパソコン端末でしかログインできない仕組みをHOYAサービスが用意した。 HOYAサービスは198
企業でクラウドが広がるためには"サービスの信頼度"が一つの大きな要素であることは、前回も触れたように言うまでもないことかと思います。サービスの信頼度と言えば、多くの人はSLA(Service Level Agreement)を思い出すでしょう。またSLAの要素でもある、99.9%といったようなサービスの稼働率が典型的な信頼の指標となったりします。 ユーザーの立場から言えば企業のITシステムの一部、ないしは土台となるサービスには厳しいSLAを契約で結ぶことでリスクを減らすのが、今までのオンプレミス(自社運用)からクラウドに移るための必要条件である、と考えるのは当然かもしれません。 オルタナブロガー林さんも紹介しているように、総務省と経済産業省が絡んで、それぞれでSaaSのSLAに関わるガイドラインを出しています。これらはベンダーには一定のSLAの確立を促し、ユーザーにはサービスを評価する視点
Salesforce LIVE 2008 講演資料ダウンロード 各セッションのタイトルをクリックするとPDFをダウンロードいただけます ※セッションタイトルにリンクがないものはダウンロードいただけませんのでご了承ください。
NTTコミュニケーションズとNTTデータは次世代ネットワーク(NGN)の利用を促す新サービスとしてグループ企業の技術を融合し、SaaS型で提供する。 NGNは回線ごとに利用者を特定することができるセキュリティの高い高速回線であるという特徴がある。今回のSaaS事業ではこの特徴を生かし情報流出などのリスクを回避しながら利便性を高めることができるという。 同サービスはNTTコムとNTTデータそれぞれSaaS関連のシステムを構築することで、投資の重複をなくし、顧客企業が高度なサービスを受けられるようにすることが目的だ。 具体的にはNTTコムの持つ料金回収代行や他者通信網との相互接続機能、そしてNTTデータの個人認証、電子決済等の機能を連携させて運営する。 現在、国内のSaaS市場は400億円でまだまだ発展途上段階、しかし2012年には20倍の8000億円近く成長するという予測もある。今年に入りK
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く