元木さんは上宮高校時代、甲子園でアイドル級の人気を誇ったことで知られる。巨人でプレーした現役時代は、隠し球や併殺崩しなどトリックプレーを持ち味としていた。ドラマでは三重大会決勝で、主人公の南雲(鈴木亮平)が率いる越山と対戦する伊賀商業の監督役として出演した。
元木さんは上宮高校時代、甲子園でアイドル級の人気を誇ったことで知られる。巨人でプレーした現役時代は、隠し球や併殺崩しなどトリックプレーを持ち味としていた。ドラマでは三重大会決勝で、主人公の南雲(鈴木亮平)が率いる越山と対戦する伊賀商業の監督役として出演した。
アメリカでぶち当たったアイデンティティの壁 結局、社会人野球でも彼は「金潤熙」を名乗った。実業団の新人研修に参加した同期生には、のちプロに進む選手も多く参加していた。彼らが、希望球団や契約金の話をする中、その輪に入ろうとすると、コーチから「お前には関係ない」と腰を折られるような台詞が投げかけられた。その言葉の裏に、自身の韓国名があることを金森は感じた。 「今はもう国籍も変えたので、正真正銘日本人です。でも、私はずっと自分をそう思っていましたよ。韓国に住んだこともないし。サッカーだってどっちを応援するかって聞かれたら、そりゃ日本を応援しますよ。選手も知らないし、韓国にほとんど思い入れはないですから。韓国の国歌だって知りません」 金森は、自身のルーツについて興味がない。韓国籍であるのは、本貫地が現在の韓国の領域に入っているからで、両親が政治的なポリシーをもっているのかどうかさえ知らない。本貫地
指定された喫茶店に現れたその男は杖をついていた。車の運転には支障がないと笑うが、その姿を見て、彼がかつて「メジャーリーガー候補生」だったと思う者はいないだろう。その男、金森潤熙(じゅんき)は四半世紀前、アメリカの土を踏み、マイナーリーグのプロスペクトとして活躍していた。 「エースで4番」田舎の天才野球少年の挫折 愛媛県宇和島市で生まれ育った彼が野球に出会ったのは、小学校に上がる前後のことだという。7つ年上の長兄から渡されたカラーバットを一振りすると、打球は左中間方向に飛んでいき、公園のフェンスを越えていった。 この頃、1970年代の日本にあって、野球は圧倒的な人気を誇っていた。多くの少年がそうであったように、金森少年もテレビのブラウン管から流れる巨人戦の主役であった王貞治に憧れを抱くようになった。「世界のホームラン王」の背中は遥か遠くにあるに違いないのだが、白球を追いかけていくうちにその背
2023年3月27日、杉谷拳士が自身のYouTubeチャンネルを更新し、本格的に活動を始めることについて報告した。 杉谷拳士は、北海道日本ハムファイターズに所属していた元プロ野球選手。持ち前のトークスキルや人に愛されるキャラクターが魅力の人物で、引退後も複数のバラエティ番組に出演するなど、大きな活躍を見せている。日本中を沸かせたWBCでは、優勝後の会見で元チームメイトの大谷翔平選手に自分のことを覚えているか質問するが、塩対応でイジられてしまい話題を呼んでいた。 杉谷拳士は2023年3月17日に、YouTubeチャンネルを開設して初めての動画を投稿。全国の卒業生にお祝いと応援のメッセージを送っていた。今回の動画では、自身のYouTube活動を本格的にスタートすることを公表している。今後は、挑戦企画としてさまざまな国のスポーツ文化に触れて情報を発信し、可能性を示していきたいとのこと。動画内では
令和4(2022)年1月10日、『ドカベン』(’72年)や『あぶさん』(’73年)、『野球狂の詩(うた)』(’72年)などの、いわゆる“野球漫画”の大ヒットシリーズで有名な漫画家、水島新司先生が肺炎で亡くなった。享年82歳だった。 『ドカベン』では、高校どころか中学野球(しかも柔道部時代のエピソードから!)から始まり、キャラクターたちのプロ入り後以降まで。『あぶさん』では、主人公のあぶさんこと景浦安武選手の現役期間37年もの現役生活を、40年以上の長期連載で描いた。『野球狂の詩』では岩田鉄五郎選手を筆頭に“野球狂”たちの野球愛と人生を描き、こちらも長期連載に。“野球”というワンジャンルで幾つも長期連載を抱えた、世界的に見ても唯一無二の作家だった。
