外来で若い患者さんからワクチン三回目の問い合わせが大変に増えているが、主に重症化した患者が入る病棟を見ている医師から見たワクチンの効果について書いておく。
新型コロナウイルスに感染し、症状が軽症だったとしても、深刻な出血や最悪の場合には死に至る血栓症を引き起こすリスクが感染から数カ月経っても高いことが、スウェーデンの研究調査で報告された。 新型コロナ感染後の血栓症リスクは知られているが、そのリスクが続く期間やリスクを抑える方法についてはあまり明確に分かっていなかった。研究者らは、スウェーデンで2020年2月から21年5月までに感染した100万人と感染しなかった400万人との医療記録を比較した。 コロナ感染の方が血栓症リスクはるかに高い、ワクチン接種よりも 陽性が確認されてから2カ月後も出血がある確率は比較的高く、感染から70日間は脚の深部に血栓症を発症する重大なリスクがあるという。血栓が肺に運ばれて血管が詰まり、死に至ることもある肺塞栓症のリスクは感染から約4カ月間では著しく高かったことも報告された。報告書は英医療誌BMJに掲載された。 研究
日本集中治療医学会はこのほど、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)小児患者の重症・中等症例の発生状況を調査した中間集計結果(簡易版、詳細版)をまとめ、日本小児科学会会員向けに公開した。小児でも呼吸窮迫症状がないにもかかわらず低酸素血症が進行する例が報告され、迅速な入院・転院の判断、酸素投与を要する事例もあるとして、各地域の小児科専門医に対し小児集中治療室(PICU)の専門医との医療連携体制の早急な構築を要請する文書を昨日(9月14日)、同学会の公式サイトに掲載した。 重症・中等症例増加も、死亡例の報告なし 日本集中治療医学会の小児集中治療委員会は、COVID-19に関連した小児の重症・中等症例の発生状況を把握するため、小児集中治療連絡協議会と日本小児科学会に対し協力を要請。中間集計結果と症例に関する議論を行った。 その結果、同委員会は「COVID-19小児患者では重症・中等症例が増
Neurological involvement in the respiratory manifestations of COVID-19 patients pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33582654/ 2021年2月14日 要旨 重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の特異的な特徴は、現在の生物学的知見に挑戦している。2020年2月の早い段階で、SARS-CoV-2は他の多くのコロナウイルスと同様の神経侵襲性を有する可能性があることを示唆した。それ以来、様々な神経学的症状がSARS-CoV-2感染と関連しており、それは神経画像検査および/または脳脊髄液検査で一部の患者で支持された。現在までに,COVID-19患者の脳に関する剖検研究がPubMed/MEDLINEで少なくとも27件検索でき,その
新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいる。重症化や発症を防ぐ効果があるのは間違いないが、一方では深刻な副反応を危惧する声があるのも事実。ワクチン投与によって作られる「スパイクタンパク質」が副反応で表れるさまざまな症状に関係している可能性が報告されていることからも、とりわけ子供への接種は慎重に考える必要がある。東邦大学名誉教授で循環器専門医の東丸貴信氏に聞いた。 現在、日本で接種が進んでいる新型コロナウイルスワクチンは、ファイザー社製、モデルナ社製とも「mRNAワクチン」という新しいタイプで、ヒトの体内に「スパイクタンパク質」を産生させる遺伝子(mRNA)を投与する。スパイクタンパク質とは、新型コロナウイルスの表面にある突起状の構造を持つタンパク質で、ヒトの細胞に侵入するときに使われる。ウイルスはまずスパイクタンパク質をヒトの細胞膜上にあるACE2受容体に結合させ、宿主側のプロテアーゼと
ワクチン接種後、鼻粘膜分泌液(鼻水?)の抗コロナ抗体を測定した研究のプレプリント。これが「感染予防」の決め手? 左図のAがシノバック、Dがファイザー社ワクチンの結果で(緑がIgA、赤がIgG)、見ての通りファイザーのみで誘導。ただ… https://t.co/TAUOt6zMfa
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