この記事は、武蔵野 Advent Calendar 2017 の14日目の記事です。 昨今のSDNブームに便乗して、これまでのSDN動向をまとめてみました。 @hichiharaさんの「SDN 温故知新」のSDN続編として、お楽しみください。 あくまでも、私のこれまでの経験(主観)に基づいた回顧録なので、「あの技術が入っていないんだけど!」とか、多々、コメントがあるかもしれませんが、何卒、ご容赦お願いします。 m(_ _)m ペコリ ■ SDN黎明期 この時期から、ICT業界では、OpenFlowなる技術が、注目されるようになりました。 当時は、"SDN/OpenFlow"という用語ばかりが先行し、具体的な実装ユースケースにお目にかかることができず、情報収集に苦労した思い出があります。 (1) OpenFlowのブーム到来 [2011年頃 〜] □ 当時の回顧録 OpenFlowの情報収
SDN は Software Defined Networking の略称で、ネットワークをソフトウェアで定義するもの全般を指す概念です。これだけだと本当に幅広い意味に取れるので、スイッチに SSH で入ってコマンドを叩くプログラムも SDN だし、そうなると当然 TeraTerm マクロでスイッチの設定するものも SDN です、と言い張れるわけですが、この記事では OpenFlow プロトコルの登場から現在までのネットワーク周りのソフトウェアを中心とした話題を取り上げます。 OpenFlow OpenFlow は 2008 年にスタンフォード大学の学生の研究から生まれたもので、従来のコントロールプレーンとデータプレーンを同じ物理スイッチ上で動作させていたモデルから、コントロールプレーンを切り出し、このコントロールプレーンを実装したコントローラからデータプレーンを提供する複数のスイッチを集
OpenFlowという技術をご存じだろうか。ソフトウエアでネットワークの構成や設定を変更するSDN(Software-Defined Networking)という考え方で中心的な役割を果たしている技術だ。OpenFlowを利用することで、WebブラウザーやIP電話、ビデオ会議といったアプリケーションの違いを判断して、ネットワーク経路の変更や回線種別の切り替え、帯域制御などを自動的に行うといった柔軟な機能を実現できる。 OpenFlowの特徴は、データ転送を行うハードウエア(データプレーン)とそれを制御するソフトウエア(コントロールプレーン)が明確に分離されていることだ。従来のレイヤー2(L2)スイッチなどのネットワーク機器では、これらの機能は同じ機器の中に一体で組み込まれていた。これに対し、OpenFlowでデータプレーンを担当するOpenFlowスイッチはデータ転送機能だけを持つ。このス
by Hiroki Ide 2013/8/26 Open vSwitch のカーネルモジュールがLinux 3.3 からkernel のメインラインにマージされ 標準的に使用されるようになってきました。 既存のLinux Bridge を置き換えるように使われており 特にLinuxをホストとしたKVMなどの仮想化を考える上では無視できない存在となっていると思います。 今回は前回の構成のままで、Open vSwitch のパフォーマンスを見てみたいと思います (Server A から Server B へ負荷掛け)。 ※マシンのスペック CPU : Intel Xeon L5640 12-thread NIC : Broadcom NetXtreme II BCM5709 Open vSwitchには主要なコンポーネントとして、以下が存在します。 ユーザー空間で動作 ・ovs-vswitc
by Hiroki Ide 2013/7/18 仮想化全盛の今日において、足枷となっていたネットワークをプログラマブルに制御できるという事で 「SDN」というキーワードが注目を浴びています。 その「SDN」を具体化する1つの技術要素である OpenFlow の動作検証を行いましたので 簡単にご紹介させて頂きます。 動作の確認は、以下の必要最低限の環境で行いました。 OS:Ubuntu 13.04 スイッチ:Open vSwitch 1.10.0 コントローラー:Ryu 2.1 1.基本動作 OpenFlow スイッチは単体でも動作可能ですが、OpenFlow コントローラーと接続する事で コントローラー側からの一元管理が可能となります。 コントローラーとの接続はデフォルトでTCP port 6633 で行い この際にスイッチ、コントローラー間でサポートしているOpenFlow のバージョン
Lagopus.org Whois Lookup Why are these ads here? Renew Your Domain Name Now Bid On This Domain Name Now Related Searches: High Speed Internet Migraine Pain Relief Top Smart Phones Cheap Air Tickets Contact Lens © 1995-2017 by Register.com ™, Disclaimer and DMCA Notice. Trademark Free Notice Privacy Policy|Do Not Sell or Share My Personal Information
皆さん、こんにちは! NCLCの大芝 大(ひろし)です。 ここでは、OpenFlowを使ったアプリケーション開発について、色々書込みをして行きます。 まずは最初の1回目なので、テーマを決めたいな、と思います。 そこで普段使っているOSSのフレームワークである、以下2つをベースに書かせて頂きます。 ・ Trema (RubyベースのOpenFlowコントローラフレームワーク) ・ Ryu (PythonベースのOpenFlowコントローラフレームワーク) 使っているフレームワークは、ほかにVNCというJavaベースのフレームワークもあるのですが、これはOSSではないので、皆さんが触りやすいこの2つをベースにしていきます! どちらも中々に奥深く、色々な利点があります。 (個人的な好みだけで言ったら、Tremaの方が私は好きですね!) そこで、まずはざっくりとそれぞれのコントローラについ
