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渡辺竜王5連覇、初代「永世竜王」に 将棋竜王戦第7局2008年12月18日20時18分印刷ソーシャルブックマーク 渡辺明竜王 将棋の第21期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催)の第7局は17、18の両日、山形県天童市で指され、渡辺明竜王(24)が挑戦者の羽生善治名人(38)=棋聖、王座、王将=に140手で勝ち、4勝3敗で竜王位を防衛した。竜王戦で初の5連覇を達成し、初代「永世竜王」の資格を手にした。3連敗後の4連勝も将棋界で初めて。同じく永世竜王を取れば将棋全タイトルの永世七冠だった羽生名人は、あと1勝が届かなかった。 渡辺竜王は東京都葛飾区出身。04年に森内俊之九段(38)を破って初タイトルの竜王を獲得し、4連覇中に木村一基八段(35)、佐藤康光棋王(39)を次々と倒してきた。今回、羽生名人にも勝ったことで、「羽生世代」を代表する棋士をすべて倒したことになる。 今シリーズは、出だしから3連敗
午後4時45分、終局間近との情報で、私は対局室に入った。そして午後6時15分の終局まで、あまりの緊迫感に嘔吐を催したために10分だけ控え室に戻ったが、それ以外はずっと両対局者を見つめていた。 「負けました」 渡辺竜王が投了する前の数手、「△6七銀で勝利を確信した」と対局後に語った羽生名人のそれから三手の指し手は、最後までふるえることはなかった。 ずっとリアルタイムでお伝えしてきたように、控え室では「かなりの名局だ」と感動が渦巻いていた。にもかかわらず、感想戦での渡辺竜王は、「ぜんぜんダメな将棋だった」と反省ばかりを繰り返したのだ。 それに私は驚愕した。羽生名人は、渡辺をいたわるような雰囲気を醸し出し「そんなことはないでしょ、こうやったらどうだった?」といった発言を、感想戦が終わるまで繰り返した。 厳しい勝負を終えたわずか数分後に、羽生は「やさしい先輩」という雰囲気になった。 一言で言えば、
藤井聡太竜王に伊藤匠七段が挑戦する 第36期竜王戦七番勝負第4局が、11月10・11日(金・土)に北海道小樽市の「銀鱗荘」にて行われ、藤井竜王が129手で伊藤七段に勝ち、対戦成績を4勝0敗として、竜王位を防衛しました。 藤井の竜王獲得は3期連続通算3期です。 棋譜中継ページは、読売新聞オンラインで棋譜を更新いたしております。 また、これまで竜王戦対局のブログ記事は、「竜王戦中継plus」で行っておりましたが、第35期竜王戦七番勝負よりブログ記事の掲載は、読売新聞オンラインで掲載することになりました。竜王戦中継plusについては、暫くの期間残存しますが、記事の更新は行いませんので、ご了解ください。 第36期七番勝負の模様は、読売新聞オンラインでお楽しみください。
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