学生野球資格回復研修を経た元プロ野球選手の監督としては初の甲子園優勝 一言で表すならば「縁の下の力持ち」。現役選手から指導者になっても変わらない姿勢だった。中谷仁監督が率いる智弁和歌山は第103回全国高等学校野球選手権大会で優勝。学生野球資格回復研修を経た元プロ野球選手の監督として初の優勝という偉業を成し遂げた。この礎には相手を一番に思う姿勢と一流に磨かれた感性がある。【楢崎豊】 甲子園がまた自分を成長させてくれた。智弁和歌山2年時の1996年選抜で準優勝。1997年は強打の捕手として、夏の甲子園を制した。中谷監督は1998年ドラフト1位で阪神に入団後、楽天、巨人で2012年までプレーした捕手だった。プロ初本塁打も2009年、楽天時代の阪神戦。甲子園球場だった。 そして今夏、指導者として踏んだグラウンドで優勝を飾った。 「甲子園を目指せない苦しい去年を経て、選手たちが真摯に努力してきた結果
イチロー氏、指導した智弁和歌山Vに「見事でした。おめでとう」 祝福コメント寄せる イチロー 2021.08.29 Twitter Facebook LINEにおくる Bookmark 昨年12月に非常勤コーチとして智弁和歌山ナインを3日間指導 第103回全国高校野球選手権の決勝が29日、阪神甲子園球場で行われ、智弁和歌山(和歌山)が9-2で智弁学園(奈良)に勝利し21年ぶり3度目の優勝を果たした。昨年に智弁和歌山ナインを指導したイチロー氏(マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)は、所属事務所を通じて祝福コメントを寄せた。全文は以下の通り。 「初めて智弁和歌山高校のグラウンドを訪れたとき、本気で日本一を目指しているチームだと感じました。そのために厳しい練習を重ね、悔しい思いもしてきたと思います。選抜に出場できなかったどん底から頂点まで這い上がってきたこと、なんとなくではなく本気で目指
筆者は、近所の学校のグラウンドや、町の軟式野球場で行われている小学生の野球の試合を時折、観に行く。小学生の野球競技人口は激減しているので最近、試合数はかなり減っている印象がある。 試合前の練習を見れば、そのチームが強いか弱いかはすぐにわかる。弱いチームはキャッチボールやノックでもボールが手につかないし、低学年と思しき小さな子も参加している。女子選手がいるのは最近では当たり前で、女子のほうが上手なことも多い。 弱いチームを「足でかき回す」戦い方 試合が始まると、強いチームはすぐに出塁する。出塁すると、走者は監督の「いけ!」の指示でどんどん走る。捕手は二塁に送球するが、アウトになることはない。それどころか二塁手が後逸して走者がそのまま帰ってくることもある。 投手は走者が出ると、ただでさえも悪い制球がさらに悪くなり、歩かせることも多い。ゴロを打たせても野手がちゃんと捕球できず、どんどん走者が塁に
東京六大学野球は明治時代発祥の「早慶戦」の流れをくむ日本最古の大学リーグだ。プロ野球ができる前は、日本のトップリーグとして野球界をリードしてきた。今もアマチュア野球の最高峰の1つだ。 この東京六大学の法政大学で、1966年から1969年まで投手として活躍した山中正竹氏は歴代最多の48勝13敗の記録を残した(2位は同じ法政大の江川卓の47勝12敗)。大学の1年先輩には田淵幸一(阪神、西武)、山本浩二(広島)、同期には江本孟紀(東映、南海、阪神)などのスター選手がいる。 山中氏は大学卒業後は社会人野球の住友金属でプレー。引退後は住友金属監督、ソウル、バルセロナオリンピック野球日本代表監督、法政大学監督(工学部教授)などを歴任。2016年には野球殿堂に選出された。2018年には日本のアマチュア野球の統括団体である全日本野球協会(BFJ)の会長に就任した。 2020年11月、BFJはU12世代の指
大谷 球宴は先発投手&「1番・DH」で出場「予想していなかった 光栄」 先発は95年野茂以来2人目 大リーグのオールスター両リーグ監督会見が12日(日本時間13日未明)に行われ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)がア・リーグの先発で登板することが発表され、打順は「1番・DH」として発表された。ア・リーグを率いるレイズのケビン・キャッシュ監督は大谷の起用について投打の「二刀流」で出場できるよう、指名打者制を解除しなくて済む特別ルールが適用されると説明した。 日本選手の先発登板は95年のナ・リーグの野茂英雄(ドジャース)以来、2人目。大谷はファン投票で指名打者として1位で選出。さらに選手間投票では先発投手で選ばれた。史上初の投打同時選出を果たし、投打の「二刀流」でプレーすることが決まっている。今季は投手で4勝1敗、防御率3・49。打者で打率2割7分9厘、33本塁打、70打点、12盗塁。 http