OpenFlow勉強会その1 #nwstudy 分科会 : ATND 行ってきたのでまたメモを出すよ。いつもの通り、間違いがあるとか、それ違うよっていうのがある可能性は多々あるので、その辺はコメントなり @stereocat なりで教えてください。直します。 以降、敬称略です。 [追記] 02/12 OpenFlow勉強会その1 #nwstudy 分科会の振り返りなど - るとるのぶろぐ Openflow概要の概要 はじめに(石光) アンケート アプリ開発したことある? 大半がしたことあるで挙手 OpenFlowへの関わり ほとんど初心者 コントローラとか作ってる人も数人(5−6人くらい?) OpenFlow概要の概要(石光) アプリとネットワークの違い アプリ開発 アプリはコーディングすればどうにかなる ネットワークエンジニアへ プロトコル(約束事)の世界、何でも自由になるわけではない。
Install and Verify After you have downloaded the appropriate software and VM images, make sure that each column item (X server, Virtualization software, and SSH terminal) is installed and working for your platform, and that the VM image loads and runs correctly for your configuration. Set up Virtual Machine Import Virtual Machine Image If you downloaded the .ovf image, Start up VirtualBox, then
ミドクラの MidoNet は OpenFlow とは異なる志向で設計されている、とは感じられるのだけれど、そのアーキテクチャについては余り情報が出ていない模様。 ざっと調べてみた。 2013.3 : 掲載 [1] MIDOKURA’S MIDONET: A LAYER 2-4 VIRTUAL NETWORK SOLUTION http://blog.ioshints.info/2012/08/midokuras-midonet-layer-2-4-virtual.html ミドクラの Dan (CTO) と Ben (CSO) との取材に基づくアーキテクチャ解説 (2012.8 投稿) [2] Mind blowing L2-L4 Network Virtualization by Midokura MidoNet http://viethip.com/2012/10/08/mind-b
Summary Lagopus switchの性能測定を試しにやってみましょう。 まずは究極に単純なフロー(左から入ったら右へ、右から入ったら左へ)を入れて、およそ限界と考えられる性能を確認します。 構成図 こういう感じでひとつお願いします。 接続している試験ポートは、いずれも Intel EXPI9402PT によるものです。ちょっと古いんだよねぇ。 動作環境 試験機側は 以前作った試験機 と一緒。 あと、Lagopus switchを動作させるPCも、上記のマシンとシステムHDDの容量を除いて同一構成(C2550D4I + 16GMem(SMD-16G28ECP-16KL-D DDR3-1600) + Intel EXPI9402PT)で、 OSはubuntu 14.04.1 amd64を使います。 Lagopusとryuのインストール方法は、いずれも前の記事と同様です。違うのはハード
家でネットワークの勉強をするとなるとそれなりの投資が必要でしたが、 これから自宅でもがりがり勉強ができそうですね。ありがたや。 自分もやってみたので手順なんかを書いてみます。 ちなみにOpenFlowとはなんぞや、という人にはこの辺の資料が分かりやすいです。 SDN時代の開発よもやま話 – OpenFlowとTrema OpenFlow フレームワークの選びかた コントローラはいくつか種類が出ているものの、現状Tremaの一人勝ちのようなので 自分もTremaをインストールしてみました。 ■1.コントローラの準備 ■2.スイッチの準備(BUFFALO WHR-G301N) ■3.動作確認 ■4.BUFFALO WHR-G301Nのファームを戻す ■1.コントローラの準備 仮想でもなんでもいいのでLinuxを用意しましょう。 最近はみなさんUbuntuでやってるみたいなので、自分もVirtu
At IEEE INFOCOM 2016, we co-organized an exciting 1st innovation challenge panel / pitchfest, where innovators from both academia and industry pitched/presented their entrepreneurial ideas that are original, business-worthy and technically groundbreaking in the area of networking and communications. We were privileged to have the […] On the southbound, OpenDaylight has support for both NETCONF and
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く