いかにして手間をかけず、美味しいものを作るか。スーパーの惣菜コーナーより美味しければ良しとする、中年独身男のノンフライヤー生活実験も最終回を迎えました。 使い込むうちに、ノンフライヤーはから揚げ調理器ではない、という当たり前のことを実感するようになります。特に低温調理に威力を発揮するわけで、お肉なんかは、おおむね低温調理のほうが筋繊維が柔らかくジューシーで美味しいです。 難点はいくつかありました。まず発煙。 これは、一人分の食材を調理する程度なら、そんなに出ません。加えて調理ごとにバスケットの手入れをすれば完璧です。煙が出るのは、脂肪を含む食材を高温で大量に加熱した場合か、バスケットの底部に滴り落ちた脂肪がたまっている場合です。 もうひとつの難点は、水溶きタイプのから揚げ粉は、ノンフライヤーのバスケットの網にこびりついてしまうことでした。 が、これには解決策があります。トンカツを作る要領で