大谷翔平、初回同点二塁打も六回2死満塁の三振を反省「主軸としては一本ほしかった」 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が日米通算50勝、メジャー1年目の18年に並ぶ自己最多タイの4勝目。チームは貯金1となった。 「2番・投手」で6登板連続、今季10度目の投打同時出場。今季最長タイの7回、89球を投げて5安打2失点、4奪三振、無四球の好投。打撃成績は4打数1安打1打点だった。 大谷は「初回に関しては良かったと思うんですけど、2アウト満塁のところで、主軸としてはあそこで一本ほしかった」と反省点を挙げた。 https://www.daily.co.jp/mlb/2021/07/07/0014480093.shtml?pg=2 これは大問題ですよ…
20MLB、ロサンゼルス・エンゼルス対ヒューストン・アストロズ。3回に球団史上最多の通算300号となる2点本塁打を放つロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト(2020年9月5日撮影)。(c)AFP 【9月6日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)のマイク・トラウト(Mike Trout)が、5日のヒューストン・アストロズ(Houston Astros)戦で球団史上最多となる通算300号本塁打を放ち、ティム・サーモン(Tim Salmon)氏の記録を更新した。 トラウトは7回制で行われたダブルヘッダー1試合目の3回、カウント2-1から相手の先発右腕ブランドン・ビーラック(Brandon Bielak)の速球をたたいて2点本塁打とした。球団新記録をつくるとともに、トラウトはこれで今季の本塁打数をリーグ単独トップの15本としている。
アンケートに答えた選手の平均年齢は23.5歳で、平均在籍年数は3.6年、2018年時点での平均年俸は887.6万円で中央値は700万円である。不安の内訳の1位は収入面で73.7%、2位が進路面で67.9%、3位が野球を離れることによるやりがいの喪失で8.3%だ(複数回答可)。 プロアスリートにとって、現役選手でいられる期間は短い。プロ野球選手の平均在籍期間は9年で、引退時の平均年齢は29歳。大卒の社会人であれば7年目に入り、いよいよ本格的に会社の中で戦力になろうかという時期である。同じとき、プロ野球選手は戦力外という通告を受けるのだ。 しかし、そのこと自体は大きな問題ではない。プロの世界に入った時点で、いつクビになってもいいという覚悟は決まっているうえに、プロとはそういう世界である。問題なのは、幼少期から20年以上にわたり競技に人生のすべてを懸けてきた若者にとって、競技以外の世界が彼らにと
つば九郎オフィシャルブログ「つば九郎ひと言日記」Powered by Ameba つば九郎オフィシャルブログ「つば九郎ひと言日記」Powered by Ameba きのう、なかなかねむれなった。 いけやまさん、かわさきさん、みやもとさん・・・らいんしました。 いけやまさんから、これみてみ~!っとぱちりがとどきました。 めちゃめちゃいいぱちりです! かつのりくんの、せるふぱちりからの~のむら1もんですね! みんなえみふるです。 ことしのあきも、ゆうしょうほうこくかいでこのぱちりみたかったな・・・。 そして、ふとおもったこと、、、。 かつのりくんげんきだしてほしい。 2ねんで、たいせつな、だいすきなりょうしんをうしなったかなしみは、おさっしします。 さいきんは、のむらかんとくのそばに、いつもかつのりくんがいたね。 しゅんききゃんぷちゅう、いそがしいところに・・・。 えがおのにあうかつのりくん。
1961年10月、日本シリーズ前の練習で談笑する巨人・長嶋茂雄選手(右)と南海・野村克也選手=大阪球場 元プロ野球楽天などで監督を務めた野村克也氏が11日、死去した。野村氏がヤクルト、阪神監督時代に名勝負を繰り広げた巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(83)が同日、球団を通じてコメントを発表した。全文は以下の通り。 ◇ 「驚いた。テレビのニュース速報で、訃報を知ったが、一瞬、言葉を失った。なぜならノムさんとは、3週間前に行われた『金田さんのお別れの会』で顔を合わせたばかりだったから。久しぶりに2人で2、3分間ぐらい会話しただろうか。その時のノムさんの言葉が忘れられない。『おい、頑張ってるか。オレはまだ生きてるぞ。まだまだ頑張るぞ』。だから私も『お互い頑張ろう』と話したばかりだった。まだ現役だった1963年、ノムさん、稲尾、王の4人でイタリア、フランスなどを巡るヨーロッパ旅行に出掛けたことがある。観
